サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
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タマムシ駅から電車にのり、
サトシは帰宅した。
サトシ:「ふぅー、、今日も疲れたぜ」
コンビニ弁当で夜食を済ませ、
シャワーを浴びたサトシは
そのまま部屋に上がった。
サトシ:「ふぁ〜っ、、、」
相当疲れたのか、サトシは
ベッドに横たわり、体を休める。
サトシ:「、、今日は色んな事があったな
、、、それにしても、この資料、、」
サトシは1日を振り返ると、
隠し持ってきた資料に再び
目を通した。
サトシ:「確かに気になる事ばかりだ、、
まぁ、数年間山に篭ってたから
当時のポケモンリーグや四天王、他の
機関の事なんて全然知らないけど、、
あとで知ったのは本社に何人か元機関の人が
何人かいるって事だけ、、」
サトシが資料の内容を考えていると、、
ピコンッ
サトシ:「ん?」
サトシの携帯にラインが表示された。
サトシ:「、、あっ、、ヒカリだ。」
《ヒカリ》
おつかれさまっ
もう仕事おわったかなー? 21:15
サトシは返信した
《サトシ》
お疲れ!終わって部屋にいるよ。
今日はありがとうなっ。21:17
サトシは返信した後、
ヒカリの画面をみた。
サトシ:「、、ははっ、ピカリ、、か」
ヒカリは自分のIDをピカリと
記入していた。
昔のあだ名とは不思議なもので、
当時はそう呼ばれるのが嫌であっても、
大人になるに連れそのあだ名に
愛着が湧く場合もある。
サトシは心の中で
”ヒカリも大人になったんだな”と
改めて時間の流れを感じた。
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