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カードファイト!!ヴァンガードG ネクステージジェネレーション

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turn:2 葛木メグミ

 
前書き
タイガの心に燃える確かな闘志
彼とヴァンガードの出会いがこの先、どんな運命へと導くのか
そして初めてのヴァンガードファイトの行方は
ギアクロニクル、そしてクロノファング・タイガー
物語は少しずつ、だが確かに動き始めていた
果たしてタイガを待ち受ける運命は 

 
「我が望む世界へ導け!ライド!」
タイガのヴァンガードサークルに光に包まれた獣のようなユニットが姿を現す
自身の姿が安定するとそのユニットは存在感を示すかのように低い声で雄たけびを上げた
「クロノファング・タイガー!」
その気迫に正面で対峙していたガーネットは両腕で身体をかばうかのようにしながらクロノファング・タイガーを見つめていた
「これがクロノファング・タイガー………」
その力強い姿に思わずガーネットも見とれてしまいそうになる
だが今はファイト中
気持ちを切り替え目の前の相手に集中する

Tune:2 葛木メグミ

「そっちもグレード3になったわね、ならいよいよジェネレーションゾーンのカードが使える」
「ジェネレーションゾーン?」
今まで出てこなかった単語に戸惑うタイガ
「そうよ、ジェネレーションゾーンが使えるのはお互いのヴァンガードがグレード3になってから、手札からグレードの合計が3以上になるように捨てれば………」
そう言ってメグミが指さすのはファイトテーブルの左端、ダメージゾーンの上に置かれた銀のカード
「こいつが使えるのか?」
「そう、ストライドは新たな可能性、時間と空間を越えた先の新たな姿」
「俺の………可能性」
その話を聞いてタイガは迷わず手に取った
「さあ!ジェネレーションゾーンの解放を宣言するのよ!そうすればあなたの可能性!ストライドが発動する」
メグミの言葉に頷くタイガ
「ジェネレーションゾーン開放!」
手札からクロノファング・タイガーのカードを使いジェネレーションゾーンを開放
「切り開け!我が心の示す先へ!ストライドジェネレーション!」
拳を突き出したと思えば勢い良く振るったタイガ
ヴァンガードサークルには新たなユニットの姿が
「時空獣 フロートギア・ヒポグリフ!」
ストライドしたユニットのグレードは4、更に
「ガンナーギア・ドラコキッドのスキル発動」
「(ガンナーギアのスキルはジェネレーションブレイク、ジェネレーションゾーンが開かれて初めて発動できるスキル)」
このスキルでタイガはクロノファング・タイガーを手札に加え空いていた列にコール
更にメーザーギア・ドラゴンをスモークギアの後ろにコール
「うぇっ!」
タイガの流れるようなプレイングに見とれていたメグミだったが気づいてしまった
自分の手札が三枚しかないこと、今の手札ではフロートギア・ヒポグリフの攻撃を止めることが出来ないこと
「(こうなったらトリガー狙いね、本城のデッキはスタンドトリガー入ってるし、あのユニットの能力ならリアガードから来るはず………)
「クロノファング・タイガーでアタック」
「ケルトでガード!」
緑色の衣装に身を包んだ人魚、ケルトがクロノファングの攻撃を受け止める
「スモークギアでアタック」
「ノーガード、ダメージチェック」
【ハートフルエール ファンディ】ドロートリガー
「よし、1枚ドローしてガーネットにパワー+5000」
山札から引いたカードを確認したメグミは笑みをこぼす
「フロートギア・ヒポグリフ!」
「PRISM-Duo アリア!」
現れたのは白い衣装に身を包んだユニット
だがそのユニットのシールド数値は0、このままでは防げないが
「スキル発動、手札を1枚捨てることで、このアタックをヒットさせなくする!これが完全ガード能力」
「くそっ、ツインドライブ………」
「あっ!待って!Gユニットにストライドすると、ドライブチェックはもう1枚増えてトリプルドライブになるの」
「あ、じゃあ、トリプルドライブ
【ヒストリーメイカー・ドラゴン】トリガーなし
【スチームブレス・ドラゴン】トリガーなし
【スチームファイター ナンネア】トリガーなし
「だぁ!出ねえ!」
「(危なかった、もしここでグレード3がめくれてたらフロートギアの能力、タイムリープが発動する)」
タイムリープはギアクロニクルのユニットだけが持つ特殊能力
自身のリアガードをバインドゾーンと呼ばれる領域に送り1ターンの間だけ山札から一つ上のグレードを持つユニットを呼びよせる、最も
「(今の局面で発動しても特に意味はなかったか)」
ガーネットはトリガーでパワーアップしている、たとえ新たなユニットをコールしてもガーネットには届かない
「こっちの反撃よ!ジェネレーションゾーン開放!」
手札のガーネットをドロップするとすぐさまジェネレーションゾーンから1枚のカードを抜き取るメグミ
