ハイスクールD×D キングオブハジケリスト兵藤一誠
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第十一話 生徒会との邂逅と明かされるハジケまくりな因縁!!
前書き
お待たせしました!更新再開です!!
-あれから数日後、兵藤家-
その日、イッセー一行とオカ研メンバーはイッセーの実家でイッセーと誠治の母と共にアルバムを見ていた
「これはイッセーが6歳くらいの頃の写真ね。あの時は凄かったわ~、なんたって折り紙で戦車作ったんだから。」
「折り紙!!?この戦車折り紙で作った物なんですか!!!!?」
「イッセー君この頃から常識の外側にいたのね・・・・・・」
イッセー母の言葉にアーシアとレイナーレはただ驚愕するのであった
「・・・・・イッセー君、この写真は一体?」
朱乃が幼いイッセーと何処からどう見ても人魚にしか見えない人物が写った写真を指さす
「ああ、それは海に遊びに行ったとき釣りしてたら博多弁で喋る翠色の髪の人魚を釣り上げて記念に撮ったんだよ。ちなみに彼女は〝むろみ”さんって言うんだ。」
「人魚を釣り上げた!!!?しかも博多弁で喋るってどういう事!!!!!?」
「イッセー先輩の過去を知れば知る程わけわからなくなりますね・・・・・・」
「そうにゃね・・・・・・」
猫姉妹が疲れ切った表情でそう呟いてると
「・・・・・ねぇ、イッセー君、これって・・・・・・」
突如佑奈がイッセーに声をかけ振り向くとその手には幼いイッセーと誠治、そして女の子の3人の後ろに剣らしきものが立てかけられているのだった
「ああそれ?エクスカリバー擬きの一本だよ。でも随分前にその子と一緒に引っ越したから今はもうないけどね。」
「え?」
-翌日、オカ研部室-
「ちわ~っす!!・・・ってお客さんですかリアス先輩?」
そんな間の抜けた言葉で入ったイッセーの目に映ったのはオカ研メンバーの他にいる駒王生徒であった
「リアス、彼が例の?」
「ええ、兵藤一誠よ。」
「貴女は確かこの学園の生徒会長で関東メガネっ娘連合総長も務めてる支取蒼那先輩ですよね?」
「確かに私は生徒会長の支取蒼那ですけど関東メガネっ娘連合なんてものに所属していませんよ!!!」
「あの会長、彼は一体?」
生徒会メンバーの一人が尋ねると
「彼が数日前にライザー・フェニックスを精神崩壊に追いやった冥府のハーデスを友人に持つ人間です。」
その言葉に生徒会メンバーは驚愕する。そんな中生徒会メンバー唯一の男子と思われる少年が前に出て
「誰かと思えばお前だったのか・・・・兵藤一誠。」
「お前は・・・確か匙だったか?」
2人の会話に周囲は反応する
「匙!貴方は彼を知っているのですか!!!?」
「イッセー!ソーナの眷属と知り合いなの!!?」
「まぁ色々あったんですよ。そう言えば彼女も悪魔なんですか?」
「ええ、彼女の本名はソーナ・シトリー。シトリー家次期当主よ。」
イッセーとリアスの会話が終わったその時
「ええ、知ってますとも会長。俺はあいつのおかげで幼少の頃に大きな心の傷を負ったんですからね。」
『!!!!?』
その言葉に周囲がまた驚愕する
「何があったの・・・・貴方達2人に!!!?」
リアスが驚きの声でそう叫ぶ
「話長くなりますけど良いですか?」
「・・・・構いませんよ。」
「その昔・・・・・」
匙のそんな言葉で回想が始まるのだった
-回想-
その頃、地球は銀河系の西と東から迫りくるギャラット軍に挟まれ、存亡の危機を迎えていた・・・・
「ウウ、隊長殿・・・」
「お前の兄の部隊はこの前の戦いで消息不明になったんだったな・・・・だが安心しろ、これが3年間極秘に開発されてきた我が軍の切り札だ。」
「新型のロボットですね?」
2人の兵士が格納庫に立つ2機のロボットを見上げてそう言う
「この2機は、歴史を変えるぞ!」
イッセー3歳
匙3歳
ウー、ウー、ウー
『敵出現!敵出現!総員直ちに発進せよ!!!』
「ギャラット軍だ!!!」
「よし、新型ロボの性能を見せてやる!出撃するぞ!!!」
こうして・・・俺と兵藤は初出動した。性能は全くの五分だったがヴリトラバズーカがある分俺の方が戦果を挙げる筈だった・・・・しかし現実はヤツの一人勝ち。次々と敵のロボをピコピコハンマーで破壊していった・・・そう、パイロットが悪かったのだ
「あれ?おかしいな?」
匙のパイロット=クリスティーナ
所詮俺達はロボット、パイロットに全てを委ねなければならないのだ
「(くっ!ヤツのパイロットはどんなヤツなんだ!!?余程良いパイロットに違いない!!)」
そんなことを考えてると兵藤のコクピットハッチが開き中からはペガサスが現れたのであった
「~~~~~♪~~~~~~♪」 (ペガサス幻想を鼻歌で歌ってる)
そのペガサスは宇宙を羽ばたき、この戦いは終局を迎えたのであった・・・・・
-回想終了-
「あの時の屈辱、忘れはしないぞ兵藤!!!」
「女々しい奴だな、そんな昔の事をまだ根に持ってるとはな。」
2人がそう言いあった次の瞬間
「ちょっと待ちなさい2人共!!!今の話は実話なの!!!?」
「嘘ですよね!!!?回想で貴方達ロボットになってましたけど嘘ですよね!!!?そうだと言ってくださいよ!!!!!」
リアスとソーナがイッセーと匙に一斉に突っ込みを含めた追及をしだすのだった
「「全部事実ですけど?」」
「「・・・・・・」」
それを聞いた二人は目の前が真っ暗になって倒れこむのだった
「か、会長!しっかりしてください!!!」
「しっかりしてリアス!!!」
それぞれが倒れた二人を介抱する中
「あ、もうこんな時間か。すみませんけどこれから人に合う予定があるので帰りますね。」
そう言ってイッセーがその場を去るのであった・・・・・
「(クソクソクソクソ!!!!アイツのせいで増々原作がぶっ壊れている!!!あの屑さえいなければ僕の思い通りになっていた筈なのに・・・・・)」
そんな中誠治は相変わらずイッセーを目の敵にしているのだった。全く、男の嫉妬程醜いモノは無いのにね・・・・・
後書き
今回は此処までです!!匙との因縁・・・・・ぶっ飛び過ぎでしたね。ちなみに彼はアレでもハジケリストではありません。さて、次回からは本格的に聖剣編に入ります!!次回もどうぞお楽しみに!!
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