サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
169
ヒカリ:「、、あれ?
カツラさんのポケモンは?」
ヒロシ:「そうそう、カツラさんの
分はあるんですか?」
カツラ:「ホホッ、ワシはさっき既に
貰ってるよ」
ヒカリ:「えぇーみたーい!」
サトシ:「カツラさんのポケモンかぁ!」
ヒロシ:「見せて下さいよっ♪」
カツラ:「仕方ないのー。
ワシのポケモンは、、、こいつじゃっ」
スッ
ポーン
ブビィ:「ブビィ〜」
ヒカリ:「あら、このポケモンは、、」
ヒロシ:「ブビィだ!」
サトシ:「へぇー!
やっぱ炎タイプなんですね!」
カツラ:「コジロウ君に頼んでな、
ワシのリクエストでジョウトの孵化施設から
取り寄せてもらったんじゃっ。な、コジロウ君」
コジロウ:「ブビィじゃないとダメだって
聞かないんだこの人っ」
サトシ:「はははっ」
ヒロシ:「カツラさんらしいなぁ」
ヒカリ:「よろしくねブビィ!」
ブビィ:「ブビィ〜!!」
サトシ達はその後10分程、コジロウと話をした。
コジロウ:「、、、さて!
じゃあ俺はこの辺で戻るとするかっ」
サトシ:「ん?コジロウ、もう帰るのか?」
コジロウ:「今日から
ゴールデンウィークだろ?夜に向けて
色々と店のがあるんだっ」
ヒロシ:「、、そうか、今日からGWか」
サトシ:「仕事辞めたら
わかんなくなるもんだなー。」
ヒカリ:「、、そうよね。
今日からあたしたち全員、、、」
カツラ:「ニートじゃのっ」
ヒロシ:「、、、俺は違うよ!?
俺は事務所閉めてるだけであって、、」
ヒカリ:「でも探偵って、依頼が来ない日は休み
みたいなものじゃないの?」
ヒロシ:「その依頼がくるんだよっ(笑怒)」
サトシ:「そうだぞヒカリ!ヒロシのバイク
みただろ?あのバイク、きっと高いぜ!?」
ヒカリ:「へぇーそうなんだー。
結構儲かってたのね!!」
ヒロシ:「まぁねっ!」
ヒロシ(バイクは中古だけど)
コジロウ:「ははっ。とりあえず、
また何かあったら連絡をくれ!
ポケモンの件も、連絡してくれれば
親父に頼んでみるから!」
ヒカリ:「んー、、でも何か申し訳ないわっ」
サトシ:「確かに、コジロウの親父さんに
まで迷惑かけるなんて、さすがにこれ以上は
頼めないなっ」
コジロウ:「なに言ってんだよ!
本気でポケモンを探すんだろ?こんな時に
気を遣ってどうする!」(やる気)
サトシ:「コジロウ、、、」
コジロウ:「俺ん家、ポケモンの値段以上に
稼いでるから大丈夫だ!それに、俺も
いざとなったら修羅場をくぐり抜ける
覚悟は出来てるぜ!」
サトシ:「コジロウ、、。そうか、わかった!
コジロウの親父さんへの恩に報いる
ためにも、俺たちは本気で探す!」
ヒカリ:「そうね!場所は離れていても、
あたしたちの気持ちは一つよ!」
ヒロシ:「ほんと助かるよ!」
カツラ:「親御さんによろしくっ」
コジロウ:「おう!!じゃあ、また
近い内になっ!!」
サトシ:「おう!」
ヒカリ:「またね〜」
ヒロシ:「ありがとう!」
カツラ:「どれっ、店の外まで
送って行くとするか」
コジロウはサトシ達の心に火を灯し、
研究室を後にした。
ページ上へ戻る