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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー

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第五十三話 野村大佐!将棋は実は種類が多い!!その五

「作者この作品はそうした感じで書いてるから」
「全ては思いつきか」
「後先一切考えないでな」
「本当にそうして書いてるからな」
「なりかねないな」
「うん、だからそうしたことは言わないでね」
 そしてというのだ。
「ここはね」
「黙って泰将棋か」
「それやるか」
「そしてな」
「今は楽しむか」
「それがいいよ、あと僕こうした外見だけれど」
 猪木さんと並ぶ偉大なレスラー馬場さんと同じ外見であるがだ。
「本当に将棋部員だからね」
「身長二メートル超えててもな」
「それでもなんだな」
「体格はまた別だからね」
 楽しんでいる部活とはだ。
「だからだよ」
「そうだよな、じゃあ」
「俺達も今はこの将棋やるか」
「泰将棋な」
「実際にやってみたら面白いしな」70
「このままな」
「今はやるか」
 こう話して実際に泰将棋をする二人だった、その次の日だった。
 二人は悪田部に強制連行されてだ、彼の事務所で言われた。
「今回の勝負は将棋だ」
「つまりこれまでのが前振りですね」
「伏線だったんですね」
「そうだ、もう勝負の演目がなくなってきてだ」
 この話の中盤からのことである。
「何がまだあるかと作者が考えてだ」
「それで将棋があった」
「そうなんですね」
「だからですね」
「今回は将棋ですね」
「そうだ」
 そうなったというのだ。
「君達は今度は将棋をすることになった」
「ううん、そういえば将棋はなかったですね」
「プラモとかファミコンはありましたけれど」
「あとスポーツも」
「少年漫画の題材になる演目は」
「それであと何があるかと探してだ」
 かけた時間は十秒だった。
「将棋があったのだ」
「ネタが尽きて」
「もういい加減にですか」
「将棋にしよう」
「そうなったんですね」
「そうだ、そして勝負の場所はだ」
 そこは何処かというと。
「大阪球場といきたいがだ」
「難波多いですからね、この作品での勝負の場として」
「しょっちゅう使ってますよ」
「なんばグランド花月とか府立体育館とか」
「作者の作品で常に書かれてますしね」
「だから作者もどうかと思ってね」
 あまりにも作品に登場させているからだ。
「今回は中百舌鳥になった」
「南海でいきたいってことで」
「近鉄、阪急ときましたからね」
「前に甲子園もやったし」
「関西のプロ野球チーム所縁の地の最後は」
「そこだということでだ」
 悪田部も言う。
「中百舌鳥になったのだ」
「わかりました」
「じゃあ勝負の時は中百舌鳥に行って来ます」
「それで将棋してきます」
「どうも泰将棋とのことだ」
 将棋の中で最も大きいそれだというのだ。
「作者がこれは凄いとのことでだ」
「ああ、それも前振りでしたか」
「俺達が学校で泰将棋をしたのも」
「そういうことだ、では中百舌鳥での戦いを期待する」
 かつて南海ホークスの二軍グラウンドがあったその場所でというのだ。 
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