戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
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第五十一話 佐薙中尉!忍者は手裏剣!!その九
「作者は巨人関連の場所も書かないのよ」
「そもそも関西にないしな」
「あそこ本拠地東京だからな」
「作者的にはシベリアか平壌に本拠地移転して欲しいらしいな」
「北極とか南極とか」
「そうみたいね、じゃあ藤井寺でね」
駅前にしゃむすんがある。
「また会いましょう」
「よし、勝負の時はな」
「そこで会おうぜ」
「そして手裏剣だな」
「手裏剣勝負か」
「そういうことでね」
こう話してだ、そしてだった。
三人は一旦別れた、その後で。
尚智は尚武にだ、こう言った。
「それで今回写真集とDVDどうする」
「今回はか」
「ああ、誰がいい?」
弟にこのことを尋ねたのだった。
「ボーナスでゲットするのな」
「そうだな、星名美津紀さんどうだよ」
「ああ、あの人な」
「あの人童顔でな」
そしてというのだ。
「胸凄いからな」
「所謂ロリ巨乳な」
「あのギャップがいいだろ」
「妹か後輩みたいでな」
「それか自分の塾の生徒な」
そうした設定で話すのだった。
「それじゃあな」
「もう相当にくるよな」
「妹か後輩」
「これもまたよしだぜ」
「それじゃあ次はあの人だな」
「俺達より年上だからお姉さんか」
星名美津紀さんは二〇一五年時点で一九歳、二人は十七歳だ。
「童顔で巨乳のお姉さんか」
「それもいいよな」
「思わず涎が出るぜ」
「下半身もいいな」
「よし、じゃあな」
「次はあの人だ!」
こう言ってだ、二人は瞬時に時空さえ越えて夕日の校庭に出てだった。その夕日に向かって駆けだした。漫画の打ち切りの場面の様に。
そして悪田部のところまで来てだ、高らかに言った。
「俺達そう決めましたから」
「星名美津紀さんにします」
「そういうことでボーナスお願いします」
「用意しておいて下さい」
「勝負はまだはじまってもいないが」
悪田部はその二人に突っ込みを入れた。
「今からそう言うのか」
「俺達の勝利は決まってますから」
「もう既に」
「主役は負けませんから」
「何があろうとも最後は勝つのが主役ですよ」
「ライオン仮面を知っているか」
悪田部は主役は絶対に勝つと豪語する二人に極めて冷静に言った。
「このヒーローを」
「あの某ネコ型ロボットの漫画に出て来るですよね」
「漫画の中の漫画のキャラですよね」
「いきなり死ぬっていう」
「それでどうなるかっていう」
「そうだ、何とかフニャオ先生の作品だ」
作者の方に名前が来ているのは気のせいであろうか。
「その作品は主役は死ぬ」
「それで次の話で某オシシ仮面が出てですよね」
「その主役も死ぬんですよね」
「で、次は某オカメ仮面が出るとか」
「凄い話ですよね」
「そうだ、主役といえど死ぬのだ」
悪田部は二人にこのことを言った。
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