サクラ大戦来訪者は私の幼馴染
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新章突入記念 妹達の疑問 大神さんてどんな人?
太正14年正月・・・
大帝国劇場食堂・・・
明治神宮での、初詣を終えたなのはとフェイトは、直哉とさくらを除く花組メンバーと帝劇に戻って来た。そして昼食を取りながらなのはが質問をした。
「あの皆さん大神さんて誰なんですか?最近お兄ちゃんからその名前を聞くので」
「うーん簡単に言うと、直哉お兄ちゃんとさくらの邪魔する人かな?」
「「ええーーどういう事?アイリスちゃん」」
「こらちゃんと説明しなさいアイリス」
「なのは、フェイトよく聞いてね、大神さんは帝国華撃団の隊長を務めてたのよ」
「でもマリアさん。少尉が直哉さんと、さくらさんの邪魔をしてたのも事実ですわよ」
「それは、そうだけどここで言うのは悪いわよ、すみれ」
「いえマリアさん。なのはさんとフェイトさんの為に、直哉さんとさくらさんが受けた少尉の迷惑行為を、教えるべきですわ」
そしてすみれは最初に神武のことを語りだした。
「さてと、後はすみれさんのご実家の神埼重工か、今の所新機体を作る事は、財界の方には不評なのは知ってたけど、かなり厳しいよなあ」
「まして脅威が、去った直後だしな、復興に使って、商売に使いたいのもわかるけど、あれは露骨過ぎるよな」
「確かに、帝国華撃団は、維持費が膨大だけどさ、もし光武以上の力を持つ敵が出てくる可能性があるのに」
「流石お兄ちゃん敵を倒してすぐ新たな敵が出てきても良い様に準備するなんて」
「そうだね、なのは」
そしてすみれの代わりに紅蘭が語りだした。
「漸く帰ってきたか、直哉何処に遊びに行っていた?」
「別に、僕がどこに行こうが、大神さんには、関係ないはずですが?」
「ああ、確かに関係は無いが、米田支配人に仕事を押し付けるなよ」
「・・・」
「酷い!!兄さんはちゃんと新型機を作り、姉さんの特訓についてきてくれたのに、それを遊んでるで片付けるなんて」
「大神はんこれが、うちらの新たな力その名も、神武や」
「神武・・・紅蘭ちょっと待ってくれ、どうしてさくら君の神武が無いんだい?」
「大神はんそれは・・・」
「どうせ直哉のせいだろ?紅蘭」
「直哉がしっかり仕事をしてれば、こんな事には、ならなかった筈だしな」
!!「大神はんいい過ぎや」
「別に言い過ぎなもんか、事実だろう」
「大神さんて馬鹿なんですか?お兄ちゃんとさくらさんには、専用機体があることを把握してないんですか、今時全員が同じ機体に乗るのは、漫画やアニメだけでしょうに」
「なのはちゃん厳しいな」
そしてアイリスが最終決戦時の話を始めた。
「止めるんださくら君。こいつのいいなりにする必要はないんだ」
大神はそう言うが、さくらは反論した。
「大神さん貴方は、何をしにここに来たのですか?帝都を守るんでしょう、その帝都が後5時間足らずで、消滅するんですよ、量子砲が放たれて」
「それは・・・そうだが俺は、さくら君。君のことが好きなんだ」
「だから最後まで、俺の傍にいて欲しい」
「・・・大神さんありがとうございます。・・・でも、ごめんなさい大神さん」
さくらはそう言うと、大神から離れると、もう一人の葵叉丹と対峙した。
「止めるんだ。さくら君、さくら君、さくらくーん
「「・・・はっこんな時に、告白だってーー大神さん状況を考えようよ」」
「だよねアイリス達も驚いたし」
「それに告白の相手が、姉さんだなんて余りに可哀想もうカップル成立してる人に告白だなんて」
「以上が大神さんだよわかった?」
「「うんアイリスちゃんの言葉の意味も分かったよ」」
「フェイトちゃん、大神さんが来たら、全力でお兄ちゃんとさくらさんを守ろうね」
「うん、なのは」
なのはとフェイトは、大神に対し、変わった敵対心を持ってしまったのだった。
「いいのかしら、これで」
マリアが呟く。
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