サクラ大戦7人目の隊員
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5章 最終回 最後の審判再び
犬神と前鬼の活躍で、直哉は復活したが、パトリックをサタンが裏切り再びサタンは、世界を原初の闇へと返そうとしていた。
今ここに、悪魔対人間の戦いが始まろうとしていた。
「皆気をつけて、サタンの強さは、以前と違うから」
前鬼も千明お姉ちゃんも、犬神さんも気をつけて」
「ああ」
「ええ」
「ふ、準備が出来たようだな、ならば行こうか我等の最終決戦の地宇宙へ」
サタンと帝国華撃団と、協力者たちは、地球を離れ広大な宇宙へと飛び出した。
シャノアール地下司令室・・・・
「グラン・マ、あいつは何者何だ?」
「それに巴里の事件直後なのに、帝都が大変な事に」
「直哉たちが、戦ってる奴は誰なの?」
「パリシイの怪人の方が赤ん坊に見えるぜ」
「あれは・・・まさか・・・悪魔王と呼ばれるものでは?」
「正解だよエリカ、あいつは、悪魔王サタンさ、そして2年前にムッシュとさくら達帝国華撃団が、滅ぼした存在さ」
「何だと!!じゃあ奴は、蘇って来たのか?」
「そう、何者かがね」
宇宙では・・・
クッ強い、それに降魔も、今までより数倍強い」
「お姉ちゃん何とか、サタンの天使体を出現させて」
「わかってるけど、きゃあああ」
真双焔武は、背後からの降魔の攻撃をまともに食らってしまった。
「まだこれからだぞ、帝国華撃団、出でよ降魔」
サタンは大量の降魔を召喚した。
次第に数と言う物量に、押され窮地に追い込まれる帝国華撃団と、協力者達。
シャノワールでは、帝国華撃団とサタンの戦いの行方を見守っていた。
「くそ!!皆頑張ってくれ」
「でも、さくらと直哉君の動き変じゃない?」
「確かに、あの二人が背後を、簡単に取られるとはな」
「何かあったのか?」
「皆聞いておくれ、今帝劇から救援要請が届いたよ」
「何ですって?グラン・マ本当ですか」
「ああ、ムッシュ米田から正式にね」
「でも我々は宇宙へは単独では行けません」
「それは、私に任せて、お、お、が、み君」
「え、あ、貴女はあやめさん」
「何で、あやめさんが、ここに?」
「サタンが甦る時、私も蘇るのよ、大神君」
「それじゃあ、あやめさんが皆の所へ連れて行ってくれるんですか?」
「ええ」
「巴里華撃団出撃せよ!!目標地点宇宙!!帝国華撃団と共に、悪魔王サタンを倒すぞ」
「「「「「了解」」」」」」
あやめは天使化し、あやめの力で大神達巴里華撃団は宇宙に旅立っていた。
宇宙では・・・
「くそ!!強いぜ」
「前鬼頑張って、こう敵が多いと、超鬼神に出来ないし、ゴキも消耗してるし、直哉君にアシストしてもらう余裕もないし」
「ふふ、どうした真宮寺さくらよ、動きが鈍いぞ、やはり貴様の弟が、足を引っ張ってるな」
「そんな事は無いわ」
「ならば姉弟仲良く死ね、来たれ、地獄の御使い、獣之数字!」
サタンの全体必殺技を受け帝国華撃団全員が、ダメージを受ける。
「お姉ちゃん。皆大丈夫?」
「ああ、なんとかな、直哉」
「しぶといな帝国華撃団、だがここまでだ!!死ね」
「そんな事させません」
「「ええ、嘘」」
直哉とさくらは、声の主を見て驚いていた。
「誰だお前たちは?」
「巴里華撃団参上!!」
「巴里華撃団だと」
「久しぶりだな、葵叉丹」
「貴様は大神一郎!!どうしてお前がここに来れる?」
「それは、私が彼らを連れて来たからです」
「またお前か、ミカエル」
「サタン帰りましょう、天の父の元へ」
「大神一郎お前と戦えて嬉しいぞ、此度は、我が勝つ」
「ふざけるなサタン、勝つのは俺たち帝国華撃団と巴里華撃団だ、行くぞみんな」
「了解」
そして二つの華撃団の総攻撃が始まる。
「正義」
「友情」
「勝利」
「平和」
「そして、愛」
「「帝都に我等のいるかぎり」」
「悪の栄えることはなし」
「たとえどんなに苦しい戦いでも」
「自分自身の力と」
「愛する力で戦う」
「そして勝利を掴むまで」
「僕たちは、決して負けない」
「それが帝国華撃団だぜ」
「俺たちは正義だ!!
「「絶」」
「対」
「正」
「儀」
「帝」
「国」
「華」
「撃」
「団」
「ぐおおおお。この私が、また負けるだとーー」
サタンは二つの華撃団の最後の一撃を受け消滅した。
そして大神とエリカ達は、再びパリに戻り、直哉達帝国華撃団は、帝都に無事戻って来る事が出来た。
こうして、戦いは幕を閉じたが、帝国華撃団がサタンたちと戦っている間に、新たな闇が帝国陸軍へ渡されていた。
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