「我が想い、我が望む世界を示せ!ストライドジェネレーション!」
きらびやかな衣装に身を包んだユニットが姿を現す
そのユニットはどこか使い手であるメグミ自身の面影があった
「PRISM-P プリンセス・ラブラドル!サファイアのスキル発動!」
サファイアのスキルはGユニットが登場した時も適用される
このスキルを使いメグミは同じ列に並んでいたエメラルの一体を手札に戻した
「もう一度エメラル、そしてPRISM-M ティモールをコール」
この時点でメグミは手札を使い切った、一気に勝負に出るつもりだ
「プリンセス・ラブラドルのスキル、Gゾーンの裏のプリンセス・ラブラドルを1枚表に、2体のエメラルをパワーアップして追加のスキルを与えるわ!」
「追加のスキル?………」
だがこの時点ではその能力を窺い知ることはできない
「(バミューダ△は手札に戻すのが得意みたいだし、それっぽい能力か?)」
「エメラルでアタック」
通常なら12000だがラブラドルの能力でパワーアップしたことで17000まで上昇している
「ガード!」
向かってくるエメラルに対してスチームスカラー カー・ランマは手に持った小さな機械を投げる
地面に近づいたそれは爆発しその勢いでエメラルはひるんで攻撃を止めてしまう
「プリンセス・ラブラドルの与えたスキル、ブースト、もしくはアタックしたバトルの終了時、このユニットを手札に戻す」
エメラルを手札に加えてからタイガに見せるメグミ
「そしてエメラルのスキル、このユニットがバトルフェイズ中に手札に戻ったとき、ほかのリアガードを2枚手札に戻すことでユニット一体にパワー+5000、リュミエールをパワーアップするわ」
サファイアとティモールを手札に戻すと指先で軽くリュミエールのカードを叩くメグミ
ラブラドルのスキルと合わせてかなりのパワーが出ている
「プリンセス・ラブラドルのアタック」
祈るように手を組んだラブラドルが勢いよく手を広げるとどこからか大波が現れクロノファングを飲み込もうとする
「完全ガード!」
だがタイガの手札にもアリアと同じ完全ガード能力を持つユニットがあった
スチームメイデン アルリムが盾を構えながらクロノファングの前に立つ
「トリプルドライブ」
【BN-PRISM ガーネット】トリガーなし
【PRISM-I サンシャイン・ローザ】トリガーなし
【PRISM-I サンシャイン・クリア】クリティカルトリガー
「しまった!」
何とか攻撃を防ぎきると息を切らしたアルリムの姿が
そのアルリムの横をすり抜けるようにして向かっていくリュミエール
慌てて振り返るがその攻撃は既にクロノファングに決まっていた
「ダメージチェック」
【スチームファイター ナンネア】トリガーなし
「これが最後………」
ヴァンガードは6点目を受けた時点で敗北となる
そしてこれが6枚目のカードだが………
「えっ?」
「あっ!」
めくったカード、キラキラ・ワーカーにはトリガーのアイコンが
それまでの3種類のいずれとも違うカードだ
「これ………トリガー………だよな」
「キラキラ・ワーカーはヒールトリガーのカード、そのトリガー効果はダメージの回復、既にダメージゾーンに置かれたカードの中から1枚をドロップゾーンに置くことで回復できるわ、ただしチェックタイミングの時点であなたのダメージが私と同じか、それより多かった場合、今回は条件を満たしているから回復できるわ」
「えっ!?つまり」
勝負はまだ終わっていない、裏になっていたカードをドロップゾーンに置くタイガ
これでタイガのダメージは5枚のままメグミのターンは終了
タイガのターンとなる
「スタンドアンドドロー」
タイガはスチームブレス・ドラゴンをドロップしてストライド
「時空竜バインドタイム・ドラゴン!」
巨大な翼をもつ四足のギアドラゴン
このユニットはクロノファングと同様にタイガが持ち込んだカード
その能力はメグミにとって未知数のユニット
「ルガルバンダをコール」
残った手札も使いタイガも全力体制
だがメグミのバミューダ△と違いタイガのデッキはユニットを手札に戻す手段を持たない
もしここで決めきれなければ
「勝負に出たわね」
「行くぜ、まずはルガルバンダのブーストしたクロノファングでアタック」
ガーネットに向かっていくクロノファング
ものすごい勢いで突っ込んでいくが
「クリアでガード!」
割り込んだクリアが代わりに吹っ飛ばされてしまう
「バインドタイム・ドラゴン!スキル発動!」
ダメージゾーンのカードを一気に2枚裏返すタイガ
と、ここで手を止める
「えっと………」
「見せて」
「はい」
どうやら能力でわからない部分があったらしい、促されるままにカードをメグミに差し出すタイガ
「えっと、これはソウルブラスト、ヴァンガードの下に重なったカード、ソウルをドロップゾーンに送るのよ」
「えっと、じゃあこうだな」
ソウルにあったガンナーギア・ドラコキッドのカードをドロップゾーンに置くタイガ
「えっと後は………」
