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英雄伝説~光と闇の軌跡~(3rd篇)

作者:sorano
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第113話

その後、襲い掛かって来る敵達を次々と倒して行った各チームは終点に到着した。



~幻影城・終点1~



「ここは………」

「………どうやら終点のようだね。」

仲間達と共に終点に到着したエレナは周囲を見回して呟き、エレナの言葉にアドルは頷いたその時、何かの機械音が聞こえて来た!

「この音は一体………!」

機械音を聞いたフィーナは不安そうな表情をし

「うふふ、そう来たんだ。クスクス………”影の王”さんったら本当に気が利いているわね。」

「―――来るぞ!全員、構えろ!」

レンは不敵な笑みを浮かべ、ラグタスは警告した。するとアドル達の目の前に上空から現れた黄金のパテル=マテルが、降り立ち、周囲には幻影城で現れた弓を手に天使の姿をした敵――――アローアンヘル達が現れ

「わわっ!?」

「ぴ、ぴえっ!?あの人形兵器は………!」

「”黄金”のパテル=マテル………!?」

パテル=マテルを見たジョゼット、テトリ、ティオは驚き

「うふふ………もしかしたら”結社”が開発したパテル=マテルの原型かもしれないわね。………そっちがそう来るのなら、こちらも答えてあげないとね!来て―――パテル=マテル!!」

レンは不敵な笑みを浮かべた後、パテル=マテルを召喚し、黄金のパテル=マテルと対峙させた!



~同時刻・幻影城・終点2~



「ここが終点か………?」

仲間達と共に終点に到着したユリアは眉を顰め

「うーん………その割には何もないけど。」

「………今までのように何者かが待ち構えていると思っていたけど………」

シェラザードとエリザスレインは考え込んだ。するとその時

「待機モード解除………」

何かの機械音が聞こえて来た!

「機械音だと………!?」

「まさか…………!」

謎の機械音を聞いたミュラーは警戒し、リシャールは真剣な表情で呟いたその時!

「システム再起動………再起動完了………座標確認………”幻影城”………左翼エリア最深部………領域内に侵入者を確認……これより実体化を行う………」

シェラザード達の目の前に空間が歪み、漆黒のトロイ=メライが現れ、周囲には幻影城で現れた剣と盾を手に天使の姿をした敵――――ブレードアンヘル達が現れ

「何ですの、あの人形兵器は………!?」

「!あれはあの時、戦った………!」

「………まさかあの人形兵器と再び戦う時が来るとは思わなかったわ………」

トロイメライを見たフィニリィ、パズモは驚き、ニルは警戒した様子で睨み

「こいつは………!」

「漆黒の”トロイメライ”………!」

「………どうやらボク達の相手は彼のようだね………」

ジンとクローゼは真剣な表情で睨み、オリビエは警戒した様子で呟いた。

「MODE:完全殲滅(ジェノサイド)………トロイメライⅡ………”ゲシュペンスト”………これより殲滅行動を開始する………」

そしてトロイメライは機体を震わせ始めた!



~同時刻・幻影城・終点3~



「ここが終点みたいだね。」

「それにしても広い場所ですね………」

仲間達と共に終点に到着したウィルは呟き、アネラスは周囲を見て呟き

「ふふ………これだけ広いと大声を出したくなるね。」

アネラスは苦笑しながら言った。するとその時!

「グオオオオオオオッ!」

何かの雄たけびが聞こえて来た!

「今の咆哮は………!」

「一体何が来るの………!?」

雄たけびを聞いたツーヤは驚き、ペルルは不安そうな表情で呟いたその時、なんと上空から全身が赤いレグナートがアガット達の目の前に降り立ち、周囲には幻影城で現れた杖を手に天使の姿をした敵――――ロッドアンヘル達が現れ

「チッ………!」

「わわっ………!」

「この竜はあの時の………!」

「なんて大きい竜………!」

レグナートを見たアガットは舌打ちをし、ミントは慌て、アムドシアスとセラウィは驚き

「紅いレグナート………!」

「”黒の箱舟”のように変化させられた存在か………!」

(奴が我等の相手か………!)

