英雄伝説~光と闇の軌跡~(碧篇)
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エピローグ(特務支援課陣営)
<正義の継承者> ロイド・バニングス
”ゼムリアの敵クロイス家の騒乱”から半年後”特務支援課”は解散した。”特務支援課”解散後はキーアを引き取ってルファディエルやギレゼルと共にマンションで暮らし始め、捜査一課の捜査官として配属される。様々な事件を解決し続けるロイドは、6年後一課の捜査官たちを率いるリーダーとなり、若くしてクロスベル警察を支える大黒柱の一人になり、昇格した事を境に自分に想いを寄せ続けているエリィを含めた多くの女性達と結婚し、最終的にはクロスベル警察局長に就任する。なおエリィを含めた多くの女性達と結婚し、多くの麗しい女性達と結婚した事で男性達にとって嫉妬の対象であるロイドにとって一番の恐怖は一番目の妻であるエリィの怒りであり、生涯尻に敷かれつつ、幸せな家庭を築いた。また、子供達は全員ロイド程ではないが、ロイドの性格を受け継いでいた為、その事に危機感を抱いたエリィ達はロイドのような”危険人物”にさせない為にもしっかりと教育したという………
<魔都の白い花> エリィ・マクダエル
”特務支援課”解散後クロスベル警察を退職し、クロスベル帝国政府の役人へと転職し、後に帝都となったクロスベルの知事に就任した。ロイドと結婚後、結婚した女性の数も考えたセティ達の手によって改装された実家のマクダエル家にて共同生活を送り、幸せな家庭を築いた。なお、他の女性達とは比べ物にならないくらいロイドと何度も愛し合い、その結果産んだ子供の数は全員で5人となり、ロイドの一番目の妻として互いを支え合った………
<漆麗の翼> ティオ・プラトー
”特務支援課”解散後もエプスタイン財団の一員として帝都クロスベルの支部で働き続け、時折新型の魔導杖や新たに開発された導力技術兵器―――自動浮遊射撃機のテスト要員としてクロスベル警察や遊撃士協会に一時的に所属したりする事もあった。後に帝都クロスベル支部の導力ネット開発部の責任者となる。20歳になるとエリィ達と共に想いを寄せていたロイドと結婚、更に2年後双子の女児と男児を出産。産まれて来た双子には自分のように翼は生えていなかったが、母親がその身に秘めている膨大な魔力は受け継ぎ、ゼムリア大陸でも指折りの魔術師へと成長する……………
<赤き戦神> ランディ・オルランド
”特務支援課”解散後ギュランドロス達の勧誘により、クロスベル帝国軍に入隊し、入隊早々部隊長を任せられ、最終的に帝都防衛部隊司令へと就任し、更に自分の過去を知っていながらも全て受け入れて自分に想いを寄せ続けるミレイユと結婚した。ヴァイスの計画によって建てられた娼館に毎回楽しそうな表情で通い続けていたランディだったがミレイユと恋人同士になった後、ある日娼館に向かおうとした所、ミレイユが待ち構えていた為その場で土下座して謝罪し、泣きじゃくるミレイユに2度と通わない事を誓い、その日を境に娼館に通う所かナンパも止めてミレイユを大切にし、ランディの変貌ぶりに周囲の人物達を驚かせた。また、”戦鬼”ガルムスに直々に鍛えられた事によって更に成長し、ゼムリア大陸でも指折りの武将”赤き戦神”の異名でゼムリア大陸にその名を轟かせる事となる………
<神狼> ツァイト
”特務支援課”解散後同じ眷属である古竜レグナートのようにどこかに去ると思われていたが、マインツに住む狼達のリーダーへと戻り、クロスベルの行く末を見守り、たまに山を降りてロイド達に顔を見せたりしていた。なお、ロイド達や警官達、刑事達が逃亡した事件の犯人を追っている所を自分が颯爽と現れて捕まえてお手柄を立てて、美味しい所だけ奪って行くのは相変わらずであったという……………
<叡智の守護天使> ルファディエル
”特務支援課”解散後ロイドと共に捜査一課に配属となると共にダドリーと同じ捜査一課の捜査官を率いる立場となり、後に警察副局長に就任する。策略で犯人を嵌めて捕える所は相変わらずだが、ルファディエルの推理によって未然に防がれた犯罪事件も多かった。後にエリィ達と共にロイドと結婚し、ロイドが局長を引退すると周りの希望の声もあって警察局長に就任、クロスベル警察を率いる立場としてクロスベル帝国を守り続けた。なお、ロイドと結婚後に産み、母親の容姿を受け継ぐ二人の女児は姉妹揃ってクロスベル帝国軍の美しき智将としてゼムリア大陸にその名を轟かせる事となる………………
<義の堕天使> ギレゼル
”特務支援課”解散後も相変わらずロイドを守り続け、ロイドの相棒として多くの事件解決に貢献した。そしてロイドの死後は各地を放浪して興味を持った人物の味方をしていた……………
