サクラ大戦来訪者は私の幼馴染
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二人の直哉の思い出3 平行世界へご招待中編2 戦闘介入そして・・・
「それで直哉君僕達二人に話があるのは、もしかしてこの世界の帝都に軍人が多く街にいた事と、なんか関係してるのかな?」
「ええ、流石ですね直哉さん、そこまでわかるなんて」
「そりゃあね、さくらちゃんが僕の名前を呼ぶたびに、軍人たちが反応するからね」
「ええ、そこで二人に、ご相談があります。二人もご覧の通りこちらの帝都は再び、陸軍のクーデターが発生するかもしれません。現に、僕たちの帝国華撃団は、陸軍上層部の横槍で、余り派手に動けない状態なんです」
「成る程、簡単に言えば、君達の動けない部分を僕達に動いてもらいたいと言う事かな?」
「はい、有り体に言えばそうですね、現に大神さんを呼び戻しているので、その間だけ僕達に、力を貸してください」
「さくらちゃんどうしょう?」
「直哉君。もう決めてるんでしょう、そうじゃなかったら神武と桜武を持って来ないでしょ」
「それじゃあ」
「ええ、真宮寺直哉司令、私共の力で良ければ協力させていただきます」
「ありがとうございます。紫藤直哉司令」
ただし直哉君が、僕達も指揮するのが条件です」
「え、何故ですか?直哉さん」
「当然じゃないか、ここは直哉君の世界なのだから」
「わかりました直哉さん」
それじゃあ僕たちは、楽屋に行かせて貰うよ」
「はい楽しんでくださいね」
そして紫藤直哉とさくらは支配人室を出て行った。
楽屋・・・
「皆食べる前に話があるんだ、聞いてくれる?」
「何でしょう直哉さん?」
「お話直哉お兄ちゃん?」
「神武と桜武の事かいな」
「何だ?」
「実は、こちらの帝国華撃団からの要請を受けて、私達も依頼があれば、出撃する事になりました」
「やはりですか」
「マリアさんは、反対ですか?」
「いえそういう事ではなく、こちらの帝都の状況を見たら、その可能性が高いと思ったんで」
「成る程」
そして歓迎会が始まった。
歓迎会終了後、突如緊急出撃を知らせるサイレンがなったのだった。
そして直哉たちの元に、もう一人のさくらが、やって来た。
「直哉さん。皆さん、すいません謎の敵がこの帝劇に向かってます。場合によっては出撃要請するかもしれないので、地下司令室に来てください」
「直哉君遅くなってごめんね」
「お姉ちゃんそんな事無いよ、むしろお姉ちゃんのおかげで、敵の狙いがわかったから」
「え、どういう事、直哉君?」
「つまりこういう事かな?直哉君。先ほどの襲撃は敵の陽動だった、そして本命がここに近づいてると見ていいのかな?」
「ええ、そうです。直哉さん達には申し訳ないですけど、早速力を貸してください」
「皆いいかい?」
「うちもいいで、神武準備完了や」
「私もいいですわ」
「ヘッ並行世界での初陣か」
「アイリスも頑張るよ」
「ええ」
「さくらちゃんもいい?」
「うんいいよ直哉君」
「そう言う事ですので、真宮寺直哉総司令出撃命令をお願いします」
「皆さん協力ありがとう。帝国華撃団花組出撃せよ!!」
「「「「「「「了解」」」」」」」
大帝国劇場前・・・
「早く出て来い、真宮寺姉弟」
「慌てるなよパトリック・ハミルトン」
「「お姉ちゃん行こう、ええ、直哉君、二人は・・・さくらいろ」」
!!
二人の全体必殺技が4人を襲う。
「惜しかったね、僕たちの虚を突いたつもりだろうけど、僕達にそう言うのは聞かないよ」
白騎士がそう言うが、白騎士たちは視界が晴れた時その事実に驚愕したのだった。
「帝国華撃団参上!!」
「馬鹿な!!我等の主ブレント様の策で分断されたはず何故全員揃っているんですか?」
「さあな、何故だろうな、だがこれで、前力でお前にやられた借りを返せるよ」
「行くわよ直哉君」
「うんお姉ちゃん覚悟しろ、パトリック、そして黙示録の三騎士」
「「「舐めるな、小僧がああ」」」
「そして僕たちの平行世界での始めての戦いが始まった」
「さくらちゃんお願い」
「うん」
桜武の一振りが、パトリックの両足の骨を砕いた。
「ぎゃあああああ。痛い、痛い痛い」
!!
