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東方英神伝

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第1章
伝説の幕開け
  初めての弾幕ごっこ vs魔理沙

 
前書き
全然投稿できなくてすみません!E.S.Rです。
今回から少しずつ小説らしくする予定です。
ま、頑張りますのでよろしくお願いします。
今回は色々教わって遂に弾幕ごっこしますよ!
それでは、どうぞ! 

 
「……ところでそろそろ寝ないか?」
上は赤、下は黒というなんとも言えない服の拓一が話しかける。
言われてみれば、現時刻は現代で言う九時くらいだ。
「そうね、そろそろ寝ないと、てか風呂入らないとね」 後ろにいる紅白巫女服の霊夢がそう答える。
あたりはすでに暗闇に染まりつつあった。俺は普通この時間になると眠くなるはずなのだが……何故か眠くない。
「んじゃ、ここで今日は解散ってことで」
白黒の格好をした魔理沙が言った。
こうして慌しい幻想入り1日目が終わったーー


2日目
いつも通りの目覚めだ。幻想郷であることを除いては。
キッチンからほのかにいい香りがしてくる。
無意識にその香りに誘われ歩いて行くと……
「あら拓一、おはよう」青の巫女服を着た霊夢が朝食を作っていた。
フライパンを見たところ、今日の朝食は意外と和風にサバの味噌煮だった。 
「おう霊夢、おはよう。朝からサバの味噌煮か?」
「ええ、じゃなきゃ作らないでしょうに」当然だと言わんばかりの顔で答える霊夢。
あ、朝からサバの味噌煮……腹が辛いな……これから動くってのに。
そんな思いを内心に隠しつつ、霊夢の手元を見る。
まだ少しかかりそうに感じたので、パッと着替えを済ませ、縁側に腰掛ける。
そうそう、服については……紫が俺の部屋から持ってきてくれることになった。当然といえば当然だが……
今日も雲ひとつない夏晴れだ。
むしろむしむしして暑いので夏ほど早く終わって欲しいと思った季節はない。
「拓一、できたわよ」キッチンから霊夢の声が聞こえる。思ったより早い。
「ういよ、今行く」そう言い残して俺はリビングへと向かった。

いただきます&ごちそうさまでした

「ふぅー、うまかった」「そりゃどうも」
そんな会話をしていると……
「ちーっす、邪魔するぜ」昨日と変わらぬ服の魔理沙がやってきた。
「ま、まさか……洗ってn(ry」「別の服だわ!」言われる前に突っ込まれた。なんか……ねえ
「そ、そうか、ならよかった」流石の俺だって服洗ってない人とは何もしたくない。
っとま、そんなことは置いておき……
「やるんだろ?弾幕ごっこ」そう、今日は魔理沙と弾幕ごっこの約束をしていたのだ。
「よし、やろうぜ、ごっこを!」「っとその前に弾幕の出し方、空の飛び方についてだ」
そういえば、まだ何も聞いていなかったな。と今更思い出す。
…少女説明中…
「……ってことだぜ」とりあえず2つとも出来るようになった。少し安心だ。
「じゃああとはスペルカードだな、2つくらい作ってみろだぜ」
注:ルールなどについては説明中にしてあります
「わかった、やってみる」...少年製作中…
……どうやら出来たようだ。スペル名は……【降臨 原理の創造】……?
「な、なんだぜこのスペル……霊夢?」「……恐らく、覚醒カードかしらね……」
か、覚醒……?どういうことだろう。
その後の霊夢の話によると、本当にセンスのある人だとこのような、ゾーンのような覚醒状態になるという。
ただ、今回のように最初からできるのは中々見ないそう……
「へえー、そんなカードがあるなんてな、知らなかったぜ!」
「っとま、こんな事しても面白くないし、早くやろうぜ!」意外とバトル厨なのかね、と呆れつつ白紙のカードを渡す霊夢。
うしゃ、やろぜやろぜ!と外に出て行く魔理沙。
遂にここで、対魔理沙戦が、幕を開ける……!






「よし、この辺でいいかな?んじゃ早速やるぜ!」その言葉に、静かに頷く拓一。
今までやったことを頭の中で思い浮かべる。そして目を開けた……と思ったら、目の前に弾幕!?
「ってやべえ!」思わず横に避ける拓一。流石に初めてだから早速あれ、使ってみるか……
「お、早速スペカか!ってそれ……」「ああ、早速使わせもらうぜ!」【降臨 原理の創造】
驚く魔理沙を横目に、新しいスペカを作る。「さあ次行くぜ!」【心霊 レインボーミュージック】
半円状に虹のように描かれる弾幕。それはまるで、音楽を奏でるかのように放たれる。
「くっ、負けられるかだぜ!」【魔符 スターダストレヴァリエ】2つのスペカの弾幕がぶつかり合い、煙を上げる。
すかさず後ろに回り込み、新スペカをお見舞いする。
【光符 シャイニングトレイン・スパーク】「な、いつの間に!」
魔理沙は驚いていた。先ほどの練習時に比べパワー、スピード、共にかなり上がっていたから。
(こ、こりゃまずいぜ……こうなったら……)そう思って魔理沙の代名詞の1つ、ミニ八卦炉を出す。
「これでもくらえ!」【恋符 マスタースパーク】ふたつの光線は、わずかに拓一が押したが、すぐに爆発した。
それを使い、今度は拓一が一気に差を詰める。そして……
「これで、とどめだ!」【心光 ハート・オブ・ソード】心情を表すかのように弾幕の雨を降らせる。
「っ!しまっーー」そこまで言って、魔理沙は弾幕の雨に襲われたーーー 
 

 
後書き
はい、投稿遅れてすいませんでした!
冒頭の通り書き方を変えた影響で疲れてしまいました。
もしかしたらまた長引くかもですがそこは多めに見てやってください^^;
コメントなども、大募集です!じゃんじゃん書いてください!
戦闘シーン等、まだ説明不足ですね……
まあ、登場人物の情報についてはまたまとめて出します。
それでは次回予告!

次回予告
見事魔理沙相手に勝利した拓一。
しかしここで、何やら赤い霧が……?
次回
東方英神伝第4話
紅い霧、紅い月
それでは次回を、ゆっくり待っていてね!
 
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