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ラブライブサンシャインーダンスリーダーバロンー

作者:末武克之
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第1話 ルビィの初恋

 
前書き
ふと思い付いて書きました。 

 
チームバロンのリーダー駆紋戒斗は鎧武との戦いで敗北した戒斗は目を覚ました。

体はボロボロで辺りは見たこともない場所だった。

少し歩き戒斗は空を見た。

青空は戒斗にまだ生きる意味があるよと言いたそうだった。

戒斗は片手にバナナロックシードとマンゴーロックシードを持ちながらそしてバス停の手前で倒れた。



ーーーーーーー


黒澤ルビィは学校帰りの途中バス停から降りてふと誰かが倒れていることに気づいた。


ルビィは近づいて倒れた人を見た。

それはカッコいい青年だった。

ルビィはその青年にゆっくりと近づいて服を見た。

服はボロボロで何か戦いに負けた感じだった。

「あ、あの、大丈夫ですか?」

そうルビィは勇気を出して青年に声を掛けた。

青年はぴくりとも動かなかった。

ルビィは青年を抱えようとしたが抱える事ができなかった。

「うーん!」

ルビィは青年をギリギリ担いだ。

そしてゆっくりと歩き出した。


ーーーーーーー


ルビィは家に到着すると青年をどうするか考えた。

「ルビィ何をしているんですの?」

そう聞いて来たのはルビィの姉の黒澤ダイヤだった。
「お、お姉ちゃん!」

そうルビィは少しびくびくしながら姉を見た。

「その人は誰ですか?」

そうダイヤは青年を見ながら聞いた。

「えっと、倒れてたから助けたの」

そうルビィはダイヤに言った。

「貴女は男性が苦手でしょ」

そうダイヤはルビィに言った。

「でも!ルビィは助けたいんだ!」

そうルビィは勇気を出して言った。

「勝手にしなさい!」

そう言ってダイヤはルビィに怒鳴った。


ーーーーーーー


ルビィは粗方の事情を父親と母親に話して青年をルビィの部屋に寝かせた。

「大丈夫かな?」
そう言ってルビィは青年をじっと見た。

見た目はカッコよく顔つきも悪くない。

ルビィは少し顔を赤くなりながら青年を見ていた。

「んッ!」

青年は目を覚ましたのか辺りを見ていた。

「あの、大丈夫ですか?」

そうルビィは青年に聞いた。

「お前誰だ?」

そう青年はルビィに聞いた。

「ぎゃぴ!わ、私は黒澤ルビィっていいます!」

ルビィはビクビクしながら青年に自己紹介した。

「そうか、俺はチームバロンの元リーダーの駆紋戒斗だ」

そう戒斗はルビィに自己紹介した。

「あの、どうしてあんな所に倒れてたんですか?」

そうルビィは戒斗に聞いた。

「さぁな」

そう言って戒斗はチームバロンのコートを着てルビィの部屋から出ようとした。

「まだ安静にしないとダメですよ!」

そうルビィは戒斗に言った。

「弱い奴ほど目障りだ!」

そう言って戒斗はルビィを睨んだ。

ルビィはビビって腰を抜かした。


ーーーーーーー


戒斗は外に出てポケットから写真を見ていた。

それはチームバロンの仲間達の写真だった。

仲間のペコやザックが写っており戒斗はそれを見て思い出していた。

あの頃が一番楽しかったと。

「あっ!見つけた!」

そうルビィは制服のまま戒斗を追いかけてきた。

「何しに来た?」

そう戒斗は海を見ながら聞いた。

「あの!家の使用人になりませんか?」

そうルビィは戒斗に聞いた。

「何故だ?」

そう戒斗はルビィを睨んで聞いた。

「貴方のことをパソコンで調べました!駆紋戒斗は仮面ライダー鎧武に登場するキャラクターで本来ならこの世には存在しないと!」
そうルビィは戒斗に言った。

「確かに俺はこの世界の人間じゃない、だが俺がお前の家の使用人になる理由はないだろ」

そう言って戒斗はロックシードを片手に持ちながら歩き出した。

その時。

「きゃあああああああ!」

ルビィの周りに鎧武の世界の怪物のインベスが出現した。

「っち!」

戒斗は舌打ちしてバナナロックシードのボタンを押した。

[バナナ!]

そうロックシードから電子音がした。

「変身!」
戒斗は戦極ドライバーにバナナロックシードを取り付けた。
[バナナアームズ!ナイト オブ スピアー!]

戒斗の真上からバナナの形をした鎧が落ちてきた。

そして戒斗は仮面ライダーバロンに変身した。

「そこから少し離れていろ!」
そう言ってバロンはバナスピアーでインベスに攻撃を仕掛けた。

ルビィはなんとかインベスから逃げて物影からバロンの戦いを見ていた。

「弱いと相手にならないな」

そう言ってバロンは戦極ドライバーの小さな刀を一回バナナロックシードをスキャンした。

[カモン!バナナスカッシュ!]

