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リヴァイと私~今日2人が会うと~part1

作者:風神真優
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お気に入り兵長と気遣う私 3 リヴァイside

「……はぁ」


俺は溜め息をついた。

今、報告書をまとめている。

やっと山ほどの仕事のうち半分くらいを終えた所だ。


……まだ、半分だ。


「……チッ。エルヴィンの野郎………… 」


深夜12時を過ぎてからエルヴィンが俺の部屋に入ってくるなり、


「リヴァイ、これを今日中に終わらせてくれ」

と言って山積みの資料を両手で抱えて持ってきやがった。

________

____

0時すぎ_……


「エルヴィン……それは……… 」


「今年の報告書だ。壁外調査の立案から実行後までのと、壁内での被害の報告書だけを抜粋している。これらを一つにまとめてくれ。今日までだ」


「…………。今、持ってきて今日締め切りか、その量を……前にも言っただろうが。ギリギリになって持ってくるなと」


「すまない。……よろしく頼むよ」

「チッ、了解だ……エルヴィン」


____

________


エルヴィンが帰り、一人でまとめ始めて思った。今日中に終わる気がしねぇ、と。



……おかげで俺は徹夜で寝不足だ。




半分ほどを終わらせ、きりのいい所だ。少し息抜きするか。


外の空気を吸おうと、俺は廊下に出る。


暫く歩いているとエネと思いがけず会った。


「あ、リヴァイ兵長」


部屋に戻ったらコーヒーを飲みながら続きをしようと考えていた所だった。だが、作る時間が惜しい、とも思っていた。


そんな時にエネと会い……


エネが淹れてくれると俺はその分、仕事に専念出来る。



それに__……

少しでも長くエネと居られるしな。ちょうどいい。


「エネ、コーヒー淹れろ」 
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