戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
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第五十五話 最終編スタート!敵は宇宙人!!その二
「要塞、人工衛星、潜水艦、ヘリ、地底戦車、車とな」
「一杯持ってますからね」
「超金持ちヒーローでもあるんですよね」
「金の出処が気になるところですけれど」
「兵器を造って整備する」
「そこは気にしないことだ」
細かい設定はだ。
「少しあちこちの犯罪組織の弱みを握ってだ」
「金を引き出させた」
「そうしたんですね」
「金は手に入れた」
そしてだというのだ。
「調達したからな」
「金は悪党から奪え」
「そうしたことですね」
「それで要塞とか衛星もですね」
「俺達持ってるんですね」
「十兆はかかったが」
総額でだ。
「どの組織も気前よく出してくれた」
「弱み握るとですか」
「気前よくですか」
「そして金を残らず吐き出させてだ」
そのうえでというのだ。
「全ての組織のその弱みをマスコミにリークしてだ」
「警察に逮捕させて豚箱に送って」
「抹殺したんですね」
「危ない奴には全員冤罪まで捏造しておいてだ」
その罪を被せてというのだ。
「露になってもらった」
「いい表現ですね」
「実際はえぐい話ですけれど」
「とにかく世界中の犯罪組織からですね」
「金を出させましたか」
「金は悪い奴から毟り取れ」
悪田部の信条の一つである。
「そして後で何化されないように手も打つことだ」
「相手を消して」
「そうして」
「それで資金を得た兵器を使いだ」
「ジャビット星人をですね」
「倒せばいいんですね」
「悪辣な巨人ではない兎達だ」
ついつい書き間違えてしまった。
「遠慮は無用だ、捕虜を取る必要もない」
「YとGの連中にはですね」
「一切ですよね」
「捕虜を取る必要はない」
「全くですね」
「邪悪極まる者達だからな」
それがジャビット星人である、得意技は金にものを言わせた他球団からの選手の強奪である。リメンバー杉内!!
「一切の容赦もいらない」
「そしてあいつ等をやっつけると」
「ボーナスですよね」
「一人あたりどれ位ですか?」
「ボーナスどれ位ですか?」
「選手一人当たりにつき一万だ」
また書き間違えた、兵士一人につきだ。
「わかったな」
「はい、選手百人だとですね」
「百万ですね」
「よし、一気に倒しまくってやります」
「俺達やりますよ」
遂にここにこの二人も正義のヒーローとなった、邪悪の権化読売ジャビット星人達と戦うからこそである。
しかしだ、ジャビット星人と戦うのは彼等だけではなかった。
西郷は京都の日帝衆本部でだ、瞬に言った。
「時が来たでごわす」
「では」
「再併合は消えたでごわすが」
しかしというのだ。
「侵略者達が来たでごわす」
「あの半島を併合し」
瞬も言う。
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