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サクラ大戦来訪者は私の幼馴染

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驚愕!!新たな仲間は・・・泥棒後編


そんな時グラン・マが新しい隊員候補の資料を持って来た。

「皆見ておくれ、私が見つけた新隊員だよ」

「「「「グラン・マ正気ですか」」」」

4人は資料を見て驚いていた。何故ならそこには、巴里の有名人と言っていいくらいの泥棒の名前が載っていたからだ。

「相手は犯罪者なんだぞ」

「僕もそんな奴となんて、したくないよ」


「ああ、私は本気さ、ムッシュ、今彼女は、パリ郊外の留置所にいる。ムッシュとエリカは、ロベリア・カルリーニと接触しておいでいいね」

「「ええーーー」」

そして翌日・・・

エリカと大神は、パリ郊外にある。留置所に向かった。

留置所内・・・

「おいさっさと歩け」

「五月蝿い!!歩いてるだろうが」

「こいつ!!言わせておけば!!」

「やめろ!!こいつに会いに、グラン・マの使いが来る」

「チッなんでこいつに、会う奴がいるんだよ、こいつは懲役1000年の悪党なんだよ」

「愚痴るなよ、ほら来たぞ」

「・・・君が、ロベリア・カルリーニだな?」

「・・・ああ、そうだ、お前らは誰なんだ?」

「ああ、俺の名は、大神一郎、そして彼女が・・・」

「エリカでーす。よろしくお願いします、ロベリアさん」

「それであんたら、私に会う為に、ここまで来たのか?」

「ああ、そうだ」

「へっご苦労なこった」

「ロベリア俺達がここに来たのは、君を巴里華撃団にスカウトする為に来た」

「巴里華撃団だと!!何だそれは?」 

「ロベリアさん巴里華撃団とは、正義の味方です」

「正義の味方だって!!」

「あんた達馬鹿か、正義の味方が悪人を使うのか?」

「ああ、俺達の上司は、使える者が、居れば何でも使う主義なのでね」

「へえ、変わり者だねそいつは」

「ああ、俺もそう思うよ」

「答えはNOだ、帰りな、甘ちゃん共」

「わかった今日の所は帰らせてもらうよ、行くよエリカ君」

「ええーー良いんですか、大神さん」

「ああ、いいよエリカ君」

大神とエリカは、ロベリアと別れ、留置所を出た。


その夜・・・

ロベリアが捕まり、巴里の夜に平穏が訪れたはずだったが、再び切り裂き魔による、事件が起こった。

「フフ、ロベリアは捕まった様ね、これからは私の時代ね、一人の女性が高らかに笑うのだった。

数日後・・・

ついに大神の努力が実を結び、ロベリアが巴里華撃団に加入した。

そして切り裂き魔が次に現れる所を予想しながら話していた大神がロベリアの意見を聞き、超有名美術館で、待ち伏せしていると、切り裂き魔の犯人が現れた。

「ナーデルちゃん」

「あらロベリアじゃない、捕まったて聞いたけど、脱獄したの?」

「まあ、そんなところだ」

「ええー嘘ですよ、ロベリアさんは、正義に目覚めたんです。貴女とは違うんです」

突如エリカの乱入で、ロベリアの作戦は失敗した。そして、ナーデルは自身のサソリ型蒸気獣を召喚した。

「来なさい、私の蒸気獣ノクテュルヌよ」


戦いが始まり、ナーデルは巴里華撃団に敗れ去った。




 
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