サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
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2時間後、味吉にて
店員:「ありがとうございましたー」
サトシ達は会計を済ませ味吉を出た。
ヒカリ:「ごめんねっ、
全部奢ってもらっちゃって、、グスンッ
、、、うぇーん!」
サトシ:「、、、
それより、これからどうする?」
ヒロシ:「せっかく集まったんだし、
もう一軒行ってみるか?、、、
って言っても、ヒカリちゃんが
この様子じゃなぁ、、帰るか?」
ヒカリ:「行こう行こう!」
サトシ:「おいヒカリっ、
今日は帰った方がいい。いまタクシー
呼んでやるから。」
ヒカリ:「ダメよー!あたしだけ
帰るなんて絶対ダメーー!」
ヒロシ:「、、とりあえず、
ヒカリちゃんにはもう飲ませないで
一応次の店行ってみるか?」
ヒカリ:「いやったぁーー!」
サトシ:「ん〜〜、、、
ヒカリ、あんまり飲み過ぎんなよ?」
ヒカリ:「だーいじょ〜ぶ〜!!」
少し酔ってきたヒカリを心配しつつ、
サトシはヒカリに付き添い、
ヒロシが先頭を歩く形で
次の店を探し飲屋街を歩いた。
ヒロシ(どこにしようか、、、)
ヒロシが先頭を歩きながら
店を探していると、、、
ボーイ:「はいはいお兄さん達!
次の店はもうお決まりで?」
ヒロシ:「あ、スナックは今日ちょっと。」
ボーイ:「いえいえ!スナックなんかじゃあ
ありません!私共の店はタマムシシティで
1番落ち着けるBARなんですっ」
ヒロシ:「へぇー、BARか!」
ボーイ:「はい決まりー!ささっ!
行きましょうお兄さんっ!、、、って、
あれ?お兄さん、昔どっかで、、」
ヒロシ:「え?」
サトシ:「おーいヒロシ〜!ヒカリ、
やっぱりダメかも知れないっ。」
ヒロシが後ろを振り向くと
大分距離が離れた先で、しゃがんでいるヒカリと
付き添うサトシがいた。
ヒロシ:「えっ!?大丈夫か!?」
ボーイ:「あ、お連れ様があちらに
いらっしゃるようですね!
もし宜しかったら、私共の店で
休んでいらしても結構ですよっ!」
ヒロシ(確かに、いまタクシーで
ヒカリちゃんを家まで帰すには
時間かかるし、、よし。)
ヒロシ:「じゃあすいませんっ。
店までお願いしますっ」
ボーイ:「はいかしこまりましたー!」
ヒロシ:「おーい、サトシー!
次の店で水貰おう!ヒカリちゃんを
少し休めないと!」
サトシ:「わかったー!
もう少し様子見たらそっちに行く!」
ボーイ(サトシ?ヒカリって、、、)
ヒロシ:「、、あれ?ボーイさん
どうかしました?」
ボーイ:「、、あ、いやいや!何も!
とりあえず、迎えに行ってみましょう!」
ヒロシ:「?」
ヒロシとボーイは、サトシ達の元へ
駆け寄った。
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