「パトリック様」
パトリックの悲鳴を聞きつけ、赤騎士が、桜武と対峙した。
「貴様許さんぞ!!よくもパトリック様を」
「今ですマリアさん」
「了解」
マリアの神武からはなたれた銃弾がパトリックの心臓を貫いた。
「あ・・・が、私がこん・・・な・・所で・・・」
パトリックの絶命と同時に巨大ヤフキエルが現れ、三騎士は何処へ消えていた。
「直哉君あれは?」
「あれが今回の大ボスです」
「直哉さん皆さんもう少し力を貸してください」
「ああ」
パトリックと黙示録の三騎士との戦いの直後・・・
「うわあ」
「直哉君大丈夫?・・・きゃああ。あの巨大な物は、魔装機兵なの?」
「でけえ」
「非常識ですわ」
「まったく並行世界は凄い所やで」
「アイリス、怖いけど直哉お兄ちゃんが、いるから頑張るよ」
「直哉君あれは?」
「お姉ちゃん多分今回の親玉が、切り札を使ったんだと思うよ、どうやら織姫さんは無事救出、出来たみたいだしね」
「本当なの?直哉君」
「うん巨大ヤフキエルが動かしたという事は、追い込まれてる証拠だしね」
「それにこちらも、元星組は動けないみたいだし」
「少しみんなの所へ急ごう」
そして直哉達は、移動を開始した。
「「破邪剣征・桜花放心」」
「ぐおおおお」
「何故こんなに早く来れる?真宮寺姉弟」
「お前、米田長官から聞いたんだろ?」
「何?あの話は本当なのか?」
ああ、そうだ俺たちは、並行世界からお前のくだらない野望を砕く為に、来てもらった」
「初めまして、ブレント・ファーロング、私は並行世界から来た、紫藤直哉と言います」
「何!!紫藤だと、卓と桜花の関係者なのか?」
「何故、お前が父さんと母さんの事を知っている?」
「ははは、これは傑作だ、あの二人が並行世界の住人とはな、そうだ良い事を、教えてやろう、お前の両親を殺したのは、この私だ」
!!
「なっ何だと」
「お前の両親は、我々の実験中に現れ、最初は、協力的だったが、二人は、我々を裏切った、その為殺したのだが、翌日には、二人に関連する物は全てこの世界から消えていた」
「そうかあの二人は、平行世界で死体で発見されたか、私も見たかったぞあの二人の死体をな」
「ブレント・ファーロング貴方が僕の両親を殺したのなら、何を使い殺しました?」
「それは勿論拳銃だ!!」
「成る程・・・直哉君こいつに聞く事は無くなりました」
「ブレント・ファーロングお前は、僕の両親を殺したと錯覚させられている」
「何だと!!」
「ついでにお前は、生きてはいけない人だ」
「何を言う、小僧が」
「皆ごめんね、司令官の僕が、この世界の事を考えなしで、戦いを選択して」
「ええ、直哉にしては、軽率だけど、私も同じよ」
「マリアさん」
「あたいは安心したぜ、直哉にも欠点があってよ」
「カンナさん」
「そうですわ、少尉の欠点より何倍もマシですわ」
「すみれさん」
「それにうちも、あの男は許せんしな」
「紅蘭」
「直哉お兄ちゃんの、気持ちアイリスたちには、痛いほど分かるから」
「アイリス」
「それに、直哉君が間違えそうに、なっても私達が止めてあげるから心配しないで」
「さくらちゃん」
「皆ありがとう」
そして僕達2つの帝国華撃団は、この騒動の黒幕との最終決戦に臨んだのさ」
「「「「うわあーー非常識の大きさだーーー」」」」
直哉は実物の写真を4人に見せたのだった。
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