<穢れなき大天使> メヒーシャ
”特務支援課”解散後も相変わらずエリィを守り続けていたが、ルファディエルやエリィに背中を押されて密かに隠していた自分の想いをロイドに告白して結ばれた後、エリィ達と共にロイドと結婚した。結婚後子供の数にも恵まれ、3人の女児に恵まれた。なお、エリィの死後はエリィの希望によってエリィの姉イリーナと契約し、イリーナを傍で守り続けた…………
<歴戦の将軍天使> ラグタス
<銀紫の死神> エルンスト
”特務支援課”解散後も相変わらずそれぞれの契約者を守り続けていた。エルンストはランディと共に戦場を駆け巡り、ゼムリア大陸に”死神エルンスト”の名を轟かせ………エルンストの姿を見た戦場の敵兵達を恐怖や絶望に陥らせて背中を向けて逃亡する者まで現れる程恐れられた。ラグタスはティオのもう一人の”父”として見守り続けた。なおティオがロイドと共にクロスベルに残る時の理由を説明する為の時、クロスベルに残る時の理由を説明する時はティオの両親の前で一発殴り飛ばして自分が見張る事を説明し、さらに結婚の報告をする時はティオの父と共に一発ロイドを殴り飛ばした。そしてそれぞれの契約者の死後二人はウィルの勧誘によってユイドラに来る事となり、それぞれ天使や闇夜の眷属の部隊を率いる部隊長に就任し、王国となったユイドラを守る双盾にして双牙として活躍した。なお、二人が率いる部隊の名はかつてそれぞれが率いていた同じ部隊――――”懲罰部隊”と”大蛮族”の名であったという……………
<時空の輪魔神> ラテンニール
ティオが寿命で死ぬまでティオを守り続け、ティオの死後は各地を放浪していたが幸か不幸か放浪の身となった事を知り、自分を従えに来たリフィアと戦闘の末、敗北してリフィアによって使い魔にされてこき使われる事となり、その様子を同じ使い魔であるディアーネは同情の視線で見つめていた。”魔神”二柱による守護は余りにも強力であり、リフィアとディアーネと共に戦場に向かうだけで戦況が大きく変わると言われるほど恐れられていた………………
<零の御子> キーア
”ゼムリアの敵クロイス家の騒乱”後IBCを吸収したクロスベル帝国からはキーアを利用したクロイス家の賠償金として、メンフィル帝国からは結果的にイリーナとシルフィアを復活させた事やメンフィル帝国を栄えさせたきっかけを作った謝礼金として一生遊んで暮らしても使い切れない程の途方もないお金が支払われたが、ロイド達と相談した結果一人立ちするまでの教育費、生活費だけを受け取り、残りのお金は全てクロスベル帝国に住む人々の為に寄付した。そして心の中で罪の意識を持っていたキーアは16歳になるとイーリュン教に入信するシズクと共にイーリュン教に入信してシスターとなり、各地を廻って人々の傷や心を癒した。キーアの笑顔は周りの暗かった雰囲気を明るくし、多くの人々はキーアの笑顔に救われ、後に”ゼムリア六大聖女”の一人――――”太陽の聖女”として称えられた。なお、キーアがイーリュン教のシスターとして一人立ちする時、ロイド達から旅立ちの餞別としてロイドとロイドと結婚した女性達全員にとっての”長女”―――――”キーア・バニングス”の名を貰い、ロイドから『いつでも帰っておいで、キーアは俺達にとって大切な家族で、ここがキーアの家だ』と伝えられた。人造人間である自分に帰る場所と家族を与えてくれた事にキーアは嬉し涙を流しながらロイドに抱きついて大声で泣きじゃくり、その事が決定的となり、ロイドに恋心を持つようになる。そして20歳になると、歴史の流れを守る為や過去のロイド達と自分を救う為にミントに頼んで10年前未来の自分が過去のロイド達と再会した場所へと向かい、ロイド達と共に過去の自分を助ける戦いに挑む事になる………………
<碧の御子> キーア・バニングス
未来のロイド達と共に元の時代に戻ったキーアはイーリュン教の信徒として活動し続け、2年後ロイドに長年の想いを告げて結ばれる事となる。エリィ達の手配によって特別にキーア専用の結婚式が挙げられ、真っ白なウエディングドレスを身に纏ったキーアはエリィ達やエステル達―――多くの知り合いや友人達に祝福をされ、嬉し涙を流しながら一生の中で最高の笑顔を浮かべた。人造人間である自分が子供を産める身であるのかが唯一の心配事であったが、結婚してから半年後待望の妊娠をし、更にその1年後無事双子の女児を出産でき、4年後にも再び妊娠して再び双子の女児を産み、四児の母親になってロイド達と共に幸せな家庭を築いた。母親似の双子の姉妹達は普通の人間としてすくすくと成長し、母親のように周囲の人々を和ませ、愛される女性へと成長した……………
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