サクラ大戦7人目の隊員
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異界と繋がる時1
彼女の名はラチェット・アルタイル。元星組隊長である彼女は今紐育に向かう船の中にいた。
「どうして彼は私を、助けてくれたんだろう?」
ラチェットは、ダグラス社と共に帝劇内での動きを見張っていたにも関わらず。結果的に、帝国華撃団に負けて、ダグラス社は、崩壊の道を辿った。
だが、彼は、私に一言。「よく頑張りましたね」と言って研修が終了後、何事もなく自分の故郷であるニューヨークに、戻っていたその時、彼女は見た突如現れた大穴から、数人の人たちが、大帝国劇場付近に落ちるのを。
「一体また帝都で何が起きようとしているの」
そのころ帝都では・・・
さくらが、大河新次郎を、大帝国劇場に案内し大帝国劇場に入った瞬間さくらと直哉は嫌な予感がし、エリカとの話を切り上げ、外に行くと大量の降魔と、闘っている一団と出会った。
「お姉ちゃんこれは一体?」
「私にもわからないわ、何がなんだか」
「とにかく降魔と闘ってる人を助けよう」
「ええ、そうね」
「あ、さくらさん、直哉君」
「「何でエリカさんがここに?中にいるはずなのに」」
「さくらさん、直哉司令久しぶりです。ジェミニです」
その時二人の頭にジェミニの情報が入って来た。そして二人は、話を合わせる為に話をし、降魔と戦い始めた。
「一体何が起きてるの?この帝都で?」
「わからないけど僕とお姉ちゃんは、とんでもない事件に関わったと思うよ」
「「直哉君、さくらさん、今は降魔の撃退をお願いします」」
ジェミニとエリカが、ペアとなり、さくらと直哉が、ペアとなり、戦っている人たちと合流した。
暫く降魔と闘っていると、鮮やかな女性が現れた。
一緒に戦ってる仲間の一人が女性に向け言った。
「お前たちは一体何者だ?」
「私達は、この世界に終焉をもたらす者よ」
「何ですって!!」
「そろそろ出てきたら?殺女」
鮮やかな女性がそう言うと、降魔・殺女が現れた。
「「そんな馬鹿な!!」」
「フフ、久しぶりね、直哉君、さくら」
「大神君はいないのね、残念だわ」
「おい坊主、あの女の知り合いか?」
「はいかつて、僕達が倒した・・・・敵です」
「そうかい、敵なら容赦しねえ」
「直哉君・・・大丈夫?」
「うん・・・お姉ちゃんありがとう」
「ううん私も、ショックだよ」
「でも、良かったよこの現象に、大神さんが、関わらなくて」
「そうね、直哉君」
そして敵を、全滅させて改めて自己紹介をした。
「私は、真宮寺さくらです。そして、私の後ろにいるのが、私の弟の真宮寺直哉です」
「「宜しくお願いします」」
「ああ、宜しく、ここは大正なのか?俺たちの知る?」
「いえ、ここは、エリカさんと、ジェミニさんにとっては本来の世界ですが、他の方々にとっては、パラレルワールドの過去と、言う事になると思います」
「成る程な」
「お姉ちゃん。多分だけど、暫く帝劇に帰れないと思う」
「何でなの?直哉君」
「多分。帝劇の扉を開いたら、異世界に繋がってる可能性が高いから、他の人も準備いいですか?」
「「「ああ」」」
そして、全員で扉を潜るとそこは、直哉とさくらの知っている世界ではなかった。
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