プリネ、レーヴェ、サエラブは警戒した様子でレグナートを睨み

「力を貸して――――パラスケヴァス!!」

「頼む―――アスモデウス!!」

プリネとウィルはパラスケヴァスとアスモデウスを召喚した!



~同時刻・幻影城・終点4~



「ここが終点のようだけど………」

「何これ?真っ暗じゃない。」

仲間達と共に終点に到着したサティアは真剣な表情で呟き、エステルは目の前の真っ暗な空間を見て首を傾げた。するとその時

「グオオオオオオオオオオオオオオ―――――ッ!!」

何かの雄たけびが聞こえて来た後、目の前の真っ暗な空間に巨大な翼とかつて戦った敵―――邪竜アラケールの幼生が2体現れた!

「ム!こやつらは………!」

「邪竜アラケールの幼生と………邪竜自身の翼か………!」

目の前の敵達を見たハイシェラは警戒した様子で、真剣な表情のセリカと共に敵達を睨んだ。

「って!こいつらとどうやって戦うのよ!?あの真っ暗な空間………足場があるの??」

「見た所、空中で戦わないといけないようだけど、翼がない僕達はどうやって戦えば…………」

そしてエステルは目の前の空間や敵達を見て戸惑い、ヨシュアが考え込んだその時

「………”想念”に答えるこの”影の国”ならできるはずだ………ラーシェナ!俺に翼を!」

静かな表情のセリカが叫んだ!するとセリカとサティアの背に美しい白き翼が現れ

「………どうやらセリカの身体と同じ私にも翼が現れたようね………2人の翼は私が力を貸して創るわ。」

「………私も力を貸しましょう。」

白き翼を背中に現したサティアは自分の力で背に白き翼を生やしたフェミリンスと共に片手をエステルとヨシュアに向けて魔力を送った。すると2人の背に魔力によってできた光の翼が現れた!

「ハハハハハハッ!最後の決戦は空中戦か!面白い………!」

そしてハイシェラは高笑いをした後、跳躍して真っ暗な空間を滞空し

「力を貸して、カファルー!!」

エステルは空を飛ぶ事ができ、空中戦ができるカファルーを召喚し

「よし………行くぞ!!」

セリカは仲間達に号令をかけ、仲間達と共に翼を羽ばたかせて真っ暗な空間へと飛び込み、翼を羽ばたかせて滞空し、武器を構えた!



~同時刻・幻影城・終点5~



「ここが終点か………?」

「その割には何もないな………」

「気を付けて。きっと何かが現れるわ。」

仲間達と共に終点に到着したティファ―ナはリンと共に首を傾げ、ラピスは警戒した様子で周囲を見回しながら警告した。するとその時

「グオオオオオオオオオオオオオオ―――――ッ!!」

何かの雄たけびが聞こえて来た後、空間が歪んだ後巨大な鋭い爪が2つ現れ、さらに周囲にかつて戦った敵―――邪竜アラケールの幼生が2体現れた!

「ふ、ふえええ~!?一体何なのですか~??」

「どうやら何かの生物の爪のようですけどこれは一体………」

「!気を付けろ!あの虫達もそうじゃが、あの爪からはとてつもない力を感じるぞ!」

敵達を見たサリアとシュリは戸惑い、レシェンテは警告し

「なっ!?あの虫達は………!」

「なんで…………?」

「ちょっ!本当にまた戦う羽目になるなんて………!」

「”邪竜アラケール”の幼生!という事はあれは邪竜自身の両爪………!」

リタとナベリウス、マリーニャは驚き、エクリアは警戒した様子で叫んだ。



~同時刻・幻影城・終点6~



「………見た所、ここが終着点のようですね…………」

「………その割には何もいないな?」

仲間達と共に終点に到着したティナは周囲の景色を見て呟き、ディアーネは何もない事に首を眉を顰めた。するとその時

「グオオオオオオオオオオオオオオ―――――ッ!!」

何かの雄たけびが聞こえて来た後、リウイ達の目の前の空間から巨大な何かの生物の顔、さらに周囲にかつて戦った敵―――邪竜アラケールの幼生が2体現れた!

