サクラ大戦来訪者は私の幼馴染
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2章 最終回 乙女達の挽歌8 御柱と二剣二刀の儀
ここが、御柱の間なのか?」
「左様ここが、御柱の間だ、帝国華撃団。そしてここが、貴様らの墓場となるのだ」
「京極!!」
「出でよ、降魔共」
京極が、大量の降魔を召還した。
「ではさらばだ、帝国華撃団」
京極は、降魔を召還し終えると、消えていった。
「皆とりあえず、降魔兵器を倒すぞ」
「「「「「「「「了解」」」」」」」」
御柱の間での戦いが始まった。
「しかし不思議ですね、レニ」
「何が?織姫」
「皆で、協力すると、ここまで戦いの幅が変わるなんてね」
「うんそうだね、今までいた所より効率は下がるけど、安心感があるね」
「それはね、レニ誰かを、信頼してる証拠だよ」
「信頼ですかいい言葉ですね、アイリス」
「へ、やるじゃねえか、すみれ」
「当然ですわ、それに再興の援軍が居るんですから」
「紅蘭大丈夫?」
「この位平気や、さくらはんと、直哉君の受けた痛みに比べたら」
「さくらはん。いいかこの世で一番辛いのは、肉親の死や、それをあいつは、平然と直哉君とさくらはんの目の前で、した事をうちはゆるさへん」
「紅蘭・・・」
「お姉ちゃんあの頃を思い出すね」
「そうね、直哉君」
「あのころの僕は・・・」
回想
「大神さんこんな時にいう事じゃないんですけど、不安なんです」
「不安?」
「ええ、この部屋に来てから強くなったんですけど、武蔵の供給元であるこの部屋を潰したら、目覚めさせてはいけない物が、目覚める不安が」
「直哉君心配するな、君には守護者のさくら君が、それに俺たち帝国華撃団がいるんだから」
「そうよ、直哉君」
「大神さん、さくらお姉ちゃん・・・ありがとう」
回想終了・・・
「あの時僕は本当の意味で孤独だった、だけどそれに待ったをかけてくれたのが、お姉ちゃんを始め、帝国華撃団の皆だった」
「直哉君」
そして、帝国華撃団は、御柱の間に召還された降魔兵器を全滅させ、直哉とさくらは、二剣二刀の儀をする為準備をし実行した。
「行くよ、さくらちゃん」
「ええ、良いわよ直哉君」
「「やああああああ」」
そして御柱は壊れ、次第に武蔵内部からその影響は、外で活動していた、降魔兵器にも影響を与え始めていた。
「司令一体これは、どう言うわけですか?」
風組のかすみが、米田司令に質問をする。
「これは、直哉とさくらが、やりやがったな」
「とういうことは、もう降魔兵器は出てこないんですね?」
ああ、そういうこった」
「「「やったーー」」」
風組の三人は大喜びだった。
そのころ帝国華撃団花組は、武蔵最深部にいると思われる、京極を追いかけて最深部にある部屋に到着した。
ここが最後の部屋だ、皆準備はいいか?行くぞ」
大神が部屋の扉をを開けると、そこには京極がいた。
「フフ、ようこそ武蔵の最深部へ、そしてここが帝国華撃団の墓場となるのだ」
「京極貴様の、降魔兵器は使えないぞ。それでも俺たちと、戦うつもりか?」
「フ、たがが魔力補給装置を、潰しただけで、もう勝ったつもりか?帝国華撃団」
「見よこれが、武蔵の御蔵を守護する超魔装機兵神王だ」
京極がそう言うと、通常の倍以上の大きさの魔装機兵が姿を現わした。そして京極は、神王に乗り込み戦闘準備を整えた。
「さあ!来るがいい帝国華撃団」
「この戦いに、終止符を打つぞ京極圭吾」
「何をほざく大神一郎ーー勝つのは、私だーー」
こうして、帝国華撃団vs超魔装機兵神王(京極)との最後の戦いが始まった。
その戦いの中、紫藤直哉と、真宮寺さくらの意識は、神王と話をしていた。
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