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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー

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第五十五話 最終編スタート!敵は宇宙人!!その八

「元で偉そうにするな」
「うっせえこの糞ガキ」
「俺達は今でも主役なんだよ」
「だからこの潜水艦で出撃してな」
「今からジャビット星人倒してやるぜ」
 負け惜しみめいた口調で言うのだった。
「手前はそこで俺達の活躍みてろ」
「このイエローサブマリンは旧ソ連の潜水艦タイフーン級クラスの攻撃力があるからな」
「レッドオクトーバー並だぜ」
「凄いぜ、これは」
 ただし外見は海上自衛隊の潜水艦に似ている。
「排水量三万トン」
「その実力も見せてやるぜ」
「じゃあ今から出港だ」
「手前はそこで見ている」
「撃沈されるのを見ているよ」
 また言い返した奥田君だった。
「日帝衆の人達の活躍とな」
「けっ、この作品のガキは可愛くねえな」
「どいつもこいつもな」
「悪態ばかりつきやがって」
「ちったら主役を敬え」
「悪い奴等なんか敬うか」
 実に堂々とした反論だった。
「僕は西郷さんみたいな人になるからな」
「ちっ、言ってくれるな」
「頭にきたがさっさと出撃するか」
「イエローサブマリンの実力も見せてやるぜ」
「作中一回だけ見せてるけれどな」
 その時は思いつきで書いた。
 その思いつきのまま書いた潜水艦にだった、二人は乗り込んだ。ここで本邦初公開イエローサブマリンの中身は。
 現代の艦艇のCICを思わせる、実に機械的な内部だ。
 その潜水艦の中でだ、二人はいうのだった。
「じゃあ日帝衆より先に進んで」
「ジャビット星人共を倒すか」
「戦略ミサイル発射だ!」
「核兵器じゃないけれど周辺地域を破壊し尽くすぜ!」
「簡単に言えば放射能のない核兵器だ!」
「これなら原発反対派も文句言わないぜ!」
 だからセーフである。
「何か反対派って全員慰安婦あるとか言ってる人達だな!」
「某田嶋さんとか某辻元さんとかな!」
「あと某似非グルメ漫画!」
「原作者総○の機関紙に出てたぞ!」
 実話である。
「そうした人達にも文句言われないぜ!」
「鼻血なんか出さないぜ!」
「作中に出ていた被爆した町長さんも安心!」
「けれど毎朝鼻血出してるなら普通病院行くだろ!」
 そこが不思議である。
「緊急入院ものだぞ!」
「あと原発なくなったら即座にテレビ局は全部電気供給禁止したらいいかもな!」
「報道番組とか全部休止!」
「アニメとドラマだけやればいいぜ!」
「キャスターとか仕事なくなっていいぜ!」
「偏向報道もなくなるぜ!」
 あと合法ギャンブルの店も全て電気供給がなくなるだろうか。
「省エネは裸ネクタイ!」
「某古○で想像しろ!」
 ここでその偏向キャスターの目に犯罪者の目線が入ったイラストが二人のバックに出る。アントニオ猪木に延髄斬りを受けてるイラストでもいいかも知れない。
「けれど核じゃないからな!」
「そんなクレームの心配もない!」
「そんな最高な兵器も使う!」
「やってやるぜ!」 
 こんなことを言いながら海中深く進む二人だった、しかし。
 その海中だけでなく海上でもだった、ジャビット星人達の侵攻部隊第二波が来ていた。
「空にもいますね」
「そうでごわすな」
 大和の艦橋でだ、西郷は敵を見つつ瞬に応えた。 
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