「なっ………!」

「この魔物達は一体………」

目の前の敵達を見たファーミシルスは驚き、イリーナは戸惑い

「ぬ、こやつらは!」

「キャハッ♪最後の戦いにはちょうどいい相手だね♪」

「フフ………面白くなって来たじゃない!」

見覚えのある敵達を見たリフィアは目を見開き、エヴリーヌとカーリアンは好戦的な笑みを浮かべ

「”邪竜アラケール”の頭と幼生達…………!」

「………なるほど。以前にも邪竜の幼生が現れたという話だったからな………本体が出てきてもおかしくはあるまい。」

ペテレーネは警戒した表情で呟き、リウイは静かに答えた後仲間達と共に武器を構えた!



~同時刻・幻影城・大門・終点~



「ふふ………ようこそ。よく、こんな場所まで辿り着くことができたわね。」

ケビン達が終点に到着するとそこには”影の王”――――ルフィナが妖しげな笑みを浮かべて待ち構えていた。

「……姉様。」

「来たで………ルフィナ姉さん。」

待ち構えているルフィナをリースは複雑そうな表情で見つめ、ケビンは真剣な表情で言った。

「”煉獄”でのやり取りはここから見させてもらったわ。フフ………まさか”聖痕”の力で倒れたケビンを助ける為に”性魔術”をしてまで、助けるなんてね。あの時は正直驚いたわよ、リース。」

「!!!~~~~~~~~~っ!」

「?その”性魔術”っちゅうやつで”聖痕”の力で倒れたオレを回復させたんか……一体どんな魔術やねん?」

ルフィナの言葉を聞いたリースは驚いた後、顔を真っ赤にした後身体を震わせ、全身にすざましい殺気を纏ってルフィナを睨み、ケビンは首を傾げ

「え!あの魔術を行使したのですか………!?」

「ほう………これはまた羨ましい方法で治療してもらったのだな………」

「それほどまでに………ケビンさんが………大切なの………ですね………」

「フフ……………」

リセルは驚いた後顔を赤らめ、ヴァイスは意外そうな表情をした後静かな笑みを浮かべてケビンに視線を向け、マーリオンは静かに呟き、シルフィアは微笑みながらリースに視線を向け

「フフ………非常事態とはいえ、随分大胆な方法をとったのね。」

「………ここは黙っていてあげなさい、セオビット………」

セオビットはリースに視線を向けて口元に笑みを浮かべ、シルフィエッタは顔を赤らめてセオビットを注意し

「一体なんなんだろうね、ノイ?ケビンさん以外の人達はわかっているようだけど………」

「私達はさっぱりわからないのに、自分達だけわかっているなんてズルいの!」

ナユタは首を傾げ、ノイは頬を膨らませた。

「………姉様。…………今は関係のない話をする事はやめてもらいます?」

そしてリースは身体を震わせ、すざましい殺気を全身に纏ってルフィナを睨み

「………そうね。さっきの言葉はさすがに失言ね。同じ女性として、これ以上は言わないでおくわ…………」

睨まれたルフィナは頷いた後、再び妖しげな笑みを浮かべて答え、そして話を続けた。

「話を戻すけど……………まさか”白面”の誘惑にあなたが耐えきるなんてね。」

「正直………リースが一緒やなかったら取り込まれてしまってたやろ。その意味では………オレは相変わらずヘタレで臆病なまんまかもしれへん。人間………そう簡単には変れへんしな。」

