インタビュー・ウィズ・キラー 慈愛なる殺人鬼の告白
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第10話 前半戦 人はおおむね自分で思うほどには幸福でも不幸でもない。肝心なのは望んだり生きたりすることに飽きないことだ。
展望台
「話に乗るけど……条件がある」
「なんでも言ってくれ、できる範囲でサポートしよう」
「これが済んだら、引退するから」
「ヒュー……これまたなんで?」
「ミヤとやり直したい…親子としてもう一度」
「ひとつ、助言なんだが」
「あまり高望みはしない方がいい。望みが高過ぎると損をした時の失うモノも大きい」
「そりゃどうも」
バラララッ
「 それでは健闘を祈る…あと、倉木も呼んでおいてくれよ」
「チャーオ‼︎‼︎」
ホント、ビルにぶつかればいいのに
そんなこと考えながらヘリから吊るされた梯子に跨るアイツを見送ったわ。
とりあえず……呼べるだけ『友人』を招集することにした。
ページ上へ戻る