英雄伝説~光と闇の軌跡~(碧篇)
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エピローグ(零・碧陣営)
<大地の職人> セルヴァンティティ・ディオン
<深淵の職人> シャマーラ・ディオン
<聖燐の職人> エリナ・ディオン
”特務支援課”解散後”、特務支援課が拠点にしていた雑居ビルを買い取ってそこを拠点に『何でも創る』を謳い文句にした会社、『インフィニティ』を設立し、貧富の差関係なく自分達の技術を教えてゼムリア大陸に工匠を広げ、”ゼムリアの匠王三姉妹”と称されるゼムリア大陸一の”工匠”へと成長した。元々特務支援課に勤めていた事や父親ウィルのお蔭によってクロスベル、メンフィルに加えてリベール王家から信頼されている3人だった為、国家とも取引ができて会社も自然と大きくなり、わずか数年でラインフォルト社やヴァルヌ社をも追い抜く利益を上げる大企業へと成長し、後にゼムリア大陸一の大企業へと成長した。3人のお蔭で多くの貧しい人々は手に職を持つ事ができ、旧市街であった場所はオルキスタワーと並ぶ程の高さのビルが建つ街へと発展し、またその周囲も栄え、かつて旧市街であった場所とは思えない程の大都市へと発展した。また、大企業へと成長しても3人は買い取った雑居ビルは修理等をするだけで一切改装せずそのままにしていた。後に3人はエリィ達と共にロイドと結婚し、それぞれ二児ずつ子をもうけ、その子供達も”ゼムリアの匠王三姉妹”と称された母親達のようにゼムリア大陸に名を残す工匠へと成長した………………
<クロスベルを見守る軍人> ノエル・シーカー
”ゼムリアの敵クロイス家の騒乱”後クロスベル帝国軍に入隊し、入隊早々部隊長を任せられ、最終的に帝都防衛部隊副司令に就任する。後にエリィ達と共にロイドと結婚し、結婚後産んだ男児は優秀なクロスベル帝国軍人へと成長した………………
<蒼の聖典> ワジ・ヘミスフィア
”ゼムリアの敵クロイス家の騒乱”後”守護騎士”として各地を飛び回る事になるが、エイドスが自分達の時代に滞在している間は護衛兼案内役を口実にエイドス達と共に自由奔放な行動をし、アッバスや七耀教会の頭を抱えさせた。”守護騎士”として多忙な日々を送るワジにとってロイド達や”テスタメンツ”のメンバーに顔を見せてかつてのようなやり取りをする事が何よりもの休暇であったという………………
<銀の姫> リーシャ・マオ
”ゼムリアの敵クロイス家の騒乱”後アルカンシェルに戻り、勇気を振り絞ってかつての自分の過去を告白した所、アルカンシェルの団員達はリーシャを暖かく受け入れ、真のアルカンシェルのアーティストとして活躍し続け、イリア達と共にアーティストとしてゼムリア大陸にその名を轟かせた。後にエリィ達と共にロイドと結婚し、子宝にも恵まれ、4人の子をもうける。なお、”銀”の技術や記憶はかつての自分のような後ろ暗い過去を持って欲しくない事を願い、産まれて来た子供達に教える事なく、自分の代で終わらせるつもりであったが、子供達の強い希望によって教え、”銀”の一族はかつてのような暗殺者の一族ではなく、祖国を陰ながら守る一族へと生まれ変わった………………
<正義の鉄拳刑事> アレックス・ダドリー
”ゼムリアの敵クロイス家の騒乱”後も捜査一課を率いる捜査官として各地を廻って活躍し続け、クロスベル警察の大黒柱の一人となった。後にルファディエルと同時期に警察副局長として就任した。なお、警察のナンバー2という地位でありながらも定年退職による引退をするまで現場で捜査官として活躍し続けた………
<ウルスラの聖女> セシル・パリエ・ノイエス
”ゼムリアの敵クロイス家の騒乱”後義娘シズクが成長するまでウルスラ病院の看護婦に戻り、ウルスラ病院で働き続けた。傷ついた人々や患者の為に献身的な働きをするその様子はまさに聖女ウルスラの再来と言われ、後に”ゼムリア六大聖女”の一人――――”ウルスラの聖女”として称えられる事となる。リウイとの夫婦関係も良好で、多くの子宝に恵まれた。”ゼムリアの敵クロイス家の騒乱”から2年後、一人目の子供である男児を出産する。産まれてきた男児にはかつて愛していた男性ガイの名を付け、後にその子供はクロスベル警察の捜査官としてかつてのガイのように大活躍する事となる。なお、最初の子供を産んで2年後、考えた末リウイを一生支え続ける事を決意したセシルは”神格者”であるイリーナの”使徒”となって不老不死の身になり、イリーナ達と共にリウイを愛して支え続け、後にメンフィルの民達から”三大聖皇妃”の一人として慕われる事となる………………
<焔の剣士> リィン・シュバルツァー
<真愛の義妹> エリゼ・シュバルツァー
”ゼムリアの敵クロイス家の騒乱”後実家に顔を出して両親達に恋人同士になった事を報告。二人の報告を聞いた母親は嬉しそうな表情で二人を祝福し、父親は若干複雑そうな表情をしながらも二人の恋仲を祝福し、二人は婚約者同士となり、6年後に結婚式を挙げた。結婚を機に父親はリィンにシュバルツァー家を継がせて妻と共に隠居生活に入り、リフィアは自分にとって大切な臣下のエリゼが離れる事を惜しく思いながらもエリゼの幸せを考えて二人の結婚を祝福し、エリゼを手放した。後に二人の間に産まれた子供やその子孫はリフィアやリフィアの子孫に仕える事となり、シュバルツァー家は代々メンフィル皇家を支える名家としてメンフィル帝国内やゼムリア大陸にその名を轟かせる事となる………なお、リフィアは後に自分に仕える事となったエリゼの娘も色々とエリゼそっくりに加えてエリゼ以上に恐ろしい存在へと成長した為、エリゼをも超える存在の登場に頭を抱え、リフィアの父シルヴァンや祖父リウイはエリゼを超える新たなリフィアのお目付け役の登場に安堵の溜息を吐いた。城を抜け出す度にエリゼの娘に見つかって連れ戻された後威圧を纏った微笑みで見つめられながら説教をされるリフィアの様子を周囲の人物達は懐かしそうな表情をしながら見守っていたという……………
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