サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
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味吉店内にて
店員:「こちらへどうぞ!」
サトシ達は店の個室に入り、
サトシの正面にヒロシ、
横にはヒカリという形でそれぞれ座った。
店員:「コースの方はいかがいたしますか?」
サトシ:「飲み放題でっ」
店員:「かしこまりました!」
サトシ:「えっと、メニューは、、」
サトシはメニューを広げた。
ヒロシ:「サトシって、酒飲むのか?」
サトシ:「いや、俺はあんまり飲まないよ。
会社の飲み会でも酔っ払いの世話係だし、
家でもあんまり飲まないなっ。
そういうヒロシはどうなんだ?」
ヒロシ:「俺は〜、飲まない訳じゃないけど
サトシとだいたい同じだよ。
たまに気分で飲む感じだな。」
サトシ:「そうなのか、、、
ヒカリは結構飲むんじゃないか?」
ヒカリ:「それどういう意味よっ(笑)
あたしもたまに気分で飲む感じかなっ」
ヒロシ:「へぇー、じゃあみんな
そんなに飲まないんだ。」
ヒロシ(居酒屋じゃなくても
良かったんじゃないか?)
サトシ:「とりあえず注文決めようぜ!」
ヒカリ:「そうね!、、あっ、
あたし”サーモンのカルパッチョ!」
サトシ:「もつ鍋も頼もう!」
ヒロシ:「飲み物はどうするんだ?」
ヒカリ:「ファジーネーブル!」
サトシ:「おれノンアルのキリンリキフリー!」
ヒロシ:「じゃあ、俺は生で。よしっ」
ピンポーン
ヒロシは店員を呼び出した。
店員:「ご注文は?」
ヒロシ:「ファジーネーブル1つ
キリンリキフリー1つ
生1つで。それからー、、、
サーモンのカルパッチョと
もつ鍋と、、あと焼き鳥の盛り合わせ。」
店員:「かしこまりました!」
注文を済ませ、サトシ達は会話を再開した。
サトシ:「、、ところでヒロシ。」
ヒロシ:「ん?」
サトシ「前から気になってたんだけど、
その首に下げてるペンダントは、なんだ?」
サトシは、ヒロシが首から下げている
木製で筒の形状をした
ペンダントが気になっていた。
ヒロシ:「あぁ、これかっ。これは、
あの事件が起きる何日か前に、
パピー(バタフリー)がトキワの森で拾ってきて
俺にプレゼントしてくれたんだっ」
サトシ:「えっ、そうなのか!?
ヒロシのパピー(バタフリー)、懐かしいな!」
ヒカリ:「へぇー、そうなのー♪」
ヒカリ(この人、ファザコンかしら?)
ヒロシ:「あぁ、だからパピーのためにも、
ポケモン達は絶対に探し出してみせる。」
ヒカリ:「そうね!みんなで力を合わせて
頑張りましょ!!」
サトシ:「そうだな!」
店員:「お待たせしました、こちら
飲み物になりまーす!」
会話をしていると、注文が届いた。
サトシ:「よし、じゃあ、かんぱーい!」
ヒロシ:「かんぱーい!」
ヒカリ:「かんぱーい!」
3人は乾杯し、今後の話を含めた
飲み会が始まった。
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