サクラ大戦7人目の隊員
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5章 復活の降魔篇
5章 復活の降魔篇 立ち込める暗雲前編
前書き
この章では基本大神がまだ巴里にいる時期の帝都の話なので出て来たとしても出番は余り出ません。最初以外は。
代わりにサクラ大戦Ⅴの前日譚的ゲームに出て来たキャラ達が出て来ます。
「パトリック様準備が、整いました」
「そうですか、我等の計画を発動するには、いまだ混乱が物足りないのです」
「黒騎士、赤騎士白騎士、反魂の術を使い、悪魔王サタンとこの地に眠る怨霊降魔を使いこの地帝都に混沌を作り出せ、我等の主のために」
「「「ハッ」」」
パトリックの命を受けた3人はいずこかに消えたのだった。
太正15年10月巴里・・・
「巴里を震撼させた事件パリシイ事件を無事解決させた大神と巴里華撃団。
彼らは漸く手に入れた平和な時を、満喫していた。
「ふうこんなもんかな、ねえコクリコ?」
「そうだね、イチロー、でもやっぱり悔しいなあ」
「何がだい?コクリコ」
「あのダンスコンテストだよ」
「ああ、あれは私も、悔しかったぞ」
「「グリシーヌ」」
「今度は私達が、勝つぞ」
「「ロベリア」」
「そうですね、今度はさくらさんと、直哉君に勝ちたいですし」
「花火君」
「でも、さくらさんと直哉君のダンス凄かったですね」
「あれには、我等も脱帽だったな」
大神達が、平穏を満喫している頃、シャノワールで低との異変を感知していた。
「オーナー依然帝都にある帝国華撃団本部と、連絡繋がりません」
「オーナー大神さん達に連絡しますか?」
「待ちな、シーまだムッシュ達には、伝えなくて良い」
「しかし、オーナー」
「良いかい、私達の通信が届かないなら、私たちには何も出来ないんだ、そんな状況なのにあの子達を不安にさせてどうするんだい?」
「それに、あんた達帝国華撃団が、簡単にやられると思うかい?」
「「それは・・・」」
「とりあえず通信は続けて送りな、繋がるかもしれないからね」
「「ウイ、オーナー」」
「直哉、さくら無事でいるんだよ」
帝都東京・・・
「支配人駄目です。外部との連絡が一切繋がりません」
「何だと!!」
「これではまるで、帝都東京全体が巨大な迷宮のようです。各隊員と連絡は帝劇周辺のみと、制限されています」
「何と言うことだ」
「パトリック様、作戦の第一段階、帝都巨大ダンジョン化、成功しました」
「これで帝国華撃団の行動範囲を制限する事が出来ました」
「白騎士、このダンジョン化を止められる可能性はありますか?」
「それは無いね、ダンジョン化を止めるには、僕達が、帝都中に設置した装置を3つ全て同じタイミングで破壊しなければ駄目な上に、僕達が守護するからね」
「その他にも、降魔や、パリで捕獲したポーンを放ちますので、彼らには勝ち目などありますまい」
「そうだと良いんですけどね」
そのころ直哉とさくらは・・・
「成る程ね、あの4人が、今回の首謀者なのか」
「直哉君一度戻る?」
「そうだねどうやら、この現象を止めるには、3人の騎士を倒さないと駄目みたいだね」
「それをクリアーしても、問題が起きると思うけどね」
「それじゃあ帝劇に戻るわね」
「お願いお姉ちゃん」
果たして帝国華撃団は、この窮地を抜け出せるのだろうか?
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