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インタビュー・ウィズ・キラー 慈愛なる殺人鬼の告白

作者:anaruhyinga
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第3話 後半戦-3

「そこから……3年間、育てたんですね」

「そう。テツオと姉さん……そしてドラもいれてね」

「俺は?」

「あんたはただの運転手でしょうが」


「……」

「代わりに謝る、ゴメン」

「心配するな…慣れた」


「初めて……生き甲斐を得た。そして」

「あの子たちの笑顔に私は救われたの……なのに」

「なのに…なんで…なんで」


俯いて声を震わせていた。

今日、初めてみる彼女の弱々しい姿。

本当に……愛してたんだ姉妹を。


「だから離れる時に」

「御守りを渡したの」

「御守りを?」


「中に……GPSを仕込んだ御守りを2人に渡したの」


そんなに心配だったんだ。

てか……GPSって。

 
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