ラブライブー忘れない歌姫達ー
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第1話 出会う者達
侑斗は目を覚ますとデネブが制服のアイロンで制服のシワを伸ばしていた。
「あっ!侑斗制服のアイロン終わったよ」
そうデネブは侑斗に制服を渡した。
そして侑斗はそれを受け取って着替えた。
「う~ん、これが制服か」
そう言って侑斗はカバンを片手に持ちながらゼロライナーから出ようとした。
「あっ!侑斗お弁当忘れてるよ」
そうデネブは侑斗に弁当を渡した。
侑斗はそれを受け取って走り出した。
ーーーーーーー
侑斗はカバンを片手に持ちながら国立音ノ木坂学院に向かっていた。
侑斗は片手にチケットとデネブから貰ったベルトをカバンに入れてゆっくりと歩いていた。
「俺がまた高校生をするなんてな」
そう言って侑斗は空を見ていた。
ーーーーーーーー
そして音ノ木坂学院に到着した侑斗は学院長の部屋を後にして学院内を歩いていた。
「海末ちゃん!ことりちゃん!早く!」
そう聞き覚えのある声に侑斗は上を見た。
そこには元気なオレンジ色の髪の女子が階段を上がっていた。
それは間違いなくラブライブの主人公の高坂穂乃果だった。
「穂乃果あまり走ると危ないですよ!」
そう下には穂乃果の幼馴染みの園田海未と南ことりが居た。
侑斗は階段を上がっていた。
「うわっ!」
すると穂乃果はバランスを崩して侑斗の方に落ちてきた。
侑斗は穂乃果をキャッチした。
「あれ?痛くない?」
そう穂乃果は侑斗に気づいて居なかった。
「おい、大丈夫か?」
そう侑斗は穂乃果に聞いた。
「えっ?うん」
穂乃果は侑斗に頷いた。
「次からは気を付けろよ穂乃果」
そう言って侑斗は二階に上がった。
「えっ!?」
穂乃果は自分の名前を知っていた侑斗に驚いていた。
ーーーーーーーー
侑斗は片手にカバンを持って歩いていた。
「あっ!いたいた!えっと貴方が桜井侑斗くんよね?」
そう教師は侑斗に聞いた。
「はい、そうですけど」
そう侑斗は言った。
「今から貴方の友達の待つクラスに行くわよ」
そう教師は言った。
侑斗は教師に付いて行った。
ーーーーーーーー
2年生の教室に到着した侑斗は片手にカバンを持って教師に呼ばれるまで待っていた。
「桜井くん入って!」
そう教師は侑斗に言った。
「桜井侑斗だ!」
そう侑斗はクラスの生徒に挨拶した。
「桜井くんは親の都合で転校してきたから皆仲良くするのよ!」
そう教師は言った。
「桜井くんの席は高坂さんの隣が空いてるからそこに座ってね」
そう教師は言った。
「はい!」
そう侑斗は頷いた。
「よろしくな」
そう侑斗は穂乃果に言った。
「ねぇ、どうして私の名前を」
「あっ!侑斗くん悪いけど今から教材運んでくれない?」
そう教師は侑斗に言った。
「あっ!はい!」
侑斗は心よく引き受けた。
ーーーーーーーー
侑斗は昼休み教室を出て屋上に向かった。
「一人で弁当か」
そう言って侑斗はデネブが作った弁当を食べようとした。
「あの、一緒に食べませんか?」
そう侑斗に話し掛けたのは海未だった。
「えっ?」
侑斗は海未を見た。
「ことりも一緒に食べていいかな?」
そうことりは侑斗を見た。
「私もダメかな?」
そう穂乃果も続いて聞いてきた。
「ああ、別に構わないぜ」
そう侑斗は穂乃果達に言った。
「なら、食べましょう」
そう海未は言った。
「いただきます」
そう侑斗は手を合わせて言った。
弁当を開けると白米に桜色のでんぷんとコロッケとハンバーグが入っていた。
「すごい量ですね」
そう宇美は侑斗に言った。
「同居人が作った弁当だからな」
そう言って侑斗はハンバーグを食べた。
噛んだ瞬間肉汁が溢れてめちゃくちゃ美味かった。
侑斗はデネブの料理のスキルに驚いていた。