「もうわかるぜ、リアガード一体をバインドゾーンに置く」
役目を終えたルガルバンダのカードをデッキの右隣に置く
「これでパワー+10000、クリティカルプラス1、更に相手はバインドゾーンのカードと同じ枚数自分のユニットを山札の下に」
それを聞いたメグミはエメラルを選んで山札の下に置いた
リュミエールをはじめとしたグレード2のユニットには前衛からガーディアンサークルに移動する能力、インターセプトがある
些末なことだがその能力のためにもリュミエールは残しておきたかった
「さらにギアビーストのハーツカードがあるからえっと」
「ダメージゾーンのカードを表にするカウンターチャージと、山札の上からカードをソウルに置くソウルチャージ」
メグミの助け舟を受けながら効果の処理を終えるタイガ、続けてパワーの計算
「ナンネアのスキル、バインドゾーンにカードが置かれたからパワー+4000、合計で………えっと」
「46000………」
その圧倒的な数字に驚くメグミ
だが既にダメージ5点である以上この攻撃を受けるわけにはいかない
「ジェネレーションガード!」
手札からヒールトリガー能力を持つPRISM-Mティモールをドロップゾーンに置くメグミ
その後ジェネレーションゾーンに手を伸ばす
取り出したのは緑の枠のカード
他のGユニットとは明らかに違う
「これがGガーディアンよ!触れ合う手と手レオナ!スキル発動!リアガード一体を手札に」
そう言ってリュミエールを手札に戻すメグミ
「さらに手札から1枚コール、手札に戻したカードと同じ名前を持つユニットならシールド+5000!ガーネットのスキル!パワー+5000!」
出来る限りの手を尽くすメグミ
だがこれだけやってもバインドタイムを止めることが出来ない
「サファイアでガード!」
これでようやくパワーはシールドを含め56000、だが
「(本城がトリガーを2枚引いたら………)」
「トリプルドライブ!」
【アップストリーム・ドラゴン】トリガーなし
【スチームファイター ルガルバンダ】クリティカルトリガー
「効果はすべてバインドタイムに!サードチェック!」
【スチームバトラー マシュダ】クリティカルトリガー
「効果はすべて!バインドタイムに!」
これで合計パワーは56000、メグミのガードを突破している
「いっけぇ!!」
バインドタイムの放った光線がガーディアンを
そしてガーネットさえも飲み込んでいく
【PRISM-I ヴェール】トリガーなし
「負けちゃったか………」
「メーグーミー」
ファイトが終わるとデッキを片付けながらため息をこぼしていたメグミ
だが背後から突然聞こえた声にギョッとなる
「店番ほったらかして何やってるのよ」
「お、お母さん!」
青い顔でメグミが振り返るとそこには彼女と同じように店のエプロンをした女性
「まったく、ヴァンガードの事となるとすぐ熱くなるあたり、本当にお父さんそっくりなんだから………あら?初めての子ね」
「あ、どうも、葛木………いや、メグミさんのクラスメイトの本城タイガです、今日初めてヴァンガードを」
「よろしくね、メグミのお母さんのエミ、ちょっと用があって外してたんだけど大体お店にいるから」
戸惑うタイガにエミは懐から差し出した白い機械を取り出した
「これ、あなたにうちのお店からのプレゼント」
「これは?」
「ファイカだよ、ヴァンガードファイターの証、今までファイトした相手やその対戦成績、それにこんな風に………」
自身のファイカを取り出して開くエミ
その中には彼女のものと思われるデッキが収容されていた
「デッキをしまって持ち運ぶこともできるの、そしてクエスト」
そう言ってお店の入り口にあるモニターのついた機械を操作するエミ
「ファイカを持ってる人同士で困ったことがあったり、対戦相手を探したいなんて時に、こうしてクエストを発注して、手伝ってもらうことが出来るの」
確かに画面にはファイトしてほしい、なくしたカードを探すのを手伝ってほしい、などといった依頼文が書かれていた
「大会なんかを運営しているヴァンガード普及協会からもイベントとかのクエストが出されて、そういうイベントだとたくさんポイントがもらえたりするんだよ」
そう言って自身のファイカを見せるエミ
タイガに渡したものと違い赤い色をしていた
「クエストをクリアしてポイントをためていけば、こうしてグレードを上げる、大体のファイターはこうしてグレードアップを目指してくの、どうするかは君次第」
エミの言葉にクエストボードを見るタイガ
「やってやる、まずは………」
ふとタイガはエミがいまだにボードを操作していることに気付いた
「あの………もしかしてまだ説明すること」
「えっ!?あ、いや、説明はこれで全部なんだけど、せっかくだからクエスト出しておこうと思って」
エミの言葉に目をぱちぱちさせてボードを見る
少し探してみると確かに彼女が発注したクエストがあった
内容はお店のカード整理を手伝ってほしいというもの
「あのっ、いろいろ説明してもらったお礼に、このクエスト、俺が受けてもいいですか」

