戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
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最終回 遂に終わりだ!大団円!!その八
「見たか最終合体!」
「グレートフェニックスだ!」
「宇宙最強最高のマシン」
「このマシンで決着だ!」
「さあ、グレートフェニックスの最終兵器}!」
「今発動だ!」
二人はコクピットにある赤いボタンを押した、すると。
グレートフェニックスはその身体に白い炎をまとった、その温度は。
「百兆度!」
「数字にしたら100000000000000!」
「熱いぜ!」
「某ゼットンの炎の百倍だ!」
そんな炎が実在出来るかどうかは不明である。
「さあ、この炎を受けろ!」
「こうしてな!」
今度は青いボタンを押した、すると。
グレートフェニックスは将軍様に向かって突進した、そしてここで。
悪田部は二人にだ、通信で言った。
「君達が今押した青いボタンだが」
「急に突進しだしましたけれど」
「何も操縦してないのに」
「これ何ですか?」
「どういうことですか?」
「特攻のボタンだ」
大鉄人17やキョーダインの様にだ。
「それで敵を倒すグレートフェニックス最大の兵器だ」
「えっ、特攻って」
「つまりですね」
「俺達がですか」
「敵を道連れにですか」
「するのだ」
まさにというのだ。
「その特攻だ」
「つまり俺達これで死ぬってことですか」
「敵のラスボスと一緒に」
「第零話と第一話の間に説明していたが」
つまり作中では書いていないことである。
「兵器の使い方は」
「いや、それ今聞きましたけれど」
「っていうか作者が今思いついたことですよ」
「グレートフェニックスにしても」
「すげえ変形合体しましたけれど」
どういった変形合体かはアニメ化の際わかる。
「俺達知ってったの赤いボタンまでですよ」
「青いボタンたまたま押したんですよ」
「そしたらですか」
「それが特攻用だったんですか」
「もう止まらない」
特攻が止まる筈がない。
「君達は死ぬ」
「えっ、この作品そうだったんですか!」
「そうした作品だったんですか!」
今更ながら驚く二人だった。
「主役が死ぬ」
「昔の東映特撮みたいに」
平山Pの作品である。
「そんな展開ですか!」
「聞いてないですよ!」
「安心しろ、最終回だ」
悪田部は二人を励まさない口調で励ました。
「だから君達が死んでも安心だ」
「これで終わりだから」
「それで、ですか」
「もう主役が死んでも問題なし」
「そういうことなんですね」
「大鉄人もそれで終わった」
キョーダインもである。
「だから何の問題もない」
「死んでたまるか!」
「こんな展開認められか!」
二人はその特攻するグレートフェニックスの中で喚いた。
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