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『小さな街の、大きな闇。』

作者:零那
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『信頼』



永斗がババァと逢う事に。
怜は永斗の行き先を尾行した。
組の人間にもバレんように充分気を付けて...。

海斗は自宅待機。
唯と渚は仕事。

零那は此の日、たまたま永斗がババァ達と会うマンションの近くで、組長と逢う事になってた。
で、怜が零那に気付いたらしくメールが入る。

『何処の誰とおるん?また何か探りよん?』

『ちゃうちゃう!父さんみたいな人!大丈夫、安心して!』

『わかった、信じる』

『ごめん、いらん心配かけて。でもホンマ大丈夫!なんなら紹介できるくらいホンマ安心できる人!』

『いらん心配言うな!心配して当然や!後で会わしてもらう』

『わかった!話しとく』

『ほな』『うん』

尾行終わりに怜が来た。
あーやっぱ信用されてなかったかぁ...しゃあないけど。
怜が笑いながら言う。

『今オマエ信用されてないなぁとか考えたやろ?』

零那絶句。

『チョットな。どうせならオマエの人脈も利用さして貰お思て。信用しとるよ。当然やろ』

意地悪そうな笑顔で言う。

怜はズット組長と話し込んでた。
零那は、おとなしく飲んでて少し酔ってた。

『それ以上飲むなよ?ごめんな零那、ありがとっ!情報得られたし先帰るわな!』

『わかった!気を付けて...』


 
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