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SAO‐戦士達の物語《番外編、コラボ集》

作者:鳩麦
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コラボ・クロス作品
戦士達×ツインズ
   SAOツインズ×戦士達の物語 opening

 
前書き
はい!みなさんどうもです!鳩麦です!

今回は現在この暁で連載中のソードアート・オンライン・ツインズとのコラボ企画をお送りさせていただきます!

さて、この企画の説明させていただきますと、前半、一話二話は僕と相宮先生の共通の文章となっております!!(執筆は相宮先生です)

そして、三話と、プロローグエピローグは、僕と相宮先生それぞれが別の視点から同じ時間軸を描かせていただきました!

二つの作品両方を知っている方は、ぜひとも相宮先生のところに投稿されている、もうひとつの視点もお楽しみいただければ幸いです!

また、僕のほうでは少しサプライズ気味のおまけ企画も用意しております!

ぜひぜひ、最後までお楽しみいただきますようお願いして、始まりのご挨拶とさせていただきます!

では、どうぞ! 

 
例えばの話をしよう
ある世界、Aがあるとする。その世界には、限りなく近いが細部の違うaと言う世界が存在する。
しかし、その細部は違う世界は実は一つでは無く、bと言う世界もまた、存在する。

まああくまで、例えばの話だ。それは有るかも知れないし、無いかも知れない……所謂、仮定の話でしかない。

今貴方が居る、その場所に、同じ時代の同じ時間で、並行に並ぶ別の世界には貴方ではない、誰かが居るかもしれないように。

“有るかもしれない”しかし“確かめようもない”。話すことには意味もない、取り留めの無い例えばの話。

しかし……果たして其処で話を止める事は、正しいのだろうか?

もし、「別の世界が有る」事が“有り得る”とするのなら……例えば、貴方が明日死ぬ確率がけして0%ではないように。宇宙人が居る確率がけして0%ではないように。壁に向かって投げたボールが、“量子トンネル効果”に乗っ取って、壁の向こう側へと壁を透過して到達する確率が、例え限りなく0に近くともしかし確率上だけは決して0%ではないように。

本来交わる事のない二つの世界が“何かの拍子に交わってしまう”。そんな確率も、決して、0%では無い。つまり……“有り得る”のでは無いだろうか?

…………

『どうしたの?』
おや。

『ねぇ、違和感ない?』
噂をすればなんとやら。とは少し違うかも知れないが、どうやらお客さまがいらっしゃったようだ。

『違和感?』
では……仮定が仮定でなくなった話をしよう。

…………

これは、とある世界達の物語。

ある意味で極近く、ある意味で遥か遠くに隣り合う、二つの世界の物語。

ある二人の世界と、ある一人の世界が、偶然にも交わった。

そんなとある秋の日の、物語。



 
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