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サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜

作者:ドリ男
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35

ヒカリside

7年前、、、


アヤコ(母):「ヒカリ、、あなた、
就職はどうするの?」



ヒカリ(18):「うるさいなっ
昨日で通信教育終わったんだから
少しは休ませてよっ」


アヤコ:「うるさいじゃないでしょ!
今の内に就職探さないと、あとで
困るのはあなたなんだからね?」


ヒカリ:「わかってるわよ!
もう子ども扱いしないでっ」


アヤコ:「、、ちゃんと仕事しないと、
今の時代じゃ生きていけないのよ?
たとえ自分のやりたくない仕事だとしても、
立ち向かっていかないとダメなのっ。
ポケモンを失って、
夢も失ったあなたの気持ちはわかるけど、
いつまでも自分の好きな事ばかり
やってられないのよ?
辛い事があっても
気に入らない事があっても、
それを受け入れて生きていかないとダメなの!
それが、大人になるって事なの!」




ヒカリ:「またそのセリフ、、、
だったら大人になんかならないっ!
夢を途中で失った気持ちは
ママにはわかんないよ!!
あたしの気持ちなんてっ、、、
こんな世界なんていらないっ!
ポッチャマたちもいない、夢もない
こんな時代で生きるくらいなら、いっそ、、」


パーン!


ヒカリ:「っ、、、」


アヤコ:「甘ったれるのも
いい加減にしなさい!!」


ヒカリ:「、、、もういいっ、、、
もういいよママなんてっ!!」




























 
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