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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー

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第五十四話 杉山大佐!囲碁色々!!その十六

「憑依!」
「俺達に憑依しろ囲碁のスーパーAI!」
「伝説の囲碁名人すら相手にならないな!」
「その能力を頭にインプットだ!」
 某国のコンピューターにあったそれをスーツの能力の一つを使ってハッキングしてだった、そのうえで。
 AIの能力を全て己がものとしてだった、勝負を行い。
 そしてだ、瞬と杉山にだ。
 二人の頭脳も合わせてだ、どんどん勝負を進めてだった。
 勝った、ここで二人は言った。
「俺達のスーツの能力にな」
「超AIの能力をプラスさせたんだよ」
「一億パワーに一億パワー」
「キン肉マンの論理のプラスだよ」
 ウォーズマンがバファローマンとの勝負で出した論理だ。
「二人だから四億パワー」
「この二人で二億」
 瞬と杉山を見て言う。
「二億対四億」
「それじゃあ負ける筈ないだろ」
「四億パワーの頭脳」
「囲碁に特化したそれでな」
「見事勝ったぜ」
「今回のイカサマはこうしたぜ」
「ハッキングしたって書いてあったけれどな」
 観衆の一人が描写に突っ込みを入れた。
「それ犯罪だろ」
「ばれないと犯罪じゃないんだよ」
「ニャル子さんでも言ってるだろ」
 そのニャル子さん自身がだ。
「だからいいんだよ」
「ばれてないからな」
 こう居直る二人だった。
「もうハッキングの状況消したしな」
「どのパソコンに仕掛けたかも言わないぜ」
「アノニマスもびっくりのハッキング能力」
「それを使ったからな」
「キン肉マンの論理も強引だけれどな」
「今回遂に犯罪かよ」 
 観衆達は二人の居直りにこう返す。
「ハッキングは犯罪だぞ」
「そんなことまでするか」
「しかもばれなきゃいいとか」
「そこまでして勝つか」
「毎回この勝利の凱歌がいいな」
「全くだぜ」
 下衆く喜ぶ二人だった。
「最後の最後も勝ったな」
「これで安心して最終編に入られるぜ」
「さあ、最終編はどうなるか」
「楽しみだな」
 このこともだ、作者はまだ考えていない。
「さあ、それじゃあな」
「勝ったことだしいつものポーズやるか」
「読者しっかり見やがれ!」
「作品世界の中のモブ共もな!」
 こう読者と周りを指差して言う。
「今から最終編前の最後も勝利のポーズだ!」
「それをしてやる!」
 こうしてだった、二人は。
 白波立つ波間の中に立つ岩場の上にそれぞれ腕を組んで仁王立ちしてポーズを取った、後ろに旭日を背負い。
「正義は勝つ!」 
 こう宣言した、だが。
「作者もう手が痛いってな」
「シモヤケとアカギレでな」
「左手の小指なんかもうな」
「切り傷みたいなアカギレあるからな」
 一月二十八日時点でだ。 
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