転生マブラヴ オルタネイティヴジェネレーション
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七話
実際にサトシの後ろについて三人は 格納庫から直接エレベータに乗って上の階へ向かって移動していた。
「まっあ・・・結構でかいエレベータですけど、この船だけでも本来ならば10万人程度は普通に入りますからね・・・ この巨体ですから、色々な課があるので」
そうなのだ このエレベータだけでも物資運搬用と考えられるほどでかいのだ・・・だがそれも仕方はない、元々の世界では地球上の衛星軌道に浮かべて・・・各コロニーや要塞などの連絡用として使われる予定の船であったのだ、
そのために途中のフロワーには普通に一般人が入れるエリアも存在しているし、コンビニなども扱っているブロックも存在しているのだ。
だからこそ、サトシは今回はそこに向かって歩いていた。
「・・・なるほど・・・」
「へーー確かにそれ位の人間が居ないとまともに運用すら出来ない船なのね」
「ちっ・・・なんだよ・・・その人数は」
まっあマブラヴ側の人間にしてみればありえない人数ではあるが・・・機体の整備など警備部など
色々と存在してるのだから しかたが無い。
こうしてエレベータから無事にありて十分ほどサトシの後ろについて歩く中・・・コンビニなど人が居ない店などが存在していた。
三人ともそれらがやはり気になるのか? 周りをみていた。
「気になるのはわかるけど ついたぞ・・・」
実際にコンビニなど店がある場所からは結構近い場所に今回使う会議場は存在していたのだ。
本来のこの場所は・・・いってみれば この船の中で店を出すときに使われる時や何かしらの緊急時に使われる事がおおい場所ではある。
実際に三人とも強化服を着ている為か 女性二人のスタイルはどうしてもサトシも目を向けそうになってしまうが・・・
「それじゃあちゃんと挨拶します、、火星軍の地球偵察機動部隊の隊長をしているサトシ・アイズ・アルセイフ提督です」
するとサトシの自己紹介が終わると 黒いパイロットスーツを着ている黒髪のストレートの女性が話し始めた。
「ならばこちらもちゃんと自己紹介をしましょうか? 武装警察軍の戦術機大隊「ヴェアヴォルフ(人狼)」を率いる大隊長ベアトリクス・ブレーメ少佐」
次に金髪のこちらは黒とは違う薄い紫色のパイロットスーツをきた女性もやはり
「私は東ドイツ陸軍第666戦術機中隊の中隊長アイリスディーナ・ベルンハルト大尉だサトシ提督」
最後には赤い髪をした男性で・・・なんだが不良っぽい感じをしていたが。
「・・・東ドイツ陸軍第666戦術機中隊の隊員のテオドール・エーベルバッハ少尉だ」
こうして三人は機体越しではなくて・・・ちゃんとした生身で自己紹介を終えると。
サトシは当初から予定していたように三人に対して色々と話を始めた。
「まっあ・・・火星軍といっても こんなまだ16歳を提督して地球に派遣している時点で・・・ある程度の権限は与えられているから、君たちの身柄の保証はまっあ、大丈夫だと思うよ」
「それに貴方達には地球の一般常識と情報の提供をしてくれるならば・・・そうですね・・・今の所貴方達三人限定の専用機として・・・まっああれを三機渡しましょう・・・アレは第一世代機ですが・・・こちらにしてみれば・・・無論・・・メリットもありますが・・・それはこの書類にそれぞれがサインしてくれたらの話ですね」
そういうと ぷシューという音と共に・・・球体とへんてこな四画のロボットがその書類を持ってきたのだ。
「ハロ・・・サトシ・・・コレモッテキタ・・・ ドコニ・・・オケバ・・・イイ」
「「「!!!!!」」」
まっあ驚くのは無理は無いが、ハロシリーズはその役割が決められており。基本的な色、グリーンタイプはバランス重視である程度のことは何でもやってくれるのだ。
他のタイプは一芸特化タイプで・・・修理用のハロもこれに含まれているが・・・
今は関係ないので放置でいいだろう。
「まっあ驚くのは、無理はないが、アレはハロというロボットだ、ハロは汎用性が高いためにさまざまなタイプが存在しているぞ、特に修理タイプもあるし、こいつらがいなければ・・・この船もそうだが・・・ 機動兵器すら動かせないだろう」
これには三人とも黙るしかない、結局は三人とも自分達の愛機は整備兵と共に弄っているのだ。
なぜと思う人間がいるかも知れないが・・・自分が扱う機体の把握とか・・・してないパイロットは機体の限界値を知らないとどうしても 扱いが雑になるし・・・