「ケビン………」

ルフィナの言葉に答えたケビンの言葉にリースは静かな微笑みを浮かべ

「ふふ、その割には穏やかな目をしているのね。でも………そんな自信のないことで本当にいいのかしら?あなたが私を止められなければこの”影の国”は止まらない。その事はわかっているのでしょう?」

ルフィナは頷いた後、再び妖しげな笑みを浮かべて尋ねた。



「ああ………そしてその影響はこの世界だけに留まらない………おそらく”影の国”は現実世界への侵食を始める………そうなんやろ?」

「え………!?」

「何!?」

「僕達の世界にまで影響が!?」

「………ありえない話ではないですね。実際、”本物”のイグナートや封印されていたという”姫神”が取り込まれていたのですから…………」

そしてケビンの推測を聞いたリース、ヴァイス、ナユタは驚いて声を出し、シルフィエッタは真剣な表情で呟いた。

「ふふ………よく気付いたわね。この数千年………人の願望を取り込みすぎた事により”影の国”の密度は限界に達している。その内圧を解き放つため………確かに現実世界への侵食を開始することになるでしょう。

「やっぱりか…………」

ルフィナの説明を聞いたケビンは納得した様子で呟き

「いきなり現実の全てを変えてしまうのは無理だけど………異界化のようなプロセスで少しずつ侵食することなら可能よ。最終的には、現実の世界に亡者や悪魔が溢れ出るでしょうね。」

「「そ、そんな………」」

リースとノイは信じられない表情をし

「現実が虚構に………虚構が現実に………そういう事ですね?」

シルフィアは真剣な表情でルフィナを睨んで言った。

「ふふ………でも考えてご覧なさい。それは人の思いや願いが反映されやすい世界でもある。皆が平和と幸福を望めば世界を本当にそのように変えられるかもしれない………いっそ受け入れてしまうのも選択肢の一つかもしれないわね。」

一方ルフィナは妖しげな笑みを浮かべた状態で提案したが

「………いや。それはあり得へんわ。」

「あら………」

ケビンの答えを聞き、意外そうな表情をした。



「そんな単純な話やないことは”輝く環”の一件からもわかる。人の願いを無制限に叶えてしまう女神の至宝………その恩恵に溶してもなお、人は破滅を避けられへんかった。多分、同じことを繰り返すだけなんとちゃうかな?」

「………………………」

「………そしてその事は姉さんが一番良く知ってるはずや。騎士になっても力に頼らず、考えを尽くし、努力も惜しまずにより良い結果を求めた姉さん………絶望に消えようとしていたオレを強引に連れ戻してくれた姉さん………それは多分、世界が決してオレらに都合がいいものでは無いということを知ってたからこそ出来たことや。唯一、人が人に働きかけ、より良い結果を導こうとする事で、世界の在り方を優しくできる………そう、思ってたんとちゃうかな?」

「………………………」

穏やかな目をして語るケビンの問いにルフィナは何も答えず、両目を閉じて黙り込んでいた。

「リース達と一緒に”煉獄”に落ちてオレはようやくそのことに気付けた。するとな………今までのオレがなんてちっぽけな存在やったか改めて思い知らされたんや。姉さんが自分を犠牲にしてオレを救った真意も考えず………母ちゃんから逃げずに何をしてあげられたかも考えず………ただ『罰』を求めることで結果的に赦してもらおうとした甘ったれのガキみたいなオレ………そんな………ありのままのオレが見えてきた。」

「ケビン………」

一方リースは驚きの表情でケビンを見つめた。

「でもな………今はそれでいいと思う。姉さんが立っていた場所がやっと見えた気がするから…………そこに向かって少しずつでも歩いていける自信が出てきたから………だからオレは………やっと今のオレ自身を認めてやれそうな気がするんや。」

