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バトルスピリッツソウルコロシアム

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プロローグ

 
前書き
注意!
 この小説ではカードゲームのバトスピをお題にしてますが以下の要素が含まれております。
 ・駄文
 ・誤字
 ・リアルファイトのみ
 ・原作ブレイカー
 ・原作のイメージ崩壊
 ・オリキャラあり
 ・パロディあり
 ・その他諸々
 

 

 毎日が暇すぎて生きる意味がわからなったよ全く。

 俺?俺は火野紅汰(ひのこうた)。19歳の無職だ。え?なんで無職なのかって? 気にするな!

 とにかく、バトル系が大好きな二十歳を迎える社会人だ!

 で、どういう状況かって話すところだったな。まず場所は東京で……え?今何してるかを話せだって? わかった。俺は今、ガラクタを漁ってる。これを使って動物像を作るんだ。主に竜とか。

 ゴミ箱を漁ってる中、俺はあるものを見つけた。

 「なんだこれ?」

 俺は赤く光る謎の石を手に取った。綺麗だ……。

 ま、ゴミ箱に入ってたし、盗みの内に入らないよな。そう思った俺は石をポケットに入れて帰った。

――――――――――――――――

 俺の家は少しボロくさいが住み心地は個人的にいい。家賃はなんと毎月8000円! 安いだろ?
 

 「たっだいま~!」
 帰宅したのはいいけど部屋の中はガラクタだらけ。まぁすぐ作るからいいけど。
 さて、今日のMVPはこの石! でも使うの勿体ないな。

 そんなわけで、引き出しに入れることにした。
 「よし、作るか」

 俺が今作ろうとしてるのはこの赤い竜の像。名前は龍皇ジークフリード!

 え?日本人なのに東洋にいそうなネーミングだって?いやぁ、外国から輸入された伝説とか読んだらこんなネーミングになってな。近所から「変な名前」ってよくいわれるんだよな~。

 っと、そう語ってるうちにもう両腕が出来た。これは結構出来がいい。さ、このまま体と足を作っちまおう。

―――――――――――――

 現在時刻、フタサンマルマル。もうこんな時間だ。予定通り足と体が出来た。おまけに尻尾も。

 最後は頭だ。これをくっつければ完成だ。

 慎重に頭をくっつけた瞬間、引き出しが光った。
 「な、なんだ!?」

 引き出しを引いたら、あれ?光ってるの石だった。

 でもさっきのと光が強い。

 さらに石は強く光だし、意識を失った。

―――――――――――――
 
 目を覚ませば真っ白な空間。間違いなく俺の家じゃない。ここどこだ?

 「気が付いたようだな」

 なんだ?だれかいるのか?

 「ここはどこだ!教えてくれ!誰でもいい!」

 そう叫んだとき、後ろに大きな影が俺を包んだ。

 「落ち着け。見苦しいぜ」

 後ろ振り向けばでっかい赤い龍がいた。



 「うわあああぁぁぁぁ!!」

  なんだこの怪物!?でっか!

 「おいおい初対面で怪物なんてお前ひどいな。俺には名前があるんだぜ?」

 何故読めた!?てか名前?

 「だって、ここはお前の心の中だぜ?読めるも何も、ここではお前の心の声が聞こえるからな」

 嘘!? ここ俺の心の中なの!?
 「まぁ、自己紹介といくか。俺は龍皇ジークフリード。古き龍の王だ」

 ジークフリード!? あの竜の像が俺の目の前に!?

 「これからよろしく頼むぜ。相棒」

 そう告げた時、赤い竜ジークフリードは一枚の紙切れになった。

 「おい待てよ! どういうことだよ!」

 一枚の紙切れを手にした瞬間、いつも見る天井が視界に写った。

 「……夢か」

 辺りを見渡せば、そこら辺に置いてたガラクタと赤い竜の像が消えていた。

 「え、嘘。ない」

 代わりに机の上には紙切れ黒い紙切れの束と赤い石が置いていた。

 「なんだ? この紙切れ」

 裏を返せば怪物の絵が描かれている。その絵には一枚一枚名前がある。

 ゴラドン、ロクケラトプス、アイバーン。色んな怪物の絵が40枚もある。その中で目に止まったのは――――――――――――――――――
 
 「ジークフリード……」
 夢に出た赤い竜、龍皇ジークフリード。恐らくあの像がこの紙切れになったと考えられる。まさかだが、夢じゃないのか?
 
 ガララッ鳴り響く音、誰か入って来た。

 「お邪魔しまーす」

 来たよ。うるさい人。

 「今日こそ片づけて……あれ?すでに片付いてる? 」

 この娘がうるさい人、蛇草絵理(はぐさえり)。俺より二つ年下の幼馴染。潔癖症。

 「なんだ。やれば出来るじゃん。あれ?それなに? 」
 
 なんだろう。さっきの夢でなにか嫌な予感がする。

 「ちょっと聞いてるの?ねぇってば!! 」
 
  
 

 
後書き
 世界観は転載元で昭和中期ぐらいと書かれてますが、投げ捨てました。なので世界観についてはご想像でお任せします。
 カードについてはバトスピが始まったばかりの環境になります。当然リバイバルしてません。
 
 転載元 https://novel.syosetu.org/72743/1.html 
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