揺るがぬ生き様
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NARUTO
N.12
木の葉の里
「で、説明してもらおうかアンタの木遁」
「まぁそうですね。この資料を見てください」
俺は綱手姫に木遁の資料を差し出す。
そこには、木遁は血継限界ではないという事。
その裏付けの根拠が書かれていた。
「成程、あたしの一族は木遁ではなく緻密なチャクラコントロールが代々現れるって事か」
「そういう事です。そして土遁と水遁を合わせる事が出来たのが初代火影様だったという事です」
「これ面白いわよね~私も考えもしなかったわ…ナルト君は本当に興味深い」
「大蛇丸と同じなのが嫌だが、同じ気持ちだの」
「それぞれ一つずつを扱うのは、そう難しい話ではありません。
ですがそれを二つにしチャクラの配合等が合わさると難しくなるわけです」
まぁ陰と陽は今度でいいだろう。それよりも…
「では綱手様はダンゾウ様の所へ、大蛇丸は引っ越しが終わった様なので、挨拶を後でしに行きます。
自来也様は仕事です。」
逃げようとした自来也様はうちの部下に連行されていった。「なんでだのォー!!」という悲鳴が聞こえた
火影室side
「うむ、此度はご苦労であった。後ほど砂と会議があるお主も参加申請が出ている故出よ」
「わかりました。所で三代目、教科書は見ましたか?」
行く前に草案としては出来上がっていたものについて尋ねる。
「よくできておったよ、詳細を詰めれば完成じゃの」
良かった。不満はないみたいだ。
「今回の中忍試験に参加した者はみな中忍に昇格する事にした。
いつまでも下忍にしておくわけにもいかぬしな。それとナルトよ学会の面子を一人読んでおけ
会議で必要だろうよ」
「わかりましたダンゾウ様」
俺は施設に戻り、大蛇丸の元へ行く。
挨拶をしたついでに大蛇丸から相談を受けた君痲呂の体を診察し、後日手術を行う事を伝えた。
ついでに大蛇丸を会議に連行した。不機嫌そうになったので交換条件で科学を少し教えた。
会議では砂は豊かな土地が必要で緑化のために俺に来てほしいと言い
木の葉はその前にまず緑化を進めるのに必要な知識、そして里の防衛のノウハウを得てからだと互いに主張した。
俺は意見を聞かれたために、緑化を進めた場合に起こり得る事態。
生態系の乱れ、里の防衛、緑化した土地の保護の難しさを伝えた。
砂は大丈夫だと主張したが、俺はそれを一笑に付し過去に土地を分けて殆どを砂漠にした例を出し上役の反論をつぶした。
それと教育についてだが木の葉をモデルケースとして採用し
砂では幼少時は良く遊ぶ様にし、幼少時からの激しい訓練の危険性をさける方向で進める事になった。
まぁ頭でっかちな上役は、うちの里を見て遠い目をしていたが。
木の葉だけ世界観違う感じになってきてるもんな…
そうそう、鍛錬場になんか大英雄っぽい人がいたりとか…
「槍をヤラナイか?」 「フハハハハ!!童どもよ褒美だ!」
「お前口から火を噴くのか!なんと面妖な…」 「食は文化ですよ、子供たちよ」
………「何をしとんのんじゃ己等わぁあああぁあああ!!」
俺はライダーキックを馬鹿四人にぶちかました。
「おお!劔よ、暇なので来たぞ」
「気分転換に来たのだ!笑うがいい」
「いやな、面白そうなんで来たのさ。それよりもこれは余もできるのか?!」
「劔のごはんが食べたくなりました」
あれだけ放置したらそうなるか…決して作者の都合とかじゃないぞ?
なんで忍者見習いに槍持たせたりしてんだ…
ギルとイスカンダルはわかるけど、アルトリアはダメだろ欲望が溢れすぎだ。
それにダンゾウ様と三代目に呼び出しくらってるし…
よく見たら変化した両親がうちはフガク夫妻と話してるわ~
…取りあえず滞在許可はいただけたので安心だ。
家に帰ったらサムイさんとか多由也等と一緒に女性陣はキャッキャしてるし…
それに中を異界化させてるよこれ…Oh…
その後一週間ほどは会議やら案内やらで俺は忙しく
同期や親世代の指導はみなに任せていた。
ガイ班は李に師事したらしい。
人だけでなく猛獣等もやってきて
木の葉がカオスになったが喜ばれていたので問題ないだろう。
砂はまず羅砂の子供たちを木の葉で学ばせる様だ。
そのほかにも様々な人員がやってきていた。
俺は木の葉と砂を行き来し少しずつ植林していた。
たまに里に戻り芸術部の作品を見て、指導したりしたが殆ど里にいなかった。
そして他里にいったときに知ったことだが、どうやら俺が書いた掛け軸などの作品は高値で取引されるらしく
オークションを除いたときにその高さに驚いた。
綱手はシズネと共に医療の発展に従事し、政務の勉強をしていた。
ダンゾウも早く火影の任を受け継げとせかすらしく愚痴がくる。
三代目のじいちゃんは子供に大人気らしい。
だが家ではスケベ爺のようだ(木の葉丸 談)
砂以外の大きな里からはイヤミのような事を言われるが全部はねのけた。
ダンゾウ様の政治手腕はすごいと言えるだろう。
ただやってた事がドス黒いだけで…
それから仕事を粗方一年で終わらせた俺は何名か連れて拠点に戻り
プリニーに任せていた事の仔細を見たり、宇宙の鉱物研究をしていたケイネス達と一緒に試行錯誤したりと
忙しい中でも楽しい日々を過ごしていた。
ちなみに俺の中にいた九喇痲達は、のびのびと飲み食いしたり喧嘩したりしていた。
拠点に戻って2年がたち俺はそろそろ戻ることにした。
暁も動き出したらしく帰還命令が出てるしな…
サクラは魔医忍になってるらしく綱手が自慢してるとか…
まぁ木の葉は匠の仕事でなんということでしょう…状態になっているのでペインにやられわしないだろう
帰還した俺を待ち構えていたのは綱手様だった。
植林してる影分身と指導要員影分身しか残してなかったからな…
帰ったら書類仕事が待っているなんて。なんて日だ!!
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