サクラ大戦7人目の隊員
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現代 ちはやと花組前編
支配人室・・・
「それでちはやさんとやら、今千明と直哉が危険に陥ってるのは確かなんだな」
「そうじゃ、直哉と千明は私を助ける為に・・・」
「ちはやさんその護法リングと言うので、俺達帝国華撃団全員を直哉くたちの元に送れないんですか?」
「ふむ・・・できるには出来るが」
「本当ですか?」
「だがこの世界に呪力が存在していればの話じゃが」
「そ、そんなーー」
大神は、ちはやの返答を聞いて愕然となった。元々この世界に呪力と言う力はない世界なのだから。
「それじゃあ俺たちは、苦しんでいる仲間がいるのに助けにも行けないのか」
「大神・・・」
「ふむ大神とやら、一つ質問していいかの?」
「はいなんでしょうか?」
「何故お前は、恐怖を感じないんじゃ?私としても、二度経験してるが、怖いんじゃぞ見知らぬ世界は?」
「確かに俺でも怖いものは怖いんですよ、只俺が一番怖いのは、仲間を失う事なんです」
「フフ、仲間かいい響きだな、久しぶりにあやつの口癖を聞いたぞ」
「支配人ここに戦いが出来る乙女は何人いる?」
「戦いが出来る乙女・・・現状で7人だが?」
「7人か?少ないな、やはりこの案は無理だったか」
「ちはや、お前何を考えている?戦える乙女を集めて」
「何ちょっとした思い付きじゃ」
「とりあえず今宵はここまでにしてもらえるかの?」
「ああ、そうだな、大神ちはやを来賓室に案内してやってくれ」
「わかりました支配人」
そして大神は、ちはやを連れて、支配人室を出て、ちはやを来賓室に、案内をした。
翌日早朝・・・
「ふむ、やはり直哉達を救出するには、あのてしかない、だが人数が足りん。せめて後5人いれば、成功する夜も知れぬのに」
ちはやが劇場内を歩いていると、エリカとであった。
「おはようございます千明さん」
「残念だが、私は千明ではない、私はちはやと言う。
「そう言うお前は何もんじゃ?」
「私は、巴里華撃団のエリカです。よろしくお願いします」
「ふむ、エリカ一つ質問じゃがいいかの?」
「はいなんですか?ちはやさん」
「巴里華撃団も帝国華撃団と構成は同じなのか?」
「ええ、そうですね基本的には」
「もう一つ質問じゃが、巴里華撃団はお主を入れて、戦える乙女は何人いる?
「えーとわたし入れて丁度5人ですね」
「・・・」
ちはやは、あまりの驚きで、体が固まった。
「おーーーいちはやさん大丈夫ですか?」
エリカが、ちはやを心配するが、ちはやはまだ固まったままだった。
そして暫く、時間が経った。
ちはやは無事復活した。
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