エミに案内されて店の倉庫へとやってきたタイガ
「えっ」
口元を引きつらせながら目の前の大量のカードを見た
「これ全部ですか」
「うん、これ全部、よそから回ってきたカードなんだけどお店に出す前に綺麗にしておきたくて、少し自分でやってみて、合間にお店の様子を見に行ったら」
「今に至るってわけですか」
部屋の隅で項垂れるメグミを見て状況を理解するタイガ
とりあえず手を付けようとカードに一歩近づこうとするが
「お母さん、私本城を手伝ってていいかな?多分いろいろ説明要ると思うし」
いつの間にか立ち直ったメグミが隣に立った
「うん、それじゃあこっちはお願いね、私は店にいるから」
そう言って戻っていくエミ
「じゃ、まずはカードナンバーの説明からしようか」
「いいのかよ、お前まで」
「いいも何も、もともとうちの店の事なんだし、大体、誰かが教えないと整理の仕方なんてわからないでしょ」
手近な場所にあったブレザープレジャーズのカードを手に取るメグミ
「ほらココ、英語と数字の混ざったのが書いてあるでしょ」
メグミが指さす場所には確かにBT02/075 Cと書かれていた
「とりあえず基本は数字の方みていけばいいわ、こっちの左が収録されてるパック、で、こっちがカードナンバー、カードごとに割り振ってあるの」
「こっちのCってのはなんだよ」
数字の隣が気になったタイガ
近くにあったスケルトンの見張り番のカードを手に取るがそれもCと書かれていた
「それはレアリティよ、C、つまりコモンから始まってR(レア)、RR(ダブルレア)、RRR(トリプルレア)、SPってなっていくほど貴重なカード、もっと上もあるんだけど………まあこの中だとCかあってRだと思うからその辺は気にしなくていいわ」

