サクラ大戦7人目の隊員
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さくらと直哉の異世界との遭遇記4 邪神巫女現る後編
「そこまでです」
「ぬう、何奴?」
「「「帝国華撃団空組参上!!」」」
「「「「何!!空組だと帝国華撃団は花組だけではなかったのか?」」」
「黒乃巣会の4大幹部は、突然の空組の登場で、混乱していた。
「新次郎さんは、スターで上空から花組の隊長を援護してください」
「了解したよ、桜花さん」
「コクリコ姉さんは、捕まっている花組の皆さんの救助を」
「了解だよ、桜花」
「そして私が、さくらさんと直哉君の援護して、あの人と戦います。黒き叉丹と」
「「「何だと!!量子甲冑が空を飛んでいる」」」
大神と刹那と羅刹は、新次郎の乗る量子甲冑スターの飛行形態を見て驚いていた。
「行きます!!狼虎滅却・雲雷疾飛」
「何!!俺と同じ流派だと!!」
大神は新次郎が放った技名を聞き驚いていた。
そして桜花達のうほうでは・・・
「さくらさんここは私に任せてください」
「でも・・・」
「いいですか、今のさくらさんと直哉君では、双武改を使いこなせていません」
「ですから今回は、私に任せてください」
「わかったわ桜花さん」
「桜花姉ちゃん。ごめんお姉ちゃんに迷惑かけて」
「うん直哉君、そんな事気にしないでね。私達もう友達だから」
「友達・・・うん僕達友達だよね、桜花お姉ちゃん頑張れ」
「フン別れはすんだか?」
「ええ、ですが一撃で終わらせます。破邪剣征・桜花放心」
!!「何故桜花さんが、桜花放心を放てるの?」
さくらは桜花が、桜花放心を放ったことに驚いていた。
「そしてこの戦いの最中に私達は出会うのです。邪神巫女と呼ばれるものと」
キャハおばちゃん私が手伝ってあげようか?」
「誰がおばちゃんだ、お前は何者だ?」
「私?私はね、イヨだよ」
「イヨだと、ならばその力を見せよ」
「はいはいじゃあ行くよ、出でよ降魔」
少女の声が消えた時、帝都に封印されていた魔の力の一部である降魔が、地上に復活した。
「ついに来たか、イヨ」
「あーーお兄ちゃん探したんだよ。こんなパラレルワールドに来ないでよ、お兄ちゃん達のせいだよ、この世界にも、歪みの欠片が、誕生したのは」
「パラレルワールドじゃと!!」
ミロクでは言葉で理解していても、その真意を、知ることは出来ずにいた。
その現実を、見た黒き叉丹と空組は、驚いていたが、花組と黒乃巣3幹部はこの状況を整理しきれていなかった。
「さくらお姉ちゃん気をつけて、今でてきた怪物強いから、もしかしたら光武では勝てないかも」
そしてこの状況を整理できる人物米田長官も驚いていた。
「馬鹿な!!降魔だと、あれは一馬の命を犠牲に封印したんだぞ!!」
「それが何故、封印が解除されていないのに、何故地上に現れやがったんだ」
米田は悔しがっていた。戦友の命を懸けて、施した封印が、解除されずに、姿を現わした降魔に。
「お父さんイヨが動き出しました。どうしますか?」
「桜花取り合えず、現状維持は何分くらい出来るかい?」
「現状の戦力で、持って4分くらいですかね」
そして私達は邪神巫女イヨが呼び出した降魔と戦い始めその最中に私の弟が・・・」
「この世界は面白いね。真宮寺健二兄ちゃん」
「そうだな、俺もこんな世界を見つけることに、なるとは思わなかった」
「そうだね、それに私気に入っちゃた、双武改に乗る男の子を」
「え、僕の事?」
「そうさ君の事さ」
「イヨ貴様、直哉君をどうする気だ?」
「へえ君の名前は直哉君ていうんだ」
「君凄いね、その体に眠る物は、僕が触れてはいけない物だねだけど、僕君のことを気にいったから、僕と結婚しょう」
「嫌だよ僕には、もう将来の相手を決めてるから、君と結婚はしないよ」
「ふーん直哉君も、その女が、好きなんだね、なら今この女を殺しちゃおうかな」
イヨに、殺気を当てられたさくらは、余りの恐怖で何も出来ずにいた。
「あらら、この程度の殺気で、こうなるなら、この世界の為に私が、壊しちゃおうかな?」
「駄目だよそれは」
「どうして?君の守護者が、こんなんだから、この世界を私が管理するんだよ」
「それはつまり直哉君を、守ることになるんだよ」
「へっ」
「だから直哉君僕と来て、そうすれば君の大事な者を一度だけ助けてあげるから」
伊予の言葉に直哉の心は微かに揺らいだ。
「駄目よ直哉君、そんな言葉を聞いちゃ」
さくらは、恐怖心を抑えながら、直哉に言った。
「ああ、面倒だから、この手を使おうと」
直哉を不思議な力で操り直哉はイヨともに消えてしまった。
「私の弟はイヨによって誘拐されたのです」
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