ソードアート・オンライン‐黒の幻影‐
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間章 人物紹介
ロービアンマフィア編
名前 :コルネリオ
固有名 :Cornelio The Lobian Syndicate Boss
性別 :male
年齢 :45歳くらい(外見年齢30代前半)
ベスト姿のフォーマルな出で立ちの男性NPC。第三層における大型隠しクエスト《清算》やその他イベントにおいて、そのストーリーの中核を為すキーパーソンにして、第三章後半のメインゲストキャラ。ティルネルと比較するにも燐ちゃん達には情報が乏しかったこともあるが、NPCとしては中々に個性の際だった存在。人族NPCでありながら固有名に《定冠詞》を持つことからもお分かりの通り、クエスト進行のルートによってはボスとして立ちはだかっていたかも知れない劇物めいた存在。
ジョークで相手を煽ったり、先に手を出させて正当防衛を言い張ったり、相手に回すと意外と狡いし厭な人。ただし仲間や友人には協力的なスタンスで接し、他者の努力や成果はしっかり評価する。時には自身が矢面に立つことさえ辞さないなど、部下思いであったりする。なお《好感度が上がった状態で夜のロービアの酒場に足を運ぶと一定確率でカウンター席にいるので、話しかけると奢ってもらえる》という設定を考えはしたが使わなかった。
戦闘においては刀カテゴリーに分類される漆黒の剣《朔之不知火》を振るい、卓越した剣技と足技を以て前線で暴れる。一応は刀スキル最上級技まで使用可能。とりあえずはフォールンエルフの親玉候補である《ノルツァー閣下》を釘付けに出来る程度の実力者。マフィアのボスだけあって能力値は高め。どちらかというとAGI寄り。何気に第四層はヨフィリス子爵やノルツァー閣下が居たりと猛者が集まる模様。前例が二人もいればバランスブレイカーにはなるまいと思った結果である。森エルフ陣営にもえげつないNPCがいると仮定すると、さしずめ《人族NPC代表》みたいなポジション。
本編ではヒヨリくらいの歳の娘がいるという発言の通りに妻子持ち。また、後書きで公開した《朔之不知火》の設定における船型のアストラル系モンスターに、妻と娘を始めとした少なからぬ街の住人が拉致誘拐された事件を解決した経緯から、自警団的な組織として機能していることは事実。実体としてはもっといろいろ手広くやっているけれど、気にしない方が吉。
名前 :ブルーノ
固有名 :Bruno:Lobian Syndicate Arch Cadre
性別 :male
年齢 :37歳くらい
スーツ姿のフォーマルな出で立ちの男性NPC。第三層における大型隠しクエスト《清算》やその他イベントにおいて登場するキャラクター。主にコルネリオの身の回りの雑事をこなす。コートや武器といった装備品をコルネリオに手渡していた方の人。組織内において反乱分子が現れた場合の粛清者としても行動するのだが、基本的に好待遇なので誰も反旗を翻したがらないのが現状。定時上がりを至上とする性格上、願ったり叶ったりというのは本人の内心だけの話である。
戦闘においては両手に嵌めた近接武器《ナックルダスター》を使用してインファイトに持ち込む。あまり活躍の場面に恵まれなかったものの、ユニークNPCである親方を食い止めるだけの能力はある模様。体術スキル持ちであり、燐ちゃんよりも熟練度が高いのだが、出番に恵まれなかった。
名前 :ロレッキオ
固有名 :Lorechio:Lobian Syndicate Arch Cadre
性別 :male
年齢 :32歳くらい
スーツ姿のフォーマルな出で立ちの男性NPC。第三層における大型隠しクエスト《清算》やその他イベントにおいて登場するキャラクター。主にコルネリオの身の回りの雑事をこなす。燐ちゃん達に指輪や報酬を渡したり、報告書を受け取ったり、他者とのアイテムの受け渡しを担当する方の人。組織外において不穏な動きがあった場合の諜報工作員として部下を指揮する立場にあるのだが、相手がエルフではどうしようもなかった。また、ティルネルの調剤作業に際してテーブルや椅子を用意してくれた人でもある。空き部屋に特設アトリエを急造してくれたところから察するに、無口なだけで根は優しい。報酬の受け取りを渋るとモロに負担がくる人筆頭だったりする。
戦闘においては曲刀による出血ダメージや強打によるディレイやスタンを併用してダメージを蓄積させていく。一応は親方の取り巻きを抑えていたのだが、生憎と数文字程度しか描写されなかった。
名前 :アドルフォ
固有名 :Adolfo:Lobian Syndicate Disciple
性別 :Female
年齢 :17歳くらい
スーツ姿のフォーマルな出で立ちの女性NPC。第三層における大型隠しクエスト《清算》やその他イベントにおいて登場するキャラクター。本文においては明記されていなかったが、一応女の子。燐ちゃんが気付かなかったのは、ショートヘアな上に良くも悪くもスレンダーだったから。なだらかさで言えばニオと良い勝負。
マフィアの構成員でありながら犬のような印象を思わせる人懐っこさを持ち合わせ、自分より各上だと認識すれば年下であろうと先輩呼ばわりするなど、相手の懐に潜り込むのが極めて上手いのだが、基本的にアホの子なので他意はない。純粋で無邪気なアホ。
先の船型モンスターに両親を奪われた後にコルネリオに拾われて名を与えられ、コルネリオの娘と仲が良いという裏設定の持ち主。出自も性格も立場も胸囲も対照的であるが、同性だからこそ芽生えた友情は、残念ながらお蔵入りである。現在は道具屋のお姉さん(29話参照のこと)のところに居候中。
戦闘においては短剣カテゴリーに属する《匕首》を使用し、ブルーノに手解きを受けたインファイトに加え、ロレッキオから仕込まれた刃物の心得を遺憾なく発揮した出血状態付与攻撃《ロス・ボロス》や、コルネリオに見所ありと賞された足技を駆使して戦場をしなやかに舞う。《Disciple》の名は伊達ではなかったが、生憎と戦闘シーンはバッサリとカットされている。それでも二倍にもなる相手に犠牲者を出さないあたり、やればできるタイプだったりする。
後書き
こんな感じのNPCがいて、隠しクエストは進行していきました。
アドルフォに至っては第二章前半あたりから構想が固まっていたので、正直なところ達成感が凄まじいですね。
次回は一気に時間軸が進みます。検証も兼ねて読み合わせ作業を行いますので、次章のスタートは不定期かも知れないです。
ではまたノシ
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