「あの、ことりのミートボールと交換しませんか?」
そうことりは侑斗に聞いてきた。
「えっ?いいのか?」
そう侑斗はことりに聞いた。
「うん!」
そうことりは頷いた。
「ならどれがいい?」
そう侑斗はことりに聞いた。
「なら、コロッケと交換で」
そうことりはコロッケとミートボールを交換した。
「ああ」
そう侑斗はことりからミートボールを貰い食べた。
味はかなり美味しく侑斗はそれを食べて幸せになっていた。
「ねぇ、桜井くん」
穂乃果は侑斗に話し掛けた。
「ん?」
侑斗はお茶を飲みながら穂乃果を見た。
「何で私の名前を知ってるの?」
そう穂乃果は侑斗に聞いた。
「いや、海未が名前を言ったから」
そう侑斗は空を見て言った。
「えっ?それだけ?」
そう穂乃果は侑斗に聞いた。
「ああ、そうだが」
そう言って侑斗は弁当を片付けて教室に向かおうとした。
「ねぇ、今日の帰りクレープ食べに行かない?」
そう穂乃果は侑斗に聞いた。
「ああ、帰りなら暇だしな」
そう言って侑斗は屋上を後にした。
ーーーーーーーー
侑斗は穂乃果達とクレープを食べに駅に向かった。
「しかし穂乃果は洋菓子が好きですね」
そう海未は穂乃果に言った。
「うん!うち和菓子専門店だから」
そう穂乃果は言った。
「俺は和菓子が好きだな!特に羊羮とか饅頭とか」
そう侑斗はチョコブルーベリーのクレープを食べながら言った。
「最近スクールアイドルが流行ってますね」
そう海未は言った。
「今かなり人気だからね」
そうことりは言った。
「そろそろ帰ろうか」
そう穂乃果は言った。
「それじゃあな」
そう言って侑斗は家に帰宅しようとした。
その時だった。
上から何かが降りてきた。
それは黒い体にコウモリの姿をしたイマジンだった。
「何あれ!」
そう穂乃果は言った。
イマジンはゆっくり降りて穂乃果達を見た。
「人を殺せとの命令でな!」
そうバットイマジンはゆっくりと穂乃果達に近づいた。
「悪いな!誰も殺させやしないぜ!」
そう侑斗はベルトを片手に持ちながら言った。
そしてそれを腰に装着した。
ベルトのケースからカードを取り出した。
「変身!」
そう侑斗は言った。
[アルタイルフォーム!]
そう電子音がした瞬間侑斗仮面ライダーゼロノスアルタイルフォームに変身した。
「どういう事?」
そう穂乃果はゼロノスを見て言った。
「最初に言っておく、俺はか~な~り強い!」
そう言ってゼロノスは腰に装備していたゼロガッシャーを合体してサーベルモードにした。
そしてゼロノスはそれを両手に持ちバットイマジンに攻撃を仕掛けた。
ゼロノスはサーベルモードのゼロガッシャーを連続で切り続けた。
バットイマジンはふらつきながら反撃しようとした。
ゼロノスはベルトを押した。
[フルチャージ!]
ゼロガッシャーにゼロノスカードを差し込み必殺技スプレデットエンドを放った。
「喰らいやがれ!」
そう言ってゼロノスはゼロガッシャーサーベルモードを両手で持って振り回した。
その瞬間ゼロガッシャーの先端からAの形斬撃がバットイマジンに直撃した。
「ぐああああ!」
ドカーン
ゼロノスは変身を解除して三人の方を見た。
「侑斗くん、今のは何?」
そう穂乃果は侑斗に聞いた。
「あれは、俺のもうひとつの姿だ」
そう侑斗は仮面ライダーゼロノスの説明した。
「それじゃあ侑斗くんがこの世界を守ってるの?」
ことりはそう侑斗に聞いた。
「ああ、誰かが傷ついてほしくないからな」
そう言って侑斗はカバンを持って家に帰宅しようとした。
「侑斗さん!」
海未は侑斗の名を呼んだ。
「あばよ」
そう言って侑斗は歩き出した。
彼女達の前から消えるようにして。
続く
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