サクラ大戦7人目の隊員
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
メルク再び!!前編
とある場所・・・
「メルク様どちらに行かれるのですか?」
「ああ、貴女は・・・私は真宮寺姉弟が今いる世界に行くんですけど、貴女も行きますか?」
「はい、メルク様」
「では行きますよ・・・」
そう言って二人は、転移をした。
紫藤直哉たちの世界では・・・
「直哉君、千明の様子は如何?」
「さくらお姉ちゃん。やっぱり今回は堪えてるみたいだよ」
「そう」
「所で、直哉君そろそろ今回の件の経緯を教えてくれないかい?」
紫藤直哉が、二人に質問をする。
「ええ、わかりました。僕達がここに来たのは、僕達の世界で起きた事件が、切欠でした」
「ある事件?」
「あの当時は、前鬼と、僕と、マスターのご先祖の3人でやっと封印出来たんですが、多分今回は、封印は出来ません」
「どうしてですか?」
「・・・何故なら・・・前鬼が、ヴァサラと共に、行ってしまったからです」
「「「「「何だってーー」」」」」
「そこで帝国華撃団の皆さんで、僕とマスターと共に前鬼を追いかけてくれませんか?」
ゴキが頭を下げた。
「しかしな、俺達の世界を手薄に出来んしなあ」
その時巴里華撃団の本部シャノワールから緊急通信が入った。
「すまない、ムッシュ米田、至急帝国華撃団を巴里に連れて来てくれないかい?」
「何が起きたんですか?グラン・マ?」
「ああ、かつて巴里華撃団が倒した怪人の一部が復活し、その上で、エリカが敵に捕まってしまった」
「何だと!!」
「「「「ええーーエリカが」」」」
グラン・マの言葉を聞いた。さくら達も衝撃を受けた。
「それでこちらの戦力と言うか士気が落ちて、ムッシュが立て直してるが、時間がかかりそうなのだ」
「わかりましたグラン・マ直哉とさくら以外の隊員を、ミカサでそちらに送ります」
「何故直哉とさくらは、これないのかね?」
「こちらにも事情がありましてな」
「わかったよムッシュ米田」
「それじゃまってるよ」
そして通信は切れた。
「よし皆聞いた通り、直哉とさくら以外は巴里華撃団と合流しろ、そして直哉とさくらは、千明とゴキと共に、前鬼を追え」
「「「「「「「「「了解」」」」」」」」」」
帝国華撃団花組は、それぞれの場所に向かった。
そして、僕達は千明さんの世界に行き、学校に行きながら、情報集めていたんだ」
「ねえ千明聞いた?今日内のクラスに転校生が二人も来るんだって」
「え、嘘本当なの?」
「本当らしいわよ、それに1週間という期間限定の転入らしいわよ」
「へえ、ここの学校そんなことが出来たんだ」
千明がそんなことを考えていると、千明のクラスの担任が来た。
「皆さんおはようございます、今日は皆さんにお知らせがあります。今日から1週間という短い期間ですが、新しい転入生が二人入ります」
「「「「やったぜ」」」」
「「「きゃあああ可愛い子がいい」」」
「静かにしてください、それでは入ってきてください」
「「はい」」
「あれ、この声、まさかね・・・」
そして声の主が教室に入って来た。
「皆さん始めまして、私は真宮寺さくらと言います。そして私の隣にいるのが、弟の直哉です。姉弟共に1週間という短い期間ですけど、よろしくお願いします」
「えええーーーさくらさん、それに直哉君何でここにーーいるの?
「もしかして君達、役と知り合いですか?」
「「はい先生」」
「ならちょうど良かった、役この二人の世話を頼むぞ」
「先生この時間は、フリータイムでいいですか?」
「ああ、いいぞ但し、余りハメヲ外すなよ」
「「「やったーー」」」
「何々、千明あの二人と知り合いなわけ?紹介しなさいよ」
「あ、さやかずるい私にも紹介してよ千明」
「あーー五月蝿い、わかったわよ、紹介してあげる」
「「やったね」」
そしてフリータイムが終わり、直哉とさくらは、千明の両サイドの隣に座り授業を受ける事となった。
そしてお昼休み・・・
千明は、直哉とさくらを、屋上へ連れ出したのだった。
屋上・・・
「で・・・どういう訳なんですか?さくらさん、直哉君」
「千明ちゃん・・その怖いわ」
「千明姉さん落ち着いて・・・」
「・・・これがーー落ち着いていられるかあーーー」
「うわああ」「キャアアア」
「少しは落ち着きなよ千明」
「そうよ、さくらさんの事情で、学校に来ることを、言えないことがあったかもだしね」
「ええ、そうなんですよ、実は・・・」
「サキおばあさんの提案だよ千明お姉さん」
「サキ祖母ちゃんの?」
「僕達海外にいたのは、千明お姉さんも知ってるよね?」
「ええ、知ってるわ」
「へえ、さくらさんと直哉君、海外にいたの?」
「ちなみに海外は何処にいたの?」
「「パリですよ」」
「へえーパリかーいいところにいたんだね二人共」
「そんな事無いですよ、さやかさん」
「あれ、私さくらさんに名前言ったっけ?」
「あ、あのですね以前千明さんから、さやかさんに、初恋の彼氏が出来た時愚痴の手紙送られてきたんで」
「へえーそうなんだ、千明何処に行くの?」
「ちょっとトイレに」
「行かせるかー」
「キャアアア。やめてよ、さやかーーー」
千明はさやかに怒られていた。
「とまあ最初は、こんな感じでしたけど、僕達は後に驚くことになったんです」
「成る程」
ページ上へ戻る