| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ワケあり生徒会~短編集~

作者:さぁたん
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

もしも

瞳side

結局、3人で手を繋ぐのは
生徒会室の前まで続いた。

「嬢~?早くあけねぇの~?」

開けたときの優斗の反応が
分かりすぎて開けたくない。
けど、開けないと生徒会室には
入れないワケで、、、

「やっぱり私、教室に、、、
「行かせるワケないでしょうに。
朝食だってまだだろ~?」

そう言って生徒会室のドアを
開ける奏。

「瞳ちゃん、やっときたー!
昨日メールしたのに
なんで返信くれなかったのー?
僕、ずっとまってたんだよー?」
「優ちゃん、ちょっと静かに
してちょうだいよ~。」

その後、奏に「これ、嬢のやつな~」
と言って弁当箱を渡された。

「ありがとう。
でも、あんまりお腹空いてないから
お昼に食べるわ。」
「そんなこと許されると
思ってんの~?
1日3食きちんと食べないと
だめでしょうに。
今日、朝昼きちんと食べたら
夕食は嬢のリクエストに
しましょうかねぇ~。」
「本当に?」
「こんなことで嘘ついても
仕方ないでしょうに。」

そう、、、よね。
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