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サクラ大戦来訪者は私の幼馴染

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二人の直哉の思い出3 平行世界へご招待前編


ついに悪霊憑依獣との最終決戦が始まろうとしていた。

「行くよお姉ちゃんZENKI」

「おう」

「行きましょう」

真双焔武は、ZENKI共に突撃した。

「さくらちゃん僕達も行こう」

「うん直哉君」

「「破邪剣征・桜花放心」」

「二つの必殺技が重なり悪霊憑依獣にぶつかる。

「グオオ。この程度のことで、我が敗れるのか」


二人の必殺技を受けた悪霊憑依獣京極は爆発を起こした。

「やった、これで私達の勝ちだね」

「いやまだだよ、さくらちゃん油断しないで」

「え、直哉君?」「さくらちゃん後ろに飛んで、早く」

「分かった」

光武が後ろに飛んだ瞬間、光武がいた場所には1本の刀が、突き刺さった」

「よくぞかわせたな、褒めてやろう」

「お前まだ生きていたのか?」

「当然だ!!私がこの程度でやられる訳が無いだろ」

「成る程な、先ほどの爆発は、真宮寺姉弟に、憑依するための布石か?」

「その通りだ、よく分かったな人間」

「だが貴様らでは、私を倒す事は無理だ」


「お兄ちゃんその敵どうやって倒したの?前鬼を使役出来る二人が居ない状態で?」

「それはね・・・」
「確かに今のままではそうだな、だが、これはどうかな」

「前鬼ーーー」

「何で千明の声が?」

「私も何でか知らないけど、直哉君とさくらさんを救うには、金剛臨ルドラしかないわ」

「行くわよZENKI」

「おう」
「「「食らいやがれ悪霊憑依獣、金剛臨ルドラだああああ」」」


「ぎゃあああ。馬鹿なああこの私がまたしても、霊力しか持たない者に敗れるというのか」

悪霊憑依獣京極は、消滅した。

「お前どうやって千明を呼んだんだ?」

「ああ、僕は、口寄せが得意だからね、前鬼君の本来のマスターに僕は体を貸しただけさ」


「「「「ええーーー口寄せ」」」」

「そんな事だけであの状況を突破したと言うの?」

4人の中でティアナが一番驚いていた。

「まだ続くんだけどね」

「「「「まだあるのーーー」」」」

「次に、僕達が真宮寺直哉君と会ったのは、こちらの世界では太正13年だけど、向こうの世界では、太正15年の12月だったんだ」
「あのーすみません。こちらに紫藤直哉さんて方いますか?」


一人の少女が直哉に声をかけた。

「あ、はい僕が、紫藤直哉ですけど?」


「あ、前鬼どうしてここに?」


「よ、直哉またあったな」


その時、舞台からかさくらが走ってきた。


「きゃあああ。やっぱり前鬼君だ」


そう言ってさくらは、前鬼を抱かかえる」

「おいや、止めろよ」

前鬼は、弱弱しく抵抗するしかなかった。

「さくらちゃんいつの間に来たの?」

「うん、前鬼君のにおいが、したから急いできたの」

「匂いってお前は、犬かよ?さくら」

「こんな所で話すのもあれなんで、支配人室で話さない?」


「そうですね」

そして千明達は、支配人室に向かった。

支配人室・・・

千明達は、紫藤直哉に自分達が来た理由を伝えていた。


「成る程、そちらのさくらさんと直哉君が、僕達に、お礼がしたいから来て欲しいと?」

「はい」

「さくらちゃんどうする?」

「私行きたい、大神さんいないけど、帝国華撃団みんなで」

「わかりました。千明さん僕たちは招待を受けます」

「本当ですか、ありがとうございます」

こうして二つの帝国華撃団は、また出会うこととなった。

「それでは今から出発準備して来ていいですかね」

「ええ、出来れば、貴方方の量子甲冑も持ってきてくれるとありがたいですね」

「量子甲冑をですか?」

「ええ、もしもの時もためにですよ。直哉さん憑依獣とかの出現に備えてです」

「成る程、確かにこちらでも憑依獣の怖さはわかりますから」

そう言って紫藤直哉は、準備の為支配人室を出て行った。

「そして僕達は一度役千明さんの世界に行き、そこで僕達は驚いたのさ」


2時間後


紫藤直哉たち全員の準備が終わり、一度千明達の世界に行く事になった。

千明達の世界・・・・


「へえーここが千明ちゃんと前鬼の世界なんだね」

「直哉君あれ見てあれ蒸気自動車じゃないわ」

「あれは電気自動車ですよ。さくらさん」

「「ええーーあれ電気で動いてるの?」」


千明の世界でも驚く直哉たちだった。

そりゃあそうですよ、何せ直哉さん達の時代から約70後の世界なんですから」


「「「「「「「ええええーーーー70年後ーーー」」」」」」」」

「70年後と言えば、アイリスもお婆ちゃんだね」

「直哉君大丈夫だよ、私は直哉君とずっと一緒だからね70年経ってもね」

「さくらちゃん」

「しかしここが70年後と言われたら、納得できるな、なあすみれ」

そして僕達は、千明さんの世界から、真宮寺直哉君がいる世界に向かった。
「へえーここが、真宮寺直哉君達の世界なんだね」

「直哉ここが本当に並行世界なのか?」

カンナが直哉に聞いた。

「ええ、カンナさん、ここは間違いなく並行世界です」

「僕たちの世界は13年なのに、ここは15年の12月ですからね」

「わ、本当だね直哉君」

「さくらちゃん少し離れて、歩きにくいよ」

「嫌だよ、直哉君」

「さて皆さん。もうすぐ大帝国劇場ですよ」

「ねえ、さくらちゃん」

「何?直哉君」

「この世界の帝都、軍人が多いね」

「そう言われたらそうね」


「只の旅行では、終わりそうにない気がするから気をつけてね」

「うんわかったよ、直哉君」



千明に案内され、大帝国劇場に着いた、紫藤直哉たちは、真宮寺直哉のいる。支配人室に向かうのだった。


「直哉君いるーー」

「いるよ千明お姉ちゃん」

「じゃあ入るよ」

「いいよ」

千明達は支配人室に入った。


「やっほー小さい直哉君。久しぶり」

「久しぶりだねアイリス」

「直哉さん久しぶりですね」

「すみれさんも、お元気そうで安心しました」

「直哉君。今度真双焔武を見せて」


「いいですよ紅蘭さん」

「元気そうで、安心したわ、直哉」

「マリアさんも」

「直哉元気だったか?」

「はい、カンナさん」

「直哉君、良かった、またお話が出来て」

さくらはそう言うと、真宮寺直哉を抱きしめた。


「ちょさ、さくらさん何を・・・」

「直哉君これは、黙って帰った罰ですよ」

「ええーーー」


そして、時が過ぎ・・・


「さくらちゃんそろそろ、離してあげてね、直哉君が気絶寸前だから」

「・・・・・」

「ハッごめんね直哉君」


そう言ってさくらは、少年直哉を離した。


「ぷはーー助かったありがとうございます。なおやさん」

「こちらこそ呼んでくれてありがとう。帝国華撃団。総司令真宮寺直哉君」


「「「「「ええーーーーここの直哉も総司令ーー」」」」」」


「ええ、ですけど、米田司令も居ますけどね」

「「「「「「そうなんだ」」」」」」

「「「「えええーーあの子も総司令なの?」」」」

なのは達も驚いていた。





 
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