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英雄伝説~光と闇の軌跡~(碧篇)

作者:sorano
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エピローグ(その他の陣営)

<始まりの勇父> ナユタ・ハーシェル

<始まりの紡ぎ手> ノイ・ステラディア

<始まりの聖母> クレハ・レム・オルディーン



自分達の時代に戻った3人は”残された島”にて穏やかで平和な生活を過ごした。なお、3人の事は七耀教会では”始祖”扱いされ、歴史にその名と”星”の存亡を巡った戦いや冒険を残す事となり、後世に伝えられ続けた………





<聖空の勇父> アドル・クリスティン

<聖燐の白騎士> エレナ・ストダート・クリスティン



自分達の時代に戻った二人は相変わらずさまざまな大陸を廻って冒険を続ける。後にアドルが執筆し、現代でも発行されている”赤髪の冒険家の冒険日誌”は七耀教会では”神話”認定され、日曜学校やゼムリア大陸に存在する多くの教育機関によって子供達に読み聞かせた。冒険物語でもあるアドルの日誌は少年達に多くの希望を持たせ、またフィーナの想いも理解してアドルを一途に愛し続けてアドルと再会し、その後アドルと結ばれて共に冒険をするエレナは少女達にとって憧れの女性であったという…………





<聖空の聖母神> フィーナ・クリスティン



自分の時代に戻ったフィーナはレアと共に愛する娘エイドスを育て続けていたが、1ヵ月後未来での滞在中アドルと愛し合った事によってできた2人目の子供が自分のお腹に宿っている事に気付き、歴史を変えかねない事を恐れて産んでいいのかどうか悩んでいたがレアやエイドスの強い希望、そして自分自身のアドルへの思いもあり、2人目の子供を出産し、レア達と共に育てた。エイドスの弟となった2人目のアドルとフィーナの子供はエイドスのように”神”の力は受け継がず”人”としての寿命でしか生きられなかったが、生涯姉であるエイドスを支え続けた。なお、七耀教会ではエイドスを産んだ”空の聖母神”として多くの信者達にエイドス同様敬われる事になる……………





