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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー

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第四十二話 竹田大尉!アメフトはハード!!その十三

 試合になった、だが。
 試合は互角のままだった、二人はこの状況にいつもの展開で言った。
「双方同じ得点か」
「互角のままか」
「それでもうすぐ終わりか」
「試合展開は早いな」
「あれこれぐだぐだ言う方が長い」
「そうした作品だからな」 
 それで納得しなければならないのだ、この作品を読んでいるのなら。
「読者も納得しろ」
「納得して読めよ」
「とにかく試合は互角だ」
「ここからどうするかだ」
 それ次第だというのだ。 
 そしてだ、二人で相談するのだった。
「さて、どうしたものか」
「この状況をどう打破するか」
「そして勝つか」
「それが問題だな」
「このままいったら勝てないぞ」
「これもいつも通りの展開だけれどな」
 マンネリズムも居直ればどうということはない、タイムボカンシリーズの偉大さはそうした居直りにもあったと言っていいだろう。
「さて、どうしようか」
「それが問題だな」
「どうして勝つか」
「知恵の出しどころだな」 
 こう二人で話す、そして。
 二人はクローン達を見てだ、にやりと笑って言った。
「クローンじゃなくてな」
「ああ、アンドロイド入れるか」
「アンドロイドならいい」
「クローンなら人権言われるかも知れないけれどな」
 確か手塚治虫先生の漫画でそうしたテーマを扱った作品があった。火の鳥の何編だったかであろうか。作者は覚えていない。
「アンドロイドならよし!」
「何をしてもな!」
「それをやってやるぜ!」
「これからな!」
 二人で話してだ、そのうえで審判の田所さん(モブです)に言った。今回のゲスト声優さんは佐々木望さんだと嬉しい。
「おい審判さん選手交代だぜ」
「七番を十七番に交代だ」
「クローン五号からアンドロイド一号だ」
「そいつに代えるからな」
「少しはネーミング考えろ」
 田所さんは佐々木望さんの声で突っ込みを入れた。
「何だアンドロイド一号っていうのは」
「作者が今考えたんだよ」
「書きながらな」
「一切考えないで出したんだよ」
「ついでに言えばクローンの名前もな」
「そうか、本当に何も考えないで書いているな」
「だからそういう作品なんだよ」
「適当一筋なんだよ」
 適当も一筋にいけるものなのだ。
「だからいいな」
「アンドロイド一号に交代だ」
「殆どネズコンドルだな」
 仮面ライダーでなくだ。
「あれも一号、二号だったな」
「うるせえ、それゲルショッカーの怪人だろ」
「カナリコブラと一緒に出てたよな」 
 ペット作戦の時の怪人だ。ゲルショッカーはブラック将軍の指揮の下色々な怪人を出してダブルライダーと戦っていた。
「変な怪人出すなよ」
「しかもあの怪人変に義侠心があって強かったんだよな」
 カナリコブラに助太刀を申し込んだり一号を失明させたりしている。 
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