しばらくカード整理を続けるタイガとメグミ
すると
「二人とも疲れたでしょ、はいこれ」
エミがスーパーの袋に入った何かを持ってきてくれた
中に入っていたのはパックの口から食べるアイス
「カードが汚れないようこぼれにくいものにしておいたの」
「あ、お金………」
「要らないよ、こっちの仕事を手伝ってもらってるんだもの」
そう言ってエミは戻っていった
そんなエミの背中を見送りながら作業に戻ったメグミ

「はい、お疲れさま」
ファイカにサインをもらいクエストを完了させるタイガ
「ただいまぁ」
「あ、お父さん帰ってきた」
丁度そこへやってきた男性、メグミと同じ髪色をしている
「お、お客さんか?」
「メグミと一緒にカードの整理してくれてたの、ほら、こないだ入ってきた古いカード」
「あー、あれ片付いたのか、っと、自己紹介が遅れたな」
そう言って男性は親指で自身を指さす
「俺は葛木カムイ、メグミの親父で一応ここの店長な」
「あ、どうも」
カムイの言葉に会釈をするタイガ
「こう見えてお父さん、昔はすごいファイターだったのよ」
「昔はってなんだ昔はって」
メグミの言葉に訝しげな表情をするカムイ
ファイカを取り出してタイガに見せる
「今でも腕は鈍っちゃいないつもりだぜ、何なら試してみるか?」
「よしなさいよはじめたばかりの子に大人げない」
カムイの言葉に苦笑しながら彼を止めるエミ
「冗談に決まってるだろ」
エミに小突かれるカムイを見ながら笑うメグミの姿にタイガはその場で立ち尽くしていた

その日の夜
メグミは家族と夕食を済ませ片づけを手伝っていた
「あ、そうだ!お父さんなら知ってるんじゃない?」
「ん?」
ソファに座って休んでいたカムイに声をかけるメグミ
「今日本城に会ったでしょ?なんか見たことないカード持ってたのよ」
「なんてカードだ?それ」
「クロノファング・タイガーってカード、お父さん知ってる」
それを聞いたカムイの表情が険しくなる
「クロノファング………十二支刻獣の一角だな、ギアクロニクルの中でも特別なカードだが………そいつどこで手に入れたか言ってたか?」
真剣に聞くカムイにメグミはしばし考え込むが
「そういえば本城カードをどこで手に入れたかは言ってなかったなぁ、聞いておこうか?」
「いや、いい」
そう言ってソファで横になるカムイ
「また面倒なことにならなきゃいいがな………」
誰にも聞こえないようにそう呟いた 
 

 
後書き
ヴァンガードとの出会い
そして様々なファイターとの出会い
タイガがカードキャピタル三号店で出会った少女は………
turn:3 新導ミライ 
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