ハイスクールD×D ~熾鏡符のAGITΩ~
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第二章:放課後のラグナロク/太陽のSURVIVE
MirrorⅢ:英雄とは?/悪神の来訪
オ―ディーン乃爺さんの来日から数日後、俺たちは冥界にいた。
理由は、冥界で行われるイベントの主賓として参加しているからだ。
『少年?どんなものを召喚したい?』
「ん~とね……そうだ!ドラゴンさん出して!」
『わかった』
『ADVENT』
俺は仮面ライダーとして写真撮影や子供たちのリクエストにこたえるイベントをしており
イッセー達おっぱいドラゴン 乳龍帝はサイン&握手会をやっていた。
「ドラゴンさーーーん!!」
『汝よ最近我は思うのだが…子供たちのあこがれも悪くはないな』
『ならよかったな…さてみんな。一緒に写真を撮るぞ』
「イェーイ!!」
ミラーフィロアをバックにポーズをとりながら写真を撮る。
写真を撮っている時の表情は皆豊かで輝いていた。
俺は最初は渋々この仕事をしていたが最近は積極的のこの手のイベントに参加している
俺にも理由はわからんが子供たちの笑顔を見ているとなぜか心に安らぎが持てるからな…
因みに何故このイベントが起こったのかとゆうと現在冥界で放送中の
が人気になっていたからだ
補足で説明をつけるなら《乳龍帝おっぱいドラゴン》の製作者は
サーゼクス様とアザゼル先生、そして同じく人気シリーズの《魔法少女レヴィア》の主役
セラフォール様だ。そして《仮面ライダー熾 鏡 符》の製作者は
アジュカ様だ…前者の三人は何となくわかるが、なんでアジュカ様まで参加しているのだろうか…
そして人間界でゆうところの日曜日に
《乳龍帝おっぱいドラゴン》《仮面ライダー熾 鏡 符》《魔法少女レヴィア》
とゆう順番で放送しており、冥界のメディアではこの放送時間帯を
サンデーヒーロータイムと呼んでいる…
どこかで似たようなものを聞いたことがあるのは気のせいだろうか?
「コラァァァァアアッ!! 部長のおっぱいは俺のなの!触っちゃダメェェェェェッ!!」
隣を見ると、イッセーが子供に怒鳴っていた。
どうやらいたずらっ子が部長のおっぱいを触っていたらしい。
部長も部長でスイッチ姫なんてキャラクターになっているからな……
元々の人気もあっての事なんだろう……
だが気のせいかわからないが若干疲れている表情をしている気がする
その横を見ると、木場も握手をしていて、役は敵のダークネスナイト・ファングと言うらしい。
あちらはお母様方が中心だった。
小猫は獣ルックの衣装で、役はヘルキャットちゃんと言う。
あちらは男性が中心になっていた
そしてイベントも終わり俺は楽屋に帰ろうとしたとき一人の悪魔の子供に声をかけられた
「ねぇ!アドヴェント!」
『どうした?聞きたいことがあれば何でも聞いてくれ』
「どうしたらアドヴェントみたいなヒーローになれるの?」
…すると、少し重い質問をされてしまった。
どうすれば俺みたいなヒーローになれるか…か。
『少年…いいか?英雄ってもんはな、英雄になろうとした時点で英雄失格なんだよ』
「なんで?」
俺は自分の考えを目の前の子供に話す
『英雄はな、自分からなるものじゃない。自分が英雄になろうとして
力を持ち、そしてその力を行使してもそれはただの強者だ。
そして英雄になるには、自分が守っている存在から初めて認めてもらえば英雄になれると思う』
「ん~よくわからないや?」
『わからなくていい、矢田俺が話したことを覚えてもらえればそれでいいんだ』
「わかったありがとね!!」
こうして冥界での行事が終わり俺たちは再び人間界へと戻った
グレモリー領の地下に造られたトレーニングルームで、
俺、イッセー、木場は特訓を一通り終わらせて語り合っていた。
「しっかし、俺は未だにスピードじゃ木場と翔一には勝てねえよな」
「背中のブースターを吹かしての爆発力は相当な物だよ。何時当たるのかとヒヤヒヤしたよ」
「それに、純粋なパワーじゃ俺達よりも上だろ?お前」
「それでも当たんなきゃ意味ないだろ?」
最近はずっとこんな感じで三人でトレーニングをしている。
自分を客観的に見てくれる奴がいるから悪い所を改善しやすいんだ。
「そこは慣れるしかないだろうね。でも一番厄介なのは翔一君だよ。
対処法を一々切り替えるから、こっちもやりにくいんだ」
「ホントだよなぁ~……剣を召喚してヒット&アウェイしたかと思えば
加速の力で一気に詰め寄られるし。離れてもストライクで遠距離攻撃が来る
さらに俺たちの攻撃を打ち消すわ、凍り付かせて動きを鈍らせ、
しまいには木場の聖魔剣をコピーして攻撃してくる、まるで隙が見当たらないぜ、まったく」
「そう俺を過大評価するな。それに木場とイッセーじゃ俺との場数が違いすぎる