<空の女神> エイドス・クリスティン・ブライト



ほとんどが謎に包まれたゼムリア大陸の人々が崇める女神―――――”空の女神”エイドスが現世に降臨した事はゼムリア大陸全土に激震を走らせたが当の本人であるエイドスは動じる事無く自由奔放に動き、ゼムリア大陸に住む人々が持つ”空の女神”のイメージを完全に破壊した。自分達の苦言を受け入れてくれない所か、多くの教えや規則を”空の女神の特権”にて改革するように、膨大な威圧と神気を纏って笑顔を浮かべ、時には”空の神槍ウル”を自分達に突き付けて命令する”空の女神”に逆らえない七耀教会の上層部全員を悩ませ、”守護騎士(ドミニオン)”第1位――――”紅耀石(カーネリア)”アイン・セルナート総長はワジと共に口元をニヤニヤさせながらエイドスによって好き放題言われて顔面蒼白して頭を深く下げ続け、反論すら”空の女神の特権”によって許されなく、何度も呻き声を上げたり頭を抱えている教会の上層部達の様子を見守り、ケビンとリースは大量の冷や汗をかいて表情を引き攣らせていた。未来に滞在中、エレボニアの民達の為に多くの音楽家達を集めたコンサートを計画している主催者であるオリヴァルト皇子の話を聞き、軽いノリで参加を誘われたエイドスは”ゼムリアの敵クロイス家の騒乱”やクロスベルとメンフィルの連合が仕掛けた戦争によって傷ついた人々の心を少しでも多く癒す為に自らも母フィーナと共に参加する事を申し出た。その結果話は大きくなり、”空の女神”とその”母神”が参加するコンサートはリベール、メンフィル、クロスベル、レミフェリアの4国のさまざまな場所で開催され、多くの人々の心を癒した。なおエイドスとフィーナがコンサートに参加し、話が大きくなった事に一切動じず逆に笑って賛成していたヴァイスとギュランドロス等”一部”を除いた各国の皇族達が慌てたり頭痛を感じている中、エイドス達を誘った張本人であるオリヴァルト皇子は嬉しそうな表情でコンサートが予想以上に盛り上がる事を予想し、セドリック皇子が真っ青な表情で慌てている中アルフィン皇女も悪乗りするかのように嬉しそうな表情でオリヴァルト皇子の予想に頷き、傍に控えて止められなかったミュラー少佐はオリヴァルト皇子に西ゼムリア大陸の国々を混乱させるような提案をむざむざさせた自分を恥じて何故止められなかったかを後悔した後、全て終わればにオリヴァルト皇子にトラウマにもなりかねない最上級の罰を与える事を心に決めた。エイドス達のコンサート参加の件を知った七耀教会の法皇を含めた数多くの神父やシスター、そして星杯騎士達が驚愕のあまり次々と固まったり泡を吹いて倒れたりしている中、セルナート総長はワジと共に腹を抱えて大声で笑い続け、エイドスの自由奔放さに諦めの境地に入って慣れ始めていたケビンとリースもさすがに頭を抱え、世代を超えて受け継がれ続けて行く”ブライト家”の自由奔放さに秘められてある真の恐ろしさに戦慄した。4国の合同警備に加え、遊撃士協会からは新たに”S級”に昇格したエステルとミントを含めたS級正遊撃士4名、A級正遊撃士全員のおよそ半分の動員、”守護騎士(ドミニオン)”全員と”星杯騎士団”全戦力のおよそ約6割を動員したコンサート警備は歴史上最大の警備となった。なおコンサートで稼いだお金は戦争等で傷ついた人々や貧しい人々の為に使われ……エイドス自身の命令によって規則や教えが変えられた事によって禁じられていた七耀教会の聖職者同士の結婚も可能となり、その事に悩んでいた聖職者達は心からエイドスに感謝した。そして未来にて先祖や両親共々新たなる伝説を作り、元の時代に戻ったエイドスは愛する夫や後に産んだ子供達と共に穏やかで平和な生活を過ごし、幸せな一生を遂げた……………







<匠神> ウィルフレド・ディオン 

<神秘の妖精妃> セラヴァルウィ・ディオン 

<秩序の守護天使> エリザスレイン



”神格者”となったことで愛する妻セラウィやエリザスレインを含めた自分を慕う多くの異種族の妻達と共に同じ時間を過ごせるようになったウィルはセラウィ達と共に故郷ユイドラの発展の為に様々な物を開発し続けてユイドラを栄えさせ、広大なラウルバーシュ大陸でも指折りの商業都市へと発展させる。”闇夜の眷属”すらも平等に扱う事から光の神殿勢からは警告、闇の神殿勢からは勧誘をされたがどちらにもつかず中立を保ち、有事が起こる度に、周辺の光と闇を含めた全ての異種族達やメンフィル帝国に加えてレウィニア神権国客将”神殺し”セリカ・シルフィルが”気まぐれ”で助太刀する事から、闇夜の眷属や天使を含めたセテトリに住む異種族全てやメンフィルがユイドラの味方であり、さらにはレウィニアの客将である”神殺し”すらも味方にしたことから、レウィニアすらもいざとなれば力を貸す可能性を推測したユイドラが加盟しているミケルティ連合の都市は大国の加護、ユイドラのような発展を求めて次々とユイドラの傘下に入る事を表明し、後に”ユイドラ王国”へと発展し、ディスナフロディと並ぶほどの大国へと発展し、多くの異種族達が共存するラウルバーシュ大陸最大の商業王国へと発展する。ウィルの妻であるセラウィやエリザスレインもそれぞれウィルを支え続けた。ウィルの仲間であり唯一の”人間”であった女剣士ユエラと魔術師エミリッタはセラウィ達に背中を押されて隠していたウィルへのほのかな想いをそれぞれ告白し、二人の想いを受け取ったウィルと結ばれて”使徒”化し、セラウィ達と共に永遠にウィルを支える事となる。また子宝にも恵まれ、多くの子供達と共にユイドラを栄えさせたという………………… 
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