そう戦極ドライバーから音が鳴った瞬間バロンの愛用武器バナスピアーから必殺技スピアビクトリーで四体のインベスを倒した。

「ふん」

そう言ってバロンは変身を解除した。

「終わったんですか?」

そうルビィは戒斗に聞いた。

「ああ、貴様ルビィと言ったな」

そう戒斗はルビィに聞いた。

「はい!」

そうルビィは頷いた。

「しばらく世話になるぞ」

そう言って戒斗はルビィの頭を撫でた。

「わひゃああああああああ!」

そうルビィは大声で叫んだ。

「!!!!!!!」
戒斗はかなり驚いていた。



ーーーーーーー


戒斗は黒澤家に着て正座してルビィの両親に世話になりますと言って頭を下げた。

そして戒斗は外に出てチームバロンのダンスを踊り始めた。

「ふぅ!」

そう戒斗は息を吸ってペットボトルのお茶を飲んだ。

「上手いですわね」

そうルビィの姉のダイヤは戒斗に言った。

「毎日の日課だからな」

そう言って戒斗はコートを脱いで言った。

「貴方はダンスが好きなんですの?」

そうダイヤは戒斗に聞いた。

「ああ、昔はな」

そう言って戒斗は空を見ていた。

「それより早くお風呂に入って来たらどうですの?」

そうダイヤは戒斗に言った。

「そうさせてもらう」

そう言って戒斗は片手にコートを持ちながら歩き出した。


ーーーーーーー


ガラララララ

戒斗は片手にタオルを持ちながら脱衣所のドアを開けた。

するとそこにはルビィがブラを付けようとしていた。

戒斗とルビィは目が合った瞬間ルビィは顔を真っ赤になった。

そして戒斗は何も言わずにドアを閉めた。

「きゃあああああああ!」

そうルビィの悲鳴がインベスに襲われる以上に大きく家から響いた。



ーーーーーーー


戒斗は朝早くダンスの練習をしていた。

「ふぅ」

そう戒斗はタオルで汗を拭いて空を見ていた。

「この場所の空気は悪くないな」

そう言って戒斗は黒澤家の家に入り朝飯を食べることにした。



ーーーーーーー


戒斗は昼になり本を読んでいた。

それはμ'sの事が書いてある雑誌だった。

戒斗はそれを読み終えてトランプをしていた。

「あっ!戒斗くん」

戒斗を呼んだのはルビィの母親だった。

「なんだ?」

そう戒斗は立ち上がりルビィの母親に近づいた。

「悪いけどルビィにお弁当を届けてくれないかしら」

そうルビィの母親は戒斗に言った。

「別に構わないが」

そう言って戒斗は弁当を片手に持ち一つのロックシードを持って行った。



ーーーーーーー


外に出て戒斗はロックビークルのローズアタッカーを出現させてそれに乗り走り出した。


ーーーーーーー


戒斗はルビィの通う浦の星女学院に到着した。

「ふっ」

戒斗は浦の星女学院に正門から入り片手にロックシードを回しながら何事もないように入りルビィを探していた。


ーーーーーーー


「あれ?ルビィちゃん今日はお昼抜き?」

そう聞いてきたのはルビィより1年歳上の高海千歌[たかみ ちか]だった。

「いえ、お弁当わすれちゃって」

そうルビィは両手を小さく振りながら言った。

「ふーん」

そう千歌は唐揚げを食べながら言った。

ルビィはそれを見て少し食べたそうにしていた。

「ルビィちゃん私の分けようか?」

そう言ったのはルビィの親友の国木田花丸[くにきだ はなまる]だった。

「いいよ!」

そうルビィはひもじそうな顔で言った。

「無理はよくないわよ」

そう言ったのは同い年の津島善子[つしま よしこ]だった。

ばぁん

いきなりドアが開き二人の女子が息を荒くして屋上に来た。

「どうしたの?二人とも?」

そう千歌は二人に聞いた。

「今そこで派手なコートを着た男の人が歩いてたの!」

そう言ったのは幼馴染みの渡辺曜[わたなべ よう]だった。

「へぇ~新しい先生かな?」

そう千歌はのんきに言った。

「いや、それがルビィちゃんを探してたのよ」

そう千歌のクラスメイトの桜内梨子[さくらうち りこ]はルビィに言った。

「えっ?」

そうルビィは少しビビっていた。

「どんな感じの人づら?」

そう花丸は梨子に聞いた。

「えっと、黒いコートにスタイルが良くて完全俺様って感じな人で片手に錠前を指で回してたわね」

そう梨子は覚えてる内容を全て言った。

「あっ!それって」

ルビィが何かを言おうとした。

ギィィ

屋上のドアが開きそこから戒斗が入って来た。

「やっと見つけた」

そう言って戒斗はルビィに近づいた。

「ルビィちゃん!私の後ろに隠れるづら!」

そう花丸はルビィを後ろに隠した。

「あの、花丸ちゃん違うのこの人は駆紋戒斗さんって言ってルビィの家の執事さんなの!」

そうルビィは戒斗の紹介をした。

「えっ!執事?」

そう千歌は驚いていた。

「ルビィ、忘れ物だ!」

そう言って戒斗はルビィに弁当を渡した。

「あっ!ありがとうございます!」

そうルビィは頭を下げた。

「忘れるなよ」

そう言って戒斗はロックビークルを取り出した。

それはダンデライナーのロックビークルだった。

ダンデライナーを出現して戒斗はそれに乗り教師にバレないうちに逃げようとした。

「あの、戒斗さん!本当にありがとうございます!」
そうルビィは頭を下げた。

戒斗は何も言わずに飛んで行った。

戒斗が去り5人のルビィの友達はぽかーんと口を開いていた。

「どうしたの?みんな?」

そうルビィは5人に聞いた。

「ルビィちゃん!今の人本当に何者?」

そう千歌はルビィの肩を掴んで聞いた。

「えっ!」

このあとルビィは全員から戒斗の事を話すはめになった。


続く 
 

 
後書き
意外と楽しく書けた。 
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