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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー

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第四十七話 柴山少佐!漫画は藤子不二雄先生!!その二

「早世されたでごわす」
「福井先生もですね」
「その福井先生の代表作でごわす」
「それがいがぐり君ですね」
「そうでごわす」
 まさにというのだ。
「そこには昔ながらの日本があるでごわす」
「そういえば手塚先生は」
 この巨匠の作品はというと。
「映画の映像を意識した描写が多いですね」
「実際に映画好きだったとのことでごわす」
「石ノ森先生もそうでしたが」
 勿論藤子不二雄先生もだ。
「あの方々の作品は」
「映画、ひいてはでごわす」
「映画を通じてアメリカ等の文化がですね」
「入っていると解釈出来るでごわす」
「そうですね」
「おいどんはそちらも好きでごわす」 
 手塚治虫の流れもというのだ。
「どういった漫画も読むべきでごわす」
「読み、そしてですね」
「学ぶのでごわす」
 漫画からというのだ。
「今の漫画も然りでごわす」
「何時の時代の漫画も軽くは見られませんね」
「三十年前の作品でごわすが」 
 その作品はというと。
「北斗の拳は名作でごわすな」
「ただ描写のインパクトがあるだけではなく」
「人間の美しさも描いているでごわす」
「それもまた売りでしたね」
「南斗六将、そして北斗三兄弟に北斗流拳」
 四兄弟だがよく三兄弟となっている。三番目は特にカウントしなくてもどうでもいい存在だからだ。ただしネタキャラとしては最高である、
「どれも最高のものが描かれているでごわす」
「人の美しさが」
「元斗皇拳もでごわす」
 金色のファルコはその最期も素晴らしい。
「読めば感動するでごわす」
「人の素晴らしさを知り」
「まさに漫画界に残る名作でごわす」
 それが北斗の拳という漫画だ。
「作者も一押しでごわす」
「はい、私もそう思います」
「そしてでごわすが」
 西郷は瞬にあらためて言った。
「今回の勝負でごわすが」
「漫画でしょうか」
「そうでごわす」
 漫画の話が出たところで決まった。
「漫画を描いてそしてでごわす」
「その出来で、ですね」
「勝負してもらうでごわす」
 こう瞬に言うのだった。
「今回は」
「わかりました、そして」
「勝負の場所でごわすな」
「それはどちらでしょうか」 
 このことをだ、瞬は西郷に尋ねた。
「一体」
「滋賀でごわす」
「あちらですか」
「甲賀でごわす」
 忍者の里だというのだ。
「そこで勝負としたいでごわす」
「甲賀。甲賀衆ですね」
「漫画にも出ているからでごわす」
「忍者ハットリ○○ですね」
「その通りでごわす、いがぐり○んではないでごわすが」
 それでもというのだ。 
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