転生マブラヴ オルタネイティヴジェネレーション
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マダガスカル島では
前書き
少しおかしなところは修正したり 変えたりしています。
まっあ 火星軍としても地球の被害がこれ以上でないように 色々とやっているので。
1983年
欧州、海王星作戦が終わり火星軍との交渉が終わった一ヶ月後・・・
世界は流動的にではあるが・・・
加速度的に代わりつつあったのだ。
実際に米国は【ATSF計画】を始動し始めたのだ。
BETA大戦後の世界を見越した次世代戦術機の開発が米国内で極秘裏に開始されることとなった。
これには米軍内部でもMSと呼ばれる機動兵器の存在があったからだ。
事実この一ヶ月の間に火星軍はベース機と呼ばれる【ジム初期型】
を全ての国に12機と共にビーム兵器類を除く兵装などその国が開発した、
戦術機と戦術機のデータ等と共に技術交換することで
アメリカも初期型とはいえジムを12機手に入れたわけだが
この結果・・・アメリカ国内で世論が二分したのだ、実際にMSの技術は初期ジムとはいえ
第二世代型の戦術機より高性能で有りながら、大量生産品ということもあり、
そらには量産型可能なチタン系の合金を使われている為に防弾性も戦術機より格段に上であり
とどめにアメリカが開発していた、【ステルス技術】を普通に破れるほどの出力を持った量産型であるのだ、
そのためにエース機や限定生産機などの性能は考えるだけでも頭が痛いことになっていた。
事実アメリカは戦後においては戦闘機がまた戦場の花になると思って開発に力を入れていたが
だが現実は違っていた、確かにMSは強いが戦術機と違って空をを飛べない弱点があるが
だがそれに有り余るほどの特性があったそれは陸上においてはMSの方が拠点攻撃・防衛に対しては圧倒的に有利になっていることであった。
確かに戦術機は空を自由に飛べるように作られている為に、軽い上に装甲も撃たれ弱く戦闘機や下手おすれば戦車の砲撃ですら倒せる機体ですらないのだが
だがMSは戦車の砲撃を食らっても倒れないどころか逆に建物のを遮蔽物として使って確実に迫ってくるのだ。
しかもだ、レーダー系が発達しているおかげもあり、この時点で作られたステルス機の戦術機実験小隊は見事に市街地戦においては事実上の負けを認めるしかなかったのであった。
故にアメリカは戦術機とMSの技術の融合機を作るのか、またはMS機と戦術機は別々に開発部門を分けて独自開発するのかで色々ともめていたのだが
結局は表向きは【ATSF計画】の計画を発動させつつ、アメリカ製のMS機の開発計画も同時にスタートさせることで決まった。
一方の日本も耀光計画始動した、アメリカの【ATSF計画始動】を受け、国産次世代機開発研究機構は目標を第3世代機開発へと方針転換したが
こちらもやはり今まで日本が作った戦術機とその戦術機のデータと交換で初期ジムが12機火星軍と交換することと成った。
これによって日本は後にMSの技術力と戦術機の技術力の融合型として【武御雷】が誕生するのだが
その姿形は完全にガンダムアストレイ・レッドフレーム・フライトユニット装備型であったのはある意味仕方がないことであった。
これは日本の戦術機思考が接近戦になることが限定によって作られることが決まっていたために、
それとガンダムの戦闘データなどを【譜代武家である篁家の当主】のチーム達が近衛に持ち帰ったことで。
日本としても元々は白兵戦を主体として作られたはずのガンダムの設計思想を出来うるかぎり受け継いだのがレッド・フレームの誕生秘話であった。
まだそれはずいぶん先の話であるがすでに【譜代武家である篁家の当主】率いる1チームはマダガスカル島の軍港に入っており、
最初の契約者といわれる、アイリスディーナとベアトリクス・ブレーメ両少佐と共に軍港に設置された会議室で最初の挨拶を行っていた。
一方の欧州側もEU本部をロンドンへ移転
EU側は本部機能をブリュッセルからロンドンへ移転、ベルファストの本部が完成するまでの一時的措置することと成った。
確かに海王星作戦は成功を収めたが、それはあくまでも一地方の戦略が成功しただけであり、
いまだにBETA大戦は欧州側が徐々にだがBETAの大群によって戦線が押されているのは仕方がないのだが
だが今回のBETA側が出した損害は普通に10万~十五万とも言われており
その数の補填をするまでは、ドイツ側のほうでは
いまだに一ヶ月が経過したのにもかかわらずBETA側の進撃が無かったのであった。
だからこそ今のうちにロンドンへと本部機能の移転が決まったのだ、
また欧州側もやはり火星軍との取引によって戦術機のデータや戦術機との交換により
【初期ジム12機】とビーム兵器を除く武装などを技術交換したのである。
これにより欧州側もMSの技術力を解析した上で戦術機にどのように組み込むか
それを調べる部署が設立されて上に戦術機の第二世代型の技術のスピンオフ計画が開始された。
