サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
157
研究所(広間)にて
ヒロシ:「ただいまー」
サトシ:「おっ!、、あれ、
リビングじゃないかっ」
ヒロシ:「スーパーの敷地全体の下に
作ったみたいだから、研究所はもちろん
生活スペースもあるみたいなんだっ」
サトシ:「うわーすげー!!」
リビングにはテレビ、ソファー、
台所に食事スペースまであった。
ヒロシ:「各研究室はリビング奥の扉から
入った廊下にあるよっ。
ヒカリちゃんっ、サトシ、来たよっ」
ユサユサ
ヒロシはソファーに寝ている
ヒカリを起こそうとした。
ヒカリ:「んんー、、、うーん、、」
サトシ:「そのままでいいんじゃないか?」
ヒロシ:「サトシが来たら起こしてくれって
言ったのはヒカリちゃんだよ。
おーい、サトシきたよー」
ヒカリ:「うーん、、、ん?」
スッ
サトシ:「ヒカリ、そんなとこで
寝ていたら風邪引くぞっ」
ヒカリ:「あー、、サトシ来たんだっ、、
、、んーー(伸び)2人ともおかえりー」
サトシ:「ヒカリ、お前研究所見たのか?」
ヒカリ:「え?、、あー、、、
まだ見てないわっ、ここにきてすぐ
寝ちゃったもん」
サトシ:「そっか!じゃあ俺見てくる!」
ダッ
ヒロシ:「っておい、サトシー!」
ガチャッ
サトシは1人で研究室を探検しに行った。
ヒカリ:「元気ねー」
ヒロシ:「ヒカリちゃんは見なくていいの?」
ヒカリ:「あたし、シャワー浴びたいっ」
ヒロシ:「あぁ、シャワー室なら
ヒカリちゃんの部屋についてるよっ」
ヒカリ:「えっ!あたしの部屋があるの!?」
ヒロシ:「うんっ、当分ここで
生活するからそりゃあ部屋もあるよっ」
ヒカリ:「あたし見てくるー!!」
ダッ
ヒロシ:「ちょっ、ヒカリちゃん!」
ガチャッ
ヒカリも扉を開け、廊下に向かった。
ヒロシ:「全く、、、(笑)」
カツラ:「ただいまー」
店長:「ただいまー」
ヒロシ:「あ、おかえりなさいっ」
サトシとヒカリが
はしゃいでる間に、カツラ達が帰ってきた。
カツラ:「思いっきり飲酒運転で
帰ってきたわいっ」
ヒロシ:「え!!」
店長:「カツラさんっ、変な冗談は
よして下さいよっ。
大丈夫、代行で帰ってきたから」
ヒロシ:「あぁ、そうですかっ、、良かった」
店長:「それより、全員揃ったのかい?」
ヒロシ:「あぁ、2人ならさっき
探検に行きましたっ」
店長:「そうかいっ、じゃあ挨拶するのは
明日でいいかなっ」
ヒロシ:「あっ、今呼んできます!」
店長:「ははっ、何もそんな気を遣う
必要はないよ。いつでも会えるんだし
それに、上でタクシーを待たせているから
私は失礼するよっ」
ヒロシ:「あ、、すいません、、、。
改めてですけど、しばらくお世話に
なります!」
店長:「こちらこそ、宜しくっ。
私も時間があったら何か手伝うから、
皆で力を合わせて頑張ってくれよっ!」
ヒロシ:「はいっ!ありがとうございます!」
店長:「それからー、、カツラさんの事も
宜しく頼むよ?」
ヒロシ:「あ、はいっ!」
カツラ:「それはワシのセリフじゃっ。
ワシが彼らの面倒を全て見ておる」
ヒロシ:「ははっ」
店長:「はははっ、、、ではカツラさん、
ヒロシ君、私はこれで、失礼しますっ」
ヒロシ:「あっ、お疲れ様でした!」
カツラ:「うむ、今日は楽しかったぞい」
店長はカツラとヒロシに挨拶をし、
自宅へ帰宅した。
カツラ:「さて、、、シルフの
内部データでもハッキングするかのっ」
ヒロシ:「カツラさん、酔ってます?」
ヒロシとカツラはサトシ達が
戻るのを待った。
ページ上へ戻る