もし俺が戦闘経験があまりなくお前たちと対峙すれば確実に俺が不利になる。
……だが二人とも確実に強くなっている。その調子だと俺をすぐにでも抜かせるぞ?」
「そうか…なんかお前に言われると実感がわくぜ」
「そうだねこれからのよろしく頼むよ。翔一君」
「それもそうだが今回で各々の弱点は分かった筈だ。
それを克服しない限りは、まだまだ未熟のまんまだ」
「そうだね。僕は足を止められたら直ぐに仕留められる。元々、防御に適してないからね」
「俺が思い付く辺りじゃ、龍殺しに会ったら要注意なんだよな」
「ま、俺もイッセーと同じ龍殺しに気を付けないとな」
事実、俺は暴走の影響で龍に近すぎたらしく龍殺しの影響を受けてしまうからな
「大分、様になってきたな」
そこに第三者の声がする。
振り向くと、そこにはアザゼル先生がいた。
「先生」
「そろそろ護衛の時間だ。上に上がってこいよ」
「わかりました。それじゃあ行くか」
俺達はトレーニングを切り上げて、爺さんの護衛に向かった
現在オーディンの爺さんが乗っている場所の護衛で俺は前方の警戒をしていた
馬車には、爺さんと先生、イッセーに部長、
アーシアに小猫、ロスヴァイセさん、ギャスパーが乗っていた。
外の護衛は、木場、朱乃さんとゼノヴィア、イリナ、バラキエルさん
ラケルそして翼がいる
それにしてもよくわからないが嫌な予感がするな。
『翔一、大丈夫か?』
考えていると翼が俺の隣に来た
「問題ない、少し考えることがあってな」
『そうなのか…だが無理はしないでほしい…またあんなことがあったら……』
俺が暴走したことか…確かに誰もが心配に思うな…
「大丈夫だ翼。今の俺にはイッセーや部長たち皆がいる
それにもう二度とあんな暴走はしない……だから俺は大丈夫だ」
もう二度とあんなことになるのは御免だ。
それに今の俺にはみんながいる…俺はもう一人じゃない
こんな調子じゃあいつらに笑られるかな、『らしくない』って
ヒヒィィィィィィィィィィンッ!!
俺が考えに老け込んでいると馬車が急に止まりだした。
そして俺は馬車の目の前にいる異常なオーラを放つ浮遊していつ男に顔を向ける
他の皆も戦闘準備態勢に入っている
そして目の前の男が羽織っているマントを広げて高らかにしゃべりだした。
「初めまして諸君、我が名は悪神ロキ」
いきなり北欧の有名な悪神…ロキの登場か嫌な予感の正体はこれか?
「これはロキ殿。どうゆうことですかな?この馬車には主神オーディン殿が乗られている。
それを承知の上での無粋な行動だろうか?」
「いやなに、我らが主神が、神話体系を抜けて、
我ら以外の神話体系に接触していくのが耐え難い苦痛でね。邪魔をしに来たのだ」
なるほどこれが北欧が抱える問題ってことか。
それにしても自分たち以外はまるでごみのような価値観で見ているような発言
考えがわかりや数言動をとっているが、オーラから察するにさすが伝説の悪神といったところか
「一つ聞きたい!お前の行動は禍の団と繋がっているのか?」
「我が想いを愚かなテロリストと一緒にされるなど不快極まりないが……
関係はない、と言っておこう」
「禍の団じゃねぇのか…… 爺さん、これが北欧の抱えてる問題点か?」
先生が馬車に顔を向けると、いつの間にか爺さんはロスヴァイセさんと一緒に出ていており
他のみんなも集まっていた
「ふむ。これが現状じゃ。自ら出向く阿呆まで登場するのでな」
「ロキ様!これは越権行為です!主神に牙を剥くなどと!許されることではありません!」
ロスヴァイセさんは鎧姿に変わり、ロキに言うが……
「一介の戦乙女ごときが我が邪魔をしないでくれたまえ」
やはりなこうゆうタイプの奴は自分以外と同等それか上の存在しか認めないタイプだな
「ロスヴァイセさん、言っても無駄ですよ。こうゆう思想を持っているタイプの
奴に声をかけるだけでも、無駄な労力だ。」
「なんだ我に減らず口をたたく愚か者は……ん?」
俺の言葉に反応し言葉を返そうとするが、話をやめて俺のほうを視線を移した
「ほほーう、まさか噂の異世界の戦士がここにいるとは、
ハハッ、そうかそういう事か、オーディンめ!」
何か考えているそぶりを見せるロキそして
考えがまとまったか何かを言い放つ
「いいだろう。――― ここで黄昏を行おうではないか」
その瞬間、凄まじい敵意が俺達を襲う。
改めて感じるとすごいオーラだ、
「それは、抗戦の意思と見ていいんだな?」
こうして悪神ロキとの戦いが始まった
後書き
どうも天の道です。
更新ギリギリ間に合いました。
最近仕事のシフトが急に入ったり、現場作業が多かったりと大変でして
これよりもさらに仕事が忙しくなってきます(´;ω;`)
更新速度はかなり落ちますが、これからも頑張ります!!!
では次回のあとがきで
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