サクラ大戦7人目の隊員
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9章第2部 災厄の鬼篇
9章第2部 災厄の鬼篇 役家と鬼頭家前編
千明達は・・・
千明達4人は、式神町の千明の家に来ていた。
「おお、千明、それに直哉君、さくらさんよく来てくださった」
「それでサキさん。今回のヴァサラと言う鬼は、誰に復活されたか、知ってますか?」
「さくらが、サキに質問した。
「ああ、今回の元凶は、鬼頭家が絡んでるようじゃ」
「え、修一の家が何でなの?サキ祖母ちゃん」
「それはな、千明・・・」
「それはな、家が、鬼神継承の、正統後継者の血筋だからだよ」
「な、修一どうしてここに?」
突如千明の前に、現れた鬼頭家の御曹司、鬼頭修一彼が現れた意味とは?
「やあ、役久しぶりだな、今まで学校に、来ないで何処に行ってたのかな?」
「別にあんたには関係ないでしょ、修一」
確かに、関係ないが、そう言えばあのチビとあの女は誰だよ千明?」
修一は、直哉とさくらを指差し、千明に聞いた。
「あんたには、関係ないでしょう出て行って」
そう言って、千明は修一を家から追い出した。
「おい、居るだろう、お前あの女とチビの事を僕に教えろヴァサラ」
「俺は、あの二人の事は、全く知らない」
「チッ使えねえ鬼だぜ、まあいいあの女も俺の女にしてやるぜ」
「ふっ、やつらは平行世界での前鬼のマスター達だ、だがそれを貴様が、知る必要はない。哀れな我がマスターよ」
役家・・・
「サキさん先ほどのの少年は、誰なんですか?」
さくらが、サキに聞く。
「あのお兄さん、何か、嫌な感じがしたよ」
「ふむ直哉君の言う通り、あやつが、鬼頭家の現当主の修一君じゃ」
「そして、私の幼馴染でもあるけどね」
「「えええーーー」」
直哉とさくらは、千明の言葉を聞いて、驚いていた。
「本当なのか?千明姉さん。あいつが、姉さんの幼馴染なのか?」
直哉はいつの間にか、裏直哉が表に出ていた。
「直哉君、さくらさん修一が私の幼馴染なのは、本当だよ」
「でも昔の修一は、あんな奴じゃなかったんだ」
千明の言葉を聞き、さくらが言う。
「千明ちゃんの幼馴染は、自分の力を・・ううん家の力を正しく理解してないのね」
「ふむ、さくらさん正確に言えば、それは違いますよ」
「え、どういう事ですか?サキさん」
「修一君は、歪められた教育を受け忠実に動いているだけなのじゃよ」
「じゃあ誰が、そんな教育を受けさせたんですか?」
「それは、修一の実の父親じゃよ」
「え、嘘実の親が、息子にそんな事信じられないわ」
「確かに直哉君やさくらさんの世界では、信じられないかもだけど、私達の時代では、これはよくある話なの」
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