サクラ大戦7人目の隊員
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記憶を取り戻せ!!2 すみれ篇前編
「じゃあ直哉君を救うには、花組の皆が記憶を取り戻せたらいいのね?」
「多分やけどね、私達も手伝いますから」
「ええ、いいの?二人とも」
「「良いですよ」」
そして翌日・・・
さくらは、記憶を取り戻すメンバーを決め、すみれの部屋に来た。
「すみれさんいますか?」
「何ですのさくらさん」
「もしよければ、一緒に買い物に行きませんか?」
「別に良いですわよ、さくらさん」
「やったーそれじゃあ今から行きましょう」
さくらとすみれは、街に向かった。
街中・・・
「そう言えば、さくらさんとは、よく買い物に一緒に3人で行った事がありますね」
!!
「そうですか」
「ええ、でも3人目の顔と名前が出てこないですわ?」
(やはり直哉君の記憶は何者かに操作されてるのね、はやてちゃんが言ってたように、一人ずつ確実に解除していくしかないわね)
「さくらさんどうしたんですの?急に黙って」
「あ、いえいえなんでも無いですよ。すみれさん」
「なら良いですけど、せっかく街に出たんですから楽しまないと損ですからね」
そしてさくらとすみれは、楽しんでいた。
「これでいいのかしら?」
さくらは、心の中で不安を感じられずにいられずにいた。
その頃なのはたちは・・・
「見てくださいなのはさん」
「やはり協力出来ませんよね、皆さん」
「御免な桜花ちゃん」
はやては桜花に謝っていた。
「いえいいんですよ、私自身貴方方なら、断ると思ってましたし、断わってほしいと思いましたしね」
「成る程なあ、桜花ちゃんに試されてたんか」
「ごめんなさい」
そして直哉達は、桜花の力で、元の世界に戻ったはずだった。
「この映像は、私達が桜花さんの世界から帰る時の映像です。そしてこれが直哉君の石化前の映像と音声です」
「ねえお姉ちゃん、ここ物凄く嫌な感じがする」
「私もそう感じるわ」
「お姉ちゃんは僕が、守ってあげるから」
「それは、私も同じよ直哉君」
そして、真双焔武は聖魔城最深部に着くと、そこで直哉とさくらが見た光景は・・・
「さくら君、直哉君、逃げるんだこいつの目的は、君達二人だ」
「「大神さん。皆」」
そう言って、大神は気絶した。
「はあ、やっと来ましたね、この世界を歪めている元凶の真宮寺直哉」
「お前は何者だ?」
「死に行く者に語る名はないんだがな」
「何だと!!」
「良かろう我が名は、ヒミコ。貴様ら歪みを粛清する者だ」
「ヒミコだと!!」
「じゃあ貴様は、邪神巫女イヨの関係者か?」
「ほうお前達、我娘を知っておるのか?」
「「娘だって」ですって」
「何じゃ、知らなかったのか?まあ当然じゃな、ワシが出てきた以上お前達に生き延びる術はないからの」
「「くっ」」
「だが、今は機嫌がいい、真宮寺直哉よ」
「何だ?」
「お主が封印されれば、ワシはこの世界を去るぞ?」
「・・・それは、本当か?」
「ああ、ワシは、嘘はつかん。ただしお主が封印されれば、お前の姉は地獄を見るがな」
「なっどういう事だ!!。うわああああああ。お姉ちゃんーー」
「きゃああああ。直哉君が、石になったよ」
「ふむこれで、封印は完了だ。真宮寺姉弟よ再び過去に戻り、私を見事に倒せるようになるがいい」
「きゃああ」
「真宮寺姉よ、弟を忘れている世界で、いつまで耐えられるかな?」
そう言って、ヒミコは消えたのだった。
「ちょっと待ってイヨは桜花さんの敵のはず、それが何故直哉君の世界にいるの?」
「そうなんです.私もそこが気になって」
「はやてちゃんと、フェイトちゃんは?」
「さくらさんの所です」
「わかった。二人に連絡して」
「はい」
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