インタビュー・ウィズ・キラー 慈愛なる殺人鬼の告白
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第1話 後半戦-2
前書き
続きです
フジコの旦那……名前は確か
ひ…ひで…忘れたけど
成金ゴリラ野郎の会社が倒産してフジコがイラついて2人の娘に虐待してた。
まだその当時は11人しか殺ってない。
当時、私は”遺族”の依頼で……殺すか法の裁きに委ねるかを査定するために
フジコを高級料理店に呼び出したの。
ーーーーー
ーーー
ー
「なんの用?」
「子供たちはどうしたの?」
「あんたに関係ないでしょう。それより用はなんなの?」
「いくつか忠告なんだけど……あたしにウソはつかない方がいい。後は浪費は控える事とクッソみたいな理由で人は殺さない方がいいわよ」
「……」
こっちの顔を1分ぐらい凝視していた。
多分、すずむしなりに小さい頭で察したんでしょうね。
だから
「あんたに……何がわかんのよ。あたしはねぇキレでいなきゃダメなの。綺麗に」
「アンタみたいに若い……」
「そういう問題じゃないの。美味しい料理つくても、中身が腐ってたら食えたモンじゃないでしょう?」
「私が……腐ってるって言いたいの?」
「んん。中身も無いし顔面工事し過ぎて妖怪みたいなツラしてるなーって思っただけ」
「んだとゴラァ‼︎‼︎」
そのまま、高級料理店で大乱闘。
最終的に私の垂直落下式ブレンバスターでフジコは病院送りなって1ヶ月入院。
これがフジコとの初めての出会いだった。
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