「フフ………開き直ったのですね………」

「ああ………その言葉はここにいる皆に共通する言葉だ。」

「ええ………」

ケビンの答えを聞いたシルフィアは微笑み、ヴァイスとリセルは静かな笑みを浮かべて頷いた。

「………………………フフ、どうやらお灸が効きすぎてしまったみたいね。でも、そんな風に『私』を過大評価していいのかしら?ここは”影の国”………想念が世界に影響を与える地。今のあなたでは『私』に届かないのなら………『私』に勝てる道理もない。」

「姉様………」

目を閉じて黙って聞いていたルフィナが目を開いて口にした説明を聞いたリースは複雑そうな表情をし

「ま、確かにその通りやろ。―――――あんたが本当にルフィナ姉さんを再現しただけの存在ならな。」

ケビンは穏やかな目をして言った。



「………な…………」

「え………!?」

ケビンの言葉にルフィナとリースは驚き

「もう………あんたの正体はわかってる。半年前、”影の国”にコピーされてしまった存在………この世界が自律的に存続するための核にして(ことわり)………姉さんという概念をまとったオレの”聖痕”そのものや………!」

ケビンはルフィナを睨んで”影の王”の真の正体を叫んだ!

「!!」

ケビンの言葉を聞いたルフィナが目を見開いたその時、ルフィナの全身が妖しげな赤紫の光を放ち、ルフィナは後ずさりをした後、宙に浮き

「くっ………まさか………まさか………そこまで気付くとは…………!」

表情を歪めた後、姿を消した。するとルフィナのいた場所の空間に妖しげな赤紫の光を放つ”聖痕”が現れた!

「あれは………!」

「ケビンの”聖痕”………!」

目の前の”聖痕”を見たシルフィアとリースは真剣な表情で”聖痕”を睨んだ。

「相手が貴様なら………オレは負けるつもりはない!貴様が図々しく利用しとる姉さんを解放するためにも………全力でブチのめさせてもらうわ!」

そしてケビンは”聖痕”を決意の表情で睨んで叫んだ!



ハハハ………いいだろう、ケビン・グラハム………オリジナルたるお前を喰らえば……『我』も真の意味で完全となる………折しも、我が(しもべ)たちが貴様らの仲間を出迎えた所………その全てに打ち克たねば、貴様らの明日は決して訪れぬ………存在そのものを呑みこみ、”影の国”の糧としてくれよう………我が名は”聖痕(スティグマ)”………世界を律する核にして理なれば!



”聖痕”は不気味に笑った後、光をさらに放ち、異空間から巨大な翼や身体を召喚して身に着け、真の姿――――”影の国”の”意志”を具現化した姿、”アニマ=ムンディ”になり、ケビン達と共に異空間に浮く戦場へと転移した!

「フッ……甘いな。そんなルールごときで、もう勝ったつもりか?」

「それがルールなら、こちらも異存はなし………!」

「私達の力………見せてあげるわ………!」

「”断罪の聖騎士”シルフィア・ルーハンス!我が主達の明日への道を切り開く為に全力で参る………!」

そしてヴァイスは不敵な笑みを浮かべ、リセルとセオビット、シルフィアは真剣な表情で叫び

「それぞれの明日への道を歩む為に………!」

「そして大切な仲間達の為に………!」

「絶対に勝つの!」

「全力で………行きます………!」

続くようにシルフィエッタ、ナユタ、ノイ、マーリオンは決意の表情で叫んだ後仲間達と共に戦いの構えをし

「オレがオレ自身を認めてやるためにも………!そして、全員無事に再会する約束のためにも!」

「私達は絶対に………あなたに勝ってみせる!………みなさん!これが最後の戦いです!」

「みんな………絶対に勝つで!」

ケビンとリースは仲間達に号令をかけ

「おおっ!!」

仲間達はそれぞれ力強く頷いて戦闘を開始した!



こうして”幻影城”でのそれぞれの最終決戦が始まった…………!




 
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