元々MSの武装は一部を除けば戦術機でもある程度の改造さえすめば普通に使用することが可能になっていたからだ。
特にジムの【100mmマシンガン】と【90mmマシンガン】と【380mmハイパーバズーカ】の
三種類は対BETA戦戦において貢献できるのは戦術機大隊に装備させた上にBETAとの実戦を通して使用した結果
この三種類は本当に使い勝手が良かったのだ、
特に380mmハイパーバズーカは反動が大きいがそれでも一撃で要塞級に大ダメージを与えられる上に当たり所が良ければ一撃で倒せるほどの威力を持っていたからだ。
残りの二つにしてみても戦術機の元々の装備とあんまり大差ないために多少の反動と衝撃を抑える改修と射撃システムの変更によって簡単に扱えることも大きかった。
あとは一番欧州側に喜ばれたのはグフのヒートソード系の武装であった、この装備によって要塞級でも一撃で倒せる利点があるが同時に戦術機のバッテリーの消耗率が大きく跳ね上がるために。
これの対策が必須であると欧州側の政府は考えていた、事実ヒートホーク系もずいぶんと使い勝手が良くて、小型種と中型種程度ならばある程度は簡単に戦術機でも倒せるようにはなっていた。
1984年 二月すでに火星政府が地球側と接触を持ってから半年以上が経過していた
そのためか マダガスカル島は完全に火星軍が軍事基地化を行い、
サトシが新たに呼び出した特殊治安部隊エコーズが火星軍が駐留する場所に最大で1個大隊が派遣されていた。
またマダガスカル島にはベクトラ級二番艦の代わりに、ロンド・ベル隊の元旗艦であった
【ネェル・アーガマ級機動戦艦】一番艦【ネェル・アーガマ】が配備運用されることと成っていた。
これは後のハイヴ攻略戦や地上においての戦いにおいてもこちらの方が面を攻撃する能力が圧倒的に高い為に、配備されたのだ。
そして尚且つベクトラ級に関しては元々は地球連邦軍が地球の衛星軌道上に配備運用する為に作った巨大な空母であり、
その運用の為にも二番艦の【ジェネラル】と三番艦【グランブルー】四番艦【エバーグリーン】の3隻は共に地球上の衛星軌道上に待機しながら、月面から来るハイヴを打ち落とす迎撃任務をこなしていた。
この迎撃任務には基本Zシリーズを配備・運用されているために、このメガビームランチャー/ハイパー・メガ・ランチャーを装備したウェイブライダー形態で収納されている。
またまたにではあるが地上のハイヴから時々何かが撃ちあがってくるために、その確保が出来るときは確保し、できないときはそのまま艦隊の砲撃やZシリーズの攻撃によって問答無用で破壊しているのである。
そのためかこの地球の近くにはラビアンローズ型の補給地点が最大で五箇所浮きドックとして存在しているためにここにはZZガンダムを中核して、FAZZ(ファッツ)シリーズも当然のごとく配備されていた。
これはドック艦の防衛が主な目的であり、たとえハイヴが近づこうが、超長距離射撃の特化したFAZZ(ファッツ)集団の武装によって簡単に宇宙空間に漂うハイヴ如きは簡単に消し炭に出来るからである。
宇宙空間ではこのような戦いを火星軍が引き受けている為に地球上の各国は迎撃予算を割かなくて住むようになっていた、実はこれが結構な負担になっていた国々もあったからだ。
最もそれに伴い地上ではホバークラフトシステムで動く、【ビックトレー級陸上戦艦を3艦】【ヘビィ・フォーク級 陸上戦艦を10艦】を配備しているのだ。
これは元々ルナツー内部で部品ごとで作り上げた物を地上に輸送した上で、マダガスカル島の軍港の製造ドッグで作り上げたため事で、より地球側の警戒度を上げてしまったが。
これが配備されている硫黄島などはなにも問題ではなかったが
その砲撃力などは海に砲撃したことで証明されたことで、地球上の各国では、
特にBETA側の激しい戦いが行っている国ほどこの砲撃戦艦をほしがっていた。
実際に火星政府としてもだ、幾ら別世界の地球連邦軍での活躍があったとはいえだ、
こちらは完全に怪獣相手であるからどうしてもその実戦データもほしいことからも
激戦区の欧州戦線とインド方面軍にそれぞれヘビィ・フォーク級 陸上戦艦を20艦づつ配備・運用された所、BETA側進撃速度が飛躍的に落ちたのだ。
事実他にも火星軍からの61式戦車などを配備・運用されていることからも、
戦車程度の技術の流失することは火星軍と政府としても織り込み済みであった。
元々戦車の役目はMSに変わっているために事実上この程度の技術が漏れたとしても火星側はなにも痛くは無かった。
こうして1984年 二月~六月まで間は何事も無く過ぎていった。
本来の歴史では奮闘も虚しくベルリンが陥落が陥落する予定ではあったが
だがこの歴史ではベルリンは陥落すらしていなかった。
こうして歴史はどんどん変わっていく火星軍と政府の介入によって。
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