下手をすると最初の出撃で死亡するなんて普通にありえるのだ、特に東ドイツでは出撃に見せかけて
戦場で殺すという手段を平気でとる国家なのだ。
「確かに・・・それで渡された・・・この契約書を読んで・・・サインすればいいのよね」
ベアトリクスはこの渡れた契約書見て・・・驚くしかなかった。
またテオドールもアイリスディーナも一緒であった。
「なによこの契約書は・・・いい この内容は!!!」
「チッ・・・なんだよこの内容は」
二人とも怒るのは無理は無いが・・・それでも仕方が無いのだ。
契約書の内容は以下の通りである
1【火星軍ならびに政府に地球上の一般常識の情報を提供すること】
ニ【この契約書を持っているものは・・・火星軍が有している一部の機動兵器の情報と兵器が与えられるが・・・それはあくまでも貸し出すだけであり、解析・改造・解体をしてはならない】
三【契約が完了した者にはそのニで渡される情報と兵器が与えられるが・・・同時にその情報は地球上の国家または一般人にも与えられるようにしなければならない・・・一部の国家が独占的に独裁することは認められない】
四 【機体・兵器の情報を独裁した国家は・・・または団体には今後は火星軍・政府は一切援助ならびに・・・その国、団体に属している人間は問答無用で排除される、これは同じ国家の契約者にも影響される】
5【契約者は問題行動を起こさないこと、起こすと四条に引っかかり強制排除する】
6【契約者は各国の階級にいちお縛るが、人権またはその国家の中での上下関係など・・・国家の厄介ごとを持ち込まないこと】
つまり四はたとえば東ドイツが情報を秘匿すれば 東ドイツという国は今後火星政府ならびに軍隊からの援助は一切ない、また契約している人間も同時に排除するといっているのだ。
また六番が一番厄介でもあった・・・ 当たり前だが・・・シュタージュにしてみれはこれが一番厄介でもあった。
下手をすると・・・東ドイツのパイロット達が集まるかもしれない・・・たがそいつらがシュタージュに従順とか普通に無いのだ。 だからこそ家族や部隊などにスパイを入れているが・・・
この条件を飲めば・・・堂々とスパイ活動は出来ない・・・下手すると・・・東ドイツだけが他の国においていかれると事もありえるのだ。
「私は・・・問題ない・・・地球の一般常識や情報等は・・・どの道手に入るからな、それならば早いうちに話しておいて損はないはすだ」
こうしてアイリスディーナは自らに渡された契約書にサインすると・・・同時に・・・その文面は消えて・・・
RXー79ー2【フルアーマーガンダム】の情報がアイスリの契約書に現れたのだ。
「なんだこれは・・・ この数値は・・・それに・・・この武装は・・・」
アイリスが驚くのも無理は無い・・・動力源すら普通に核融合炉なのだ、この世界にはまだ存在していたな机上の設計図の核融合炉が・・・モビルスーツと呼ばれる機動兵器の動力になっていたのだ。
「・・・いやだからなのか・・・サトシ提督・・・なのほど・・・確かに勝手に解体されたら・・・これは危ないな・・・危なすぎるから、これほどの契約書と制約がついているわけか」
「まっあそうですね・・・実際に動力が動力ですからね・・・この船の名前も出てると思いますよ、後動力源もMSより強力な物なので・・・整備には最新の注意を払っています」
「なんてものを・・・動力に」
「今ものじゃあ・・・確かに契約は必須かよ・・・歩く核兵器だったなんて・・・冗談にもほどがある」
そうアイリスが驚くほどの何かが有るのか それを知るために契約書にテオドールもベアトリクスもサインすると・・・やはり・・・自らの与えられる兵器の情報に見て・・・驚くしかなかった。
「確かにこれは・・・いいえ・・・地球上どの国家・・・団体・・・組織を捜しても・・・これは作れないわ・・・核融合路なんて代物は」
「核兵器だと・・・」
ドイツ国民にしてみれば 核兵器は禁忌に近い言葉を持っていたが・・・同時に恨んでいる兵器類の名前でもあった。
「うーーん 実際に宇宙空間などでは・・・バッテリー方式では使えないからな・・・だから核融合路タイプに変更されたんだが・・・その様子では・・・何かあったのか?」
実際にサトシにしてみれば・・・核兵器はカナダを不毛の大地にしてしまった兵器の名前として知っているだけなのだ。
マブラヴオルタ・トータルしかプレイしていない為に・・・知識の偏りがあるサトシはどうしてもちゃんとした知識がほしかった。
それからサトシは東ドイツの三人組から世界情勢から・・・一般的に常識などを聴いて・・・それを電子長にメモしたり録音などをして、後から他の国家から情報を得て 完全に情報の知り合わせ刷るようするためだ。
「わかった・・・つまり国連という組織もあると・・・そしてBETAによって滅ばされた・・・国家・・・亡命政権を他国で受け入れていると・・・」
「おおむね・・・問題は無いわ・・・そして私は・・・警察側に属しているの・・・こんなときにも・・・ヒトは犯罪を犯すから」
『ちっ・・・嘘だろう・・それは・・・』
そんなテオドール小さな思いは・・・言葉にはしないまま。
さまざまな話をして・・・再びテオドール・アイリスディーナ・ベアトリクスの三人はサトシに連れられて、再び格納庫にやってきたが・・・そこには堂々と・・・ガンダムと書いてあったモビルスーツと呼ばれる機動兵器が三機だけそんざいしていた。
「それぞれの契約書は同時に機体の番号や扱い方が載っているから・・・三人ともリフトを使ってコクピットブロックをあけて・・・乗ってみるか・・・」
「何ですって・・・」
「おいおいおい」
「なるほど・・・これが貸し出される兵器というわけね」
三人とも・・・それぞれの反応をしながら、 三人とも結局は・・・ガンダムというMSの魅力には抗えないまま・・・
三人とも自分達の契約書の書かれた番号が振られた機体へとコクピットをあけて・・・乗ってみた。
無論動かせないように機動プログラムはサトシの命令によりハロ達によってロックされている為にメンテナンスベットから動けないようになってはいるが・・・
それでも仮想戦闘プログラムなどは普通に入っているために。
「三人とも仮想モードの立ち上げはわかるだろう、それで機体の動かし方を覚えるのもいいぞ」
こんな事をいえばやはり三人とも・・・直ぐに契約書の中身を見て・・・仮想モードを立ち上げた。
「これは・・・すごいわ・・・それに対G性能が・・・ここまですごいなんて・・・」
「なるほど道理で・・・提督は・・・普段着で動かせるわけです」
「こんな加速性能・・・・すごすぎる・・・それに思い描いたように・・・機体を動かせるなんて・・・本当にバラライカと同じ第一世代機かよ・・・これがモビルスーツ」
テオドールにしてみれば第一世代機にしか乗っていない・・・しかも自分が思い描くように動くのだ。
これは本来・・・試作機の一機の一つなのだが・・・この世界では・・・普通に量産されているのだ。
ジムタイプよりもさまざまな性能が上なのだ、最もとテオドール・ベアトリクス・アイリスの三人は知らないが・・・ガンダムは元々エース仕様なのだ。
扱える人間が少ないことと高いコストを払うならば・・・低コストで大量生産できる機体のほうが色々とお得なのだから。
こうしてアイスリ・テオドール・ベアトリクスの三人がそれぞれ思うように割り当てられたガンダムを仮想空間内で・・・移動力・・・攻撃力・・・防御力・・・なによりも兵装のバリエーションの多さに驚いていた。
ハイパーバズーカなんて段数が少ないが・・・それでも当たれば・・・突撃級を十体はまとめて倒せる威力を有していたし、散弾方式ならば・・・レーザー級・タンク級すらも簡単に倒せる威力なのだ。
「道理で・・・すごいはずよね、アイリスディーナ」
「そういう、事ね・・・確かにすごい機体ではあるけど・・・腕が悪ければ・・・意味を成さないわよ」
「確かにね・・・でも粒子兵器・・・いいえビーム兵器類は・・・本当に冗談では済まさない威力ね、サーベルもそうだけど・・・ダガーも便利ね」
「私は・・・持ち運びができる・・・ヒート系も行けると思うんだが・・・それはパイロット次第と思いたいな」
確かにそうなのだ、ビーム兵器は確かに強力ではあるが・・・それでも整備施設が必要なことを考えると・・・前線のパイロット達にしてみれば
ヒート系がかなり使いやすいと考えるのは自然であったりする。
それにヒート系でも十分に戦えるのだから・・・別に問題ではない、むしりビームサーベル系が
厄介なのだ、間合いなど新たな考えなければいけないのだから・・・。
だがヒート系は元からある実体剣をヒート装置を組み込んだだけなので・・・その熱電力を上げれば普通にガンダムタイプの装甲すら簡単に切れるようになるのだ。
こうして三人が自分達に分けられて・・・与えられたガンダムに乗って・・・仮想空間でさまざまなことをためしていた。
後書き
なんとか書き上げました。
エースにはエース用の機体を上げないと・・・駄目と考えています。
だからこの三人には最初からガンダムを与えるようにしました。
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