サクラ大戦来訪者は私の幼馴染
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帝国華撃団の夏休み3 悪夢の日と人生最大最高の日
夏休み2日目の夕方・・・
大神は夢を見ていた。
夢・・・
「先輩」
「大神さん」
「うんどうした?さくら君に、直哉」
「「私達結婚しました」」
「ふむ、そうか結婚・・・・なんだとーー」
「それじゃ行こうか、さくら」
「はい、貴方」
そして二人は大神の前から消えた。
「あ、あ、ああああ待ってくれさくら君、さくら君、さくらくーん」
そして大神は眠りから覚め、一目散に熱海から仙台に向かってしまった。
薔薇組の3人は、見事大神の監視と言う任務に、失敗してしまった。
翌日・・・
仙台真宮寺家では・・・
花組隊員達を始め、帝国陸軍大臣京極を始めとする軍関係者や海軍大臣山口和豊が、集まり、紫藤直哉と、真宮寺さくらの結婚式がついに始まった。
「うう、周りの人が、凄い人ばっかりで私耐えられそうにないよ」
「私もだよなのは」
「そりゃそやなうちらの両端に陸海の大臣がおるからな」
「ですわね、京極大臣は、さくらさんのお父様と知り合いで、山口大臣は、直哉さんのお父様の友人といことらしいですわ」
「それはそれで、すげえよな」
そして式は進み、直哉とさくらは衣装替えの為に、一時部屋を出て行く。
「直哉君これから改めて、宜しくね」
「うんこちらこそよろしくね、さくらちゃん」
そして結婚式の終盤事件が起きたのだった。
時は遡り
大神は、熱海から仙台行きの蒸気機関車に乗り翌日早朝に、仙台に着き、街の人から、真宮寺家に向かっていた。
「なんだか嫌な予感がする。さくら君待っていてくれ、今俺が君の傍に行くから」
そのころ直哉とさくらにも、衣装替えの時、月組隊長加山から伝えられた。
「「ええーー加山さんそれは本当ですか?」」
「ああ、二人にとっては最悪だが、大神が間もなくやって来るぞ」
「直哉君どうしょう?」
「さくらちゃん僕は、大神さんの為に、熱海に行ってもらったのに、僕の優しさがわからない人には、現実を見せるしかないから」
「さくらちゃんも、言いたいことがあるでしょう?もう全部言っていいよ」
「わかったよ」
「これで大神さんが、潰れたらその時はその時だ、僕もう我慢しない事に決めた」
そしてその時が来た。
「その結婚待ったーーー」
!!
突然の大神の登場で、式に来ていた来客達は驚く。
花組や米田も例外ではなかった。
「おいおい、隊長が来てしまったぞ」
「嘘ーー熱海から仙台まで来たの?」
「あの馬鹿やろう」
「さくら君こんな結婚をする必要はない。君に相応しい男は、この俺しかいないのだから」
ガヤガヤ・・・
大神の言葉を聞いた来客は、戸惑いを隠せないでいた。
「大体俺のさくら君を奪い取った馬鹿な男は誰だよ?」
!!
「私がいつ大神さんの物になったんですか?」
さくらは強い口調で言う。
「何時からって、上野公園で再会した時からだろ?」
「「「「「はああああ!!」」」」」
大神の発言に花組隊員が一番驚いていた。
「さあ、さくら君俺と一緒に、熱海に行くぞ」
そう言って、大神はさくらの腕を引っ張る。
「嫌、離してください」
だが、大神はさくらの声を無視して、進むそんな状況を見せられ、来客は大神に対し、嫌な奴と言う感じで見ていた。
「さて、先輩満足しましたか?ちなみにこの結婚式は、紫藤直哉と、真宮寺さくらの結婚式なので、勝手に新婦を連れて行くな大神一郎!!」
「直哉君」
「おお、なのはちゃんついに全面戦争だよ」
「だねアイリスちゃん」
「こら、あんた達そんなこと言うんじゃない」
「「ごめんなさいマリア」さん」」
「今・・・・何と言った?直哉俺のさくら君を奪ったのは、お前だったのかーーーー」
そう言いながら大神は、直哉に迫るが、さくらが二人の間に入り、大神に見せ付ける形で、二人は誓いのキスをした。
「さくらちゃん愛してるよ」
「私もよ、直哉君」
「あああああーーー」
直哉とさくらの誓いのキスを直視した、大神は気絶した。
その後は何事もなく